アンサンブルズ東京2019 はじめての丸刈リータ/設営&直前リハ編
アンサンブルズ東京、当日の朝です。
浅草のホテルでゆっくり目に起きて、
まずは長女と衣装合わせ。
毎年色々と被り物をして盛り上げているのですが、
今年はなんてったって大友さんも大活躍の『いだてん』年ですから、
それにちなんだものを、ということで2か月前から
せっせとわが家の工作部隊ががんばっておりました。
娘は奥さんが手縫いでこさえた『あまちゃん』の天野アキちゃんの衣装。
自分はこれまたお手製の日本代表のユニフォームで
『いだてん』の金栗四三さん。
ただ、自分の四三さんは、いってみれば真っ白の体操服なので、
それだけでは全然目立ちません。
せっかく扮装するなら、できることは全部やって、
その結果みんな盛り上がればいいじゃんということで、
急遽、浅草の床屋を検索して、ばっさりと丸刈り。
人生初のボウズです。
床屋のおっちゃんも、「ほんとにいいの?」と何度も聞かれましたが、
打ち出しした「いだてん」の画像を見せながら、
この通りにとリクエスト。
あっという間に刈り取り終了!!
長女は、見慣れない頭にずっと大笑いしておりましたが、
なってみればスッキリ♪
会場入りすれば、リハや設営でバッタバタになるので、
会場入りする前に腹ごしらえ。
浅草と言えば、ご存知カンザスシティバンド!!ということで、
いつもよくしていただいている事務局のお姐さんに
安くて旨いところを事前に教えてもらっていて、
(お姐さんは出張でバンクーバーだったのでお会いできず泣)
水口食堂さんへ。
まだ午前中ですが、すでによろしく一杯ひっかけている方々もいて、
思わず景気づけにといきたくなるところを我慢して、
お昼ごはん。
絶品とおすすめされていた揚げたてコロッケが旨し!!
ほかにもオムレツやらなんやら、
目いっぱい食べてもリーズナブルでお腹パンパン。
ごちそうさまでした!!
食事を終えたら地下鉄を乗り継いで神谷町。
そこから歩いて 東京タワーへ。
もうすっかりおなじみの場所、帰ってくる場所となりました。
ああ、今年もワクワク!!
ちょっと遅れてしまったって、すでに会場設営が始まっていて、
大急ぎで荷物を置いて、大風呂敷をお手伝いします。
それにしても今年も前年に引き続いてのカンカン照りで、暑い!!
大友さんと言えば雨男なはずなのだけど笑
毎年、会場を彩るのはプロジェクトFUKUSHIMA!の大風呂敷なのだが、
様々なところから集められた端切れを繋ぎ合わせた
この大風呂敷こそが、このアンサンブルズ東京のスピリッツを
とてもよく表していると思います。
つまり、本来の用途で使用されなかったり、
もう不要となった布切れでも、少しの工夫やアイデアで、
いかようにでもこんな風にして世界を華やかにすることだってできるということ。
そして、もうひとつは、年代もメーカーも産地も価格も全然異なる、
様々なものが一堂に会することで、
それだけでは見えてこなかったような色やデザインが
こんなにも見事に生み出されるということ。
それはつまり、国も肌の色も性別も貧富も右も左も、全然関係なく、
色々が手を取り合って一つになることの可能性、
そのものだと思うのです。
設営が無事済んで、そこからリハーサルです。
まずはフィナーレを飾る大友良英スペシャルビッグバンドのリハ。
と、途中から今回の大物ゲスト・水前寺清子さんが会場入りして、
みんな大はしゃぎに!!
とっても小柄で華奢なのですが、オーラが半端ありません。
会場のそこかしこから、思わず上がる「チータ!!」の声に応じて、
お客さんやリハ待ちの我々にも手を振って愛嬌を振りまいてくれました。
(写真はNGなのでなしです)
そうして、『三百六十五歩のマーチ』がはじまると、
もはや本番が始まったのかというような大盛り上がり!!
そりゃそうです。
これはもう、本番が楽しみ過ぎる!!
それから、順番が回ってきて、栗コーダーさんのリハーサル。
立ち位置だったり、マイクやアンプの調整などをしつつ、
一通り吹き終える。
スペースがあまりないため、譜面台1つを2人でシェアして。
娘と格闘しながらも、どうにかなりそうです。
栗コーダーさんのリハの後は芳垣隊のリハとなり、
自分たちはパレード開始までは待機。
ひとまず涼しい東京タワーの中へ入ると、
大友さんとsachiko Mさんとばったりして、ご挨拶。
今年は何やるの?と聞かれましたが、まだ内緒にしておきました。
今のところ、普段着で帽子を被っていたので、
まだ誰にもバレていません。
室内で、リコーダーと踊りの練習をして時間を過ごします。
そうして、いよいよ時間となり、トイレで衣装に着替え、
いよいよパレードの会場へと向かいます。
ということで、次回、本番スタート!!
つづく…