記憶の残滓 by arkibito

「マジメにアソブ、マジメをアソブ」をモットーに、野山を駆け、コトバを紡ぎ、歌う。

稲刈り2019

記事前後します。

毎年9月の初旬~中旬の週末は、

長浜にあるヤンマニュージアム農園さんで稲刈り。

春は田植え、秋は稲刈り、

これがわが家の恒例行事となっています。

去年は残念ながら台風直撃のためお流れになってしまい、

今年こそはと思っていたら

今年も台風15号がやってきていたのでヒヤヒヤしておりました。

ふたを開けてみると、見事な快晴!!

ただし爽やかな秋空というよりも、むしろ真夏のギラギラ@@

 

いつものように朝早い電車に乗り込んで長浜まで行くのだが、

いつにもまして人が多く、何事かと思ったら、

SL北びわこ号の運行日らしく、

カメラや三脚を抱えた人たちでごったがえし。

 

時間までに集合場所に到着し、

スタッフの皆さんとお久しぶりのご挨拶。

お米についてのレクチャーや

稲刈りについての注意事項などを確認して、いざ田んぼへ。

たわわに実った黄金色の田んぼが待っていました。

背後には伊吹山も綺麗に見えています。

 

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さっそく鎌と軍手をもらって、稲刈りスタート。

もう5,6年続けている長女は相変わらずの手練れぶりで、

間違って手や足を切ってしまわないかと

心配になるくらいのスピードでサクサクサクサクと進んでいき、

スタッフさんや田んぼを管理していただいている地元の営農組合の方々も

仰天の声を上げている。

横一線でスタートしたはずなのに、

娘のところだけがどんどん駆られていくので、

そこだけが通路のように奥まで続くものだから、

スタッフさんが、どうせなら迷路作っちゃえばと声をかけるくらい。

 

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一方、次女はそんな長女を見て、持ち前の負けん気を発揮し、

私も頑張る!!と鎌を要求。

さすがに、一人だけでは危なすぎるので、一緒に手にもって、

ひとつひとつの動作を声を出しながら刈っていきます。

まず左手で稲の頭をぎゅっとつかんで、

右手に持つ鎌で、稲の足元をギコギコ。

刈れたら、鎌を置いて、稲だけをもって後ろに置く。

そうやって稲が山のように積まれていくと、

次女もたいそう満足な顔になって、

もっと刈る!もっと刈る!と調子づいてきました。

 

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そんなこんなで1時間半くらい、一心不乱に稲刈りして、

もう汗ビショビショです。

頃合いで、稲刈りは終了し、

刈り取った稲は、適当な分量を束ねて、

脱穀機のある所へ運びます。

娘たちは何度も往復して稲穂運びを一生懸命やってくれ、

スタッフの皆さんからも働き者だあ!!と励まされて、嬉しそうでした。

それから昔ながらの脱穀機を足で回しながら、

穂だけを収穫します。

 

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まだ残っている分はヤンマーさん自慢のコンバインが登場し、

文明の利器を借りてあっという間に刈り取り。

あとは必要な分のお米の手配を済ませ、

これにて今回の稲刈りは無事終了です!!

個々のお米はとっても甘味があって、

とってもおいしいので、わが家に届くのが楽しみだ!!

 

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そのあと、大のカエル好きの長女が、

連れて帰りたいというので、

その辺をぴょんぴょん飛び回っているカエルたちを取って、

ペットボトルへ。

帰宅後、そいつらを庭へ放出しました。

果たして居心地はどうだろうか。

 

そのあと、すっかりお腹ペコペコで焼き肉へ。

自然の中でたっぷり働いて、いい汗をかいて、しっかり食べる。

これに尽きますね。

 

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