記憶の残滓 by arkibito

「マジメにアソブ、マジメをアソブ」をモットーに、野山を駆け、コトバを紡ぎ、歌う。

京都 de 似顔絵お渡し行脚

ぼくのおじさん展』以降、

続々とご本人に似顔絵お渡しをしていっております。

先日は京都にてお2人に。

 

1人は、いつもお世話になっている丸太町の誠光社の堀部さん。

自分が学生時代の頃、恵文社一乗寺店の店長をされていて、

京都あるいは本の世界のみならず

様々なカルチャーの伝道師としてご活躍されている方です。

作品展の時には絵の展示はありませんでしたが、

先日、まさに誠光社さんで

作家のいしいしんじさんに絵をお渡しした際に、

次はぜひとも堀部さんを描くと宣言していたのです。

堀部さんの絵は実はもっと随分前から描いていたのですが、

何気に難しくて、何度も書き直しをしては断念を繰り返しておりました。

これはおじさんしか描けないという理由にもつながるのですが、

自分は深い皺やシミといったものを手掛かりに、

それらを星座のようにつなげて描いていくのですが。

堀部さんの肌は艶々のたまご肌なので、

その手掛かりがどうも少ないみたいで、

なかなかの苦心作でした。

でもでも、この堀部さんの笑顔を見たら、

やっぱり頑張ってよかったなあと。

一番は、やはりご本人に喜んでいただくというのが何よりなので。

 

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続いては、衰退する銭湯業界の救世主であり、

サウナの梅湯を筆頭に今や4つの銭湯を従える若手経営者でもある 

湊君です。

作品展以降も何度も梅湯にはお邪魔しているのですが、

何しろ彼は表側も裏方も関係なく、超多忙を極めているので、

なかなかタイミングが合いませんでした。

この日はたまたま事務所で作業していたようで、

無事に直接お渡しできました。

番台の後ろに飾っていただけるそうです。ありがたき!!

 

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