記憶の残滓 by arkibito

「マジメにアソブ、マジメをアソブ」をモットーに、野山を駆け、コトバを紡ぎ、歌う。

柿狩り

我が家の庭には大きな柿の木がある。

奥さんが子どもの頃に植えられたものなので

樹齢30年以上なのかな?

何の手入れもしないのだが、秋になるとちゃんと実りを付ける。

年によっては、びっくりするほど豊作の時もあるし、

びっくりするくらい成らない時もある。

 

今年は枝が重さでしな垂れるほど、たくさんの実が成った。

そろそろ幹や枝が敷地をはみ出さんばかりに生い茂っていて、

手入れも必要だったので、家族で柿狩り。

 

子どもの頃から木登りは得意なので、塀によじ登って、

そこから木に飛び移り、伸び過ぎている枝を狙って、

ノコノコ、ギコギコ。

奥さんに受け取ってもらい、

その枝に成った実を子どもたちがもぎる。

長女は小さいころから農作業に慣れ親しんでいるので

こういう類の作業は大の得意。

まるで職人張りに手際よくもいでいく。

次女ちゃんは、長女の見よう見まねでキャッキャ言いながら。

 

ある程度切り落としたら、今度は枝の処理。

もいで裸になった枝を細かく裁断していく。

なかなかの重労働で、五十肩と診断された左肩が悲鳴を上げる!!

2時間ほどで無事今年も作業完了。

もちろん、近所の鳥さんたちのおすそ分け分は

きちんと残しておきました。

 

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ということで、大量大量、

今回採った分だけでも100個近く。

圧巻です。

娘たちも興奮気味に大喜び。

 

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はてさて、こんなに大量の柿を一体どうしてくれよう??

柿ってそんなにどしどしと食べられるものでもないし、

食べ方も、そのまま切って食べるか、サラダにするか、

ジャムにするくらいで、なかなかバリエーションがない。

色んな人にお配りをするにしても配り切れないし、悩みどころ。

 

ということで、色々レシピをチャレンジ中ですが、

今回一番良かったのはパイ。

シャキシャキとした触感は、リンゴに似ていなくもないし、

元々チーズとの相性もいいので、

きっと美味しいだろうと一口サイズのパイを試してみました。

 

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なかなかどうして彩りもよく、美味しく仕上がりました。

ちょっとまだ熟れ具合が浅いので、

中まで火が通らないといけないと薄めにスライスしたので

柿の風味をもう少しはっきり出すには

厚めに切った方がよりよかったかなあとも思いますが、

熱を入れることで柿の甘みが出ていい感じ。

特に長女はとても気に入ったようで、

パクパクとあっという間に何個も平らげ、

即売り切れてしまいました。

 

まだまだ柿のストックは大量にあるので、

引き続きレシピ挑戦中。