記憶の残滓 by arkibito

「マジメにアソブ、マジメをアソブ」をモットーに、野山を駆け、コトバを紡ぎ、歌う。

梅しごと

梅雨から初夏にかけての季節といえば、やはり梅しごとです。

我が家も家族みんなで梅干しづくりをしました。

 なぜだかみんな、梅のなり口にあるヘタ取りという地味な作業が大好きで

半ば取り合いながら、競いながら、ヘタ取りをしました。

下ごしらえをして、少し早いのだけど、梅を天日干ししているところです。

食べごろになるまでまだ、あと3か月ほど。待ち遠しいなあ。 

 

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ついでにと言ってはなんだけど、

この時期、市場で手に入る実山椒でしょうゆ煮もこさえました。

こちらも実を枝から取るという作業が大人気。

なんて地味な一家笑笑

こちらは簡単に完成です。ちょっと茹でが足らず硬めで、刺激強めですが、

白飯がススムこと間違いなし。

 

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料理は、自立して一人暮らしを始めてからだから、かれこれ20年以上。

コロナ禍になって、完全に我が家のキッチンをフルで任されるようになりましたが、

今は何より料理をしていることが一番楽しいというか、気分が落ち着きます。

ギターを弾けば、そうじゃないとか、ヘタクソだとか、

俺の方がうまいと文句を言われ、

絵を描いたら描いたで文句を言われ、

自転車も山も群れてる連中から、あーだこーだ言われ、

それで金をもらっているわけでもプロでもなきゃ、

完全に自己満足の趣味の世界で、

なんでこんな窮屈な思いをせにゃならんのだと滅入ることばかりのなかで、

料理は完全に自分と家族のためだけのもので、すぐに結果が出るし、

自分なりに色んな選択肢が取れるし、

何より奥さんや子供たちがおいしい美味しいと食べてくれたら、

もうこれ以上の満足感はないわけです。

これがまたお店をするとなると全然違う話で、

客からオーダーされたものにこたえる、

何なら毎日同じ料理を同じクオリティーで出し続ける、

なおかつコストや採算を考えてうまく回していくというのは、

単に料理がうまいだけではやっていけないことなので、

プロの料理人やお店の人というのはさぞかし大変だろうというのは

容易に想像できます。(だからこそこのコロナ自粛がいたたまれない)

なので、自分はあくまで我が家の専属料理人であります。