記憶の残滓 by arkibito

「マジメにアソブ、マジメをアソブ」をモットーに、野山を駆け、コトバを紡ぎ、歌う。

事故った

事故ってしまいました。
生まれて初めて車にはねられました。
幸い左腕の擦り傷と首のむちうちだけで、頭も骨も異常なし。
でも体中痛くて重くてツライです。
相棒はというと後輪ホイールが歪んでしまい、ブレーキに干渉してアウト。
他にもマシンにダメージはあるかもしれない・・・。


昨日は早くに仕事を切り上げ、北摂へ向かいました。
まだまだ日も高く天気もよかった19:00。
千里山から南千里へ抜ける上り区間に差し掛かる。
阪急千里山駅から住宅地をえっちら上っていると
側道から主要道へ出るタイミングをうかがっている車。
でも僕と反対方向から下ってくる車もあり、
その車が無理右折してこちらにくることはないと判断して進んでいると
いきなりその車が急発進。
左にハンドルを切って距離をとれば、向こうもすぐに気付いて
軽くあたるくらいで済むと思い、とっさに反応。そしてペダルを抜く。
でもドライバーは僕と反対から来る車にばかり気を取られていたらしく
全くこちらの存在に気付かなかったよう。そのまま加速されドーン。
宙を舞って夕焼けの空を見ている間は、頭が真っ白でした。
その空がずっと目の裏に焼きついています。


軽症で済んだのは、こちらが上りでスピードが出ていなかったこと、
向こうが停止状態からの急発進でスピードが出ていなかったこと、
うまく車の下に巻き込まれずにボンネットに乗りあがったためです。
こちらが避ける態勢に入らずに突っ込んでいたらもっとひどかったと思う。
当然ですが、きちんとヘルメットをしていたのも大きかった。(これ大事)
とはいえ、車にぶつかる負荷は相当なもの。
今も体が緊張しているのか重くだるく、変な感じ。


その後は、通りがかりの紳士にも助けられ何とか起き上がる。
体が大丈夫とわかると次は自転車。
何せここは千里。自転車がアウトならどうやって帰るの?となる。
ぱっと見では何ともなさそうだが、後輪がロックしている。
ちょうど近くに自転車屋があったので見てもらうがホイールが曲がっている。
後輪がロックしてしまってこれでは動きません。
もうホイールは交換するしかない様子。
マシンのほかのダメージはここではわからなそう。何もないことを祈る。


結局、その後近くの交番に行き、調書を取られる。
後は向こうさんとの示談。
体と自転車の治療費はもちろんしっかりとお願いするつもりです。
相棒がいないと生きていけないよ。


その後、自転車はとりあえず警察に保管してもらい、後日取りに行くことに。
そっからは電車で帰ります。
そこで、こないだの飲み会でmijiさんが話していたことを思い出す。
サイクルウェアのまま、自転車なしで電車に乗るみっともなさと言ったら・・・。
レーパンいっちょの姿は他の乗客から見たら単なる変態さんだよなあ。
隅っこで小さくなって帰りました。


こちらの存在に全く気付いていなかった車側のほうが非はあるのだが
こちらも車の存在には気付いていたので、もう少し慎重になるべきだったと反省。
無事に帰るが第一で走っているので精神的なショックがかなり大きいです。


地下鉄の改札を出て地上を出たら、奥さんと娘がお出迎えをしてくれた。
心配かけてごめんよお(泣)。