記憶の残滓 by arkibito

「マジメにアソブ、マジメをアソブ」をモットーに、野山を駆け、コトバを紡ぎ、歌う。

Fleche Hiroshima 2019 「俺たち、大海峡またぎ~ズ」 <第4区間:とびしま海道(岡村港~安芸灘大橋)/30.4km・1026m>

フレッシュブログ版も第4章。

ようやくここまでたどり着きました。

 

3つ目の関門である宗方港からのフェリーも、

1本前に乗船し、無事に岡村港に到着。

認定最低ラインの360kmもクリアし、

残りはラスト2hで25km走行の条件をクリアするのみです。

しかし、すでにフェリー乗船時間で30分ほど費やし、

その間はノーカウントなので、残り1.5hの猶予。

これで25kmクリアしなければ、

今までの努力がすべて水の泡@@@

最後まで全く油断できません。

そんなこんなもあり、

これ以降は必至のパッチで走っていたので

全然写真ありません、あしからず@@

 

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トイレなどの支度を済まし、8:25に岡村港を出発。

フェリーに乗る際にサイコンをOFFにし忘れたので、

計測が10km多くなってしまいました@@@

まあ、いずれにせよ岡村港から25km、

走らねばならないのには変わりありません。

 

さて、うめさんももうこのオーラスのスパートに向けて

しまなみ海道を温存していたし、

野菜さんも待合所と船内で休養充分なようです。

逆に自分は疲労困憊なのと、

乗船の間の腹痛で補給できなかったのが不安要素。

 

ひとまず自分が先頭でペースを上げていきます。

まずは小登りをクリアして大崎下島の見える海岸へ。

平坦となりくるくる回します。

岡村大橋の上りをえっちらやり、

橋の中間でいよいよ広島県突入(一応ここも呉市)!!

記念撮影をしたかったが、余裕がないのでスルーして

すぐに次の中の瀬大橋を渡る。

途中、工事区間の対面信号に捕まる。

平羅橋を渡って右折し、大崎下島に上陸。

 

県道355号へ入り海岸線のフラット区間

ここは馬力のあるうめさんと野菜さんに牽きをお願いします。

若干のアゲインストがありつつも、

ave40km近いペースの強力な牽きに、

とりあえず歯を食いしばってついていきます。

それにしても2人とも体力の回復がすさまじい…

豊地区を過ぎたあたりで、さすがに千切れ気味となり、

少しペースを落としてもらいます。

やっぱ瞬発系はダメダメだ~。

ave35km程度に落としてもらってどうにかついていく感じ。

もう写真撮る暇もなければ、きれいな海を眺める余裕もなし!

前方に豊浜大橋が見えてきて、

うめさんが登りのロスを念頭に先行しておきますと、

かっ飛ばしていく。

自分は野菜さんの安定した牽きのペースに守られて、

どうにかこうにか橋の取りつきへ。

と、そこも工事用の対面信号があり、

うめさんせっかく先行したのに足止めを食らっておりました。

ヒーコラ言いながら、豊浜大橋をよじ登り、

豊島へと上陸。

 

このまま道なりに行くと

えげつないアップダウンがあるのは

試走時に確認していたので、

左手の細い道から集落へと降り、

海岸沿いのフラットな道を選択する。

結局どちらも島の北側で合流して1本となる。

その地点が当初のゴール予測地点(岡村港から約14km)だが、

そこを通過していく。

しばらく平坦をこなすと、再び前方に大橋。

豊島大橋の8%前後の上りがもはや壁の如く立ちはだかり、

この疲れ切ったオーラスに、

TTを通り越して、しごきのような走りを強いられて

もう自分なんかは泣き言を叫びつつ上る。

足が全然回らない、というより、

足が思考通りに動かない?感じで

痛いとか辛いとかではなく、感覚がないような状態。

それでも1秒たりとも休む暇などないので、

騙し騙し進むしかない。

 

どうにかこうにか豊島大橋を渡り切り、

上蒲刈島に上陸。

そのまま道なりにトンネルに突入し、

そこを出たら恋が浜まで一気の下り。

下りはいいが、すぐに登り返しがある。

このアップダウンの応酬がジャブの如く繰り返されて、

もう目が回りそう@@@

うめさんと野菜さんはというと、

オーラスの高揚感で走りに力がみなぎりまくり、

1人疲弊の色濃い自分からすると鬼教官のよう…

それでもどうにか食いついていたのだが、

原トンネルの鈍い登りでじわじわと引き離され、

2人の背中がはるか遠くに霞む@@@

その先の下りでも、ペダルを踏みこむことができず、

どんどん引き離されて、万事休す。

様子を察した2人は先で待っていてくれて、

ペースを落とした状態でリスタート。

田戸への分岐を過ぎ、海に工場設備が張り出した地点で

岡村港から25km地点を無事通過!!

これでフレッシュ認定の条件をオールクリア!!

とりあえずやりました。

 

しかし、まだライド終了の9:50まで20分以上も時間が残っている。

少しでも先へというのがフレッシュの理念であるからして、

戦いはまだ終わってない!

せっかくならば、あと6km先の安芸灘大橋まで行けないか??

いや海峡またぎーズとしてたどり着かねばならない!!

と、2人に提案すると、行きましょう!!と血気盛ん。

 

しかし提案しておきながら、

自分はもう本当に今回最大の疲弊状態に陥ってしまい、

全然ペースが上がりません@@@

ヤバイ、まじでヤバイ。

ついに蒲刈大橋への急登のところで全く力が湧かなくなり、

足つきしてしまいました。

2人は無事に上り切ったところで待機していて、

自分も一呼吸おいて必死で登り切ります。

するとうめさんがとっておきのやつと、

エナジージェルを差し出してくれます。

必死過ぎて気づきませんでしたが、

疲労に加えてどうもハンガーノック状態だったようです@@@

思考力が落ちまくってる@@@

しかしそのエナジージェルを速攻チャージしたことで、

とりあえず喫緊のエネルギーだけはどうにか出せる状態になり、

もう這いつくばるようなペースで前進します。

 

蒲刈大橋を渡って下蒲刈島へ上陸。

細かいアップダウンをこなし、

蒲刈中学のところの鈍い登りも牛歩の前進。

これ以上ペースアップしても千切れるだけなので、

とにかく継続して前進できる程度のペースでと

お2人にお願いをして、お供していただきます。

そうしてコメリ前を通過すると、

目の前に高々と立ちはだかる安芸灘大橋が見えてきました。

あそこ、あれさえ登れば、我々のゴールだと、

なけなしのエネルギーを腹の底から振り絞り、

なりふり構わず前進する。

そうして橋の取りつきに入ります。

道幅が狭いので、先に野菜さんに行ってもらい、

その次にうめさん。

自分はとにかく集中をして、

止まってしまうような勢いでもいいから、

一歩ごと相当に集中して、じりじりとよじ登っていきます。

途中で、うめさんが様子見でペースを落としてやってきて、

どうせならまたぎ切ったところでゴールにしましょうと、

もちの論です。

とにかく目の前の一歩に集中して、斜面にへばりつき、

もう相当な時間に思えるほどの過酷な坂を

どうにか登り切り、橋のフラットな所にたどり着きます。

よし!よし!よし!やりきった!

時間はまだ7分もある!

最後のまたぎである安芸灘大橋

ウィニングランでまたぎきりました。

当初は、1本後ろのフェリーの予定だったので

初めからとびしま海道はオマケ的なつもりだったのが

まさかまさかオールクリアできるとも思ってなかったし、

最後の最後のポイントが海峡またぎなんて出来過ぎ!

しかし、この最終区間

こんな鬼牽き、聞いてないよ~泣泣泣

正直辛かった@@@

 

そうして対岸にある料金所のところに到着したのが9:45。

あと5分ありますが、もうこれ以上、

我々にふさわしいゴールはないでしょうということで

ここで24h、9:50を迎えてGOOOOOOOOOOOAL!!

いやあああ、頑張りました。

早速ゴールの照明写真をパチリとやって、

全てのミッション終了。

乙!!

 

AJの方も本当にこれ完走できるの?と心配されていた

無茶なコースでしたが、

スタート直後からゴール直後まで

設定された3つもの足切り関門をクリアしながら、

認定距離の360kmを越えて、

390kmものコースを走り切りました。

これもうめさんと野菜さんとだったからこそ、

成しえた大冒険でした。

何よりトリオのバランスが絶妙で、

それぞれの持ち味を存分に発揮できたし、

それがこういう形で結実したっていうのは

本当に最高です。

いやあ、苦しかったけど、めちゃめちゃ楽しかった♪ 

 

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ということで、24hの激闘がここで終了しました。

が、まだあとひとつ、重要なミッションが残っています。 

そうです。ナイスプレイスに設定されている

呉のホテルまで、あと14kmの道のりが残っているのです。

歓喜もつかの間、再び疲れ切った体に鞭を入れなおして、

マシンに乗り込む3人だったのでした。

待ってろ呉!

つづく… 

 

 

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<第4区間とびしま海道(岡村港~安芸灘大橋)/30.4km・1026m>

8:25岡村港⇒(県道117号)⇒岡村大橋/中の瀬大橋/平羅橋

大崎下島⇒(県道355号)⇒豊浜大橋⇒豊島⇒豊島大橋

(県道256号/287号)⇒上蒲刈島蒲刈大橋下蒲刈島

安芸灘またぎ⇒9:45安芸灘大橋

 

9:50 FINISH at 安芸灘大橋料金所

リザルト390.1km(大阪府大阪市広島県呉市

 

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Fleche Hiroshima 2019 「俺たち、大海峡またぎ~ズ」<第3区間:鳴門~琴平~西条~今治~しまなみ海道/246km・1287m>

フレッシュブログ版の第3章です。

第1章の大阪~神戸、第2章の淡路島をクリアし、

いよいよ四国へ上陸した我ら海峡またぎ~ズは、

小鳴門橋に降り立ちました。

 

まずは、輪行したマシンの組み立てですが、

輪行慣れしていないお2人は少々苦戦気味です。

予定時間を少しオーバーして次のCPまでリスタートします。

そういえば、ここまで合計1時間近くは

マージンを稼いでいたのですが、

バスの時間は固定なので、

ここで一気に清算されてしまいました汗。

これも関門縛りのつらいところです。

 

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リスタートして、我々は香川へまっすぐ向かわず、

鳴門市街へとマシンを走らせます。

鳴門市役所の裏にある「中華そばいのたに鳴門店」に到着。

道中せめてご当地グルメは行っときたいということで、

CP設定しておきました。

いわゆるすき焼きのように濃厚と言われる

徳島ラーメンの代表格のお店。

本ライド初(&おそらく唯一)の温かい食事ということもあり、

がっつり補給するために、

肉入り大盛りの玉子トッピングにライスもいただきました。

そろそろお疲れモードの体に、濃い味が沁み渡る@@@

旨し!!

 

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すっかり元気を取り戻し、

予定より10分早い17:30に、

一路今治を目指して、リスタート。

鳴門市街を抜け、県道42号に復帰。

にわかな登り基調でR11へ入ります。

峠カフェのところまで登ったら、そこから海岸線へダウンヒル!!

すると、ちょうどタイミングよく、

播磨灘へ夕陽が沈んで行くサンセットタイム。

波一つなく穏やかに凪いでいる海と、

西の空をオレンジに染め上げる夕焼けの競演は、

本当に感動的で、3人とも子供のように喜びの声を上げて

まるで映画の『スタンド・バイ・ミー』な気分。

三津トンネルは回避して、

海沿いの回廊でしばしのんびりライド。

 

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そこを抜ければ、徳島は早くも終わりを告げて、

香川県に突入。

大坂峠の入り口を通過し、引田ICまで若干の登り基調。

讃岐白鳥からは交通量が増し、

走りにくい路肩を慎重に進んでいくうちに、

すっかり日が暮れてきました。

丹生でR11から離脱して、県道10号へ入ると、

今回初めてのしっかり目のクライミング

ヒーヒー言いながら登ります。

途中で、野菜さんの好判断で歩道へスイッチし、

その直後に大型トラックが猛スピードで駆け抜けていく。

豊田までのきつい登りを終え、

そこからアップダウンなのだが、

下りで勢いづいているのに

赤信号でつかまったりでうまくいかない。

そうして、CP6セブンイレブンさぬきみろく公園前店に

到着が19:13.

 

鳴門から40kmを1.5hで来れたので順調快調と、

スケジュールと照らし合わせてみると、どうもおかしい。

何度も計算したはずのタイムスケジュールには、

19時CP6スタートとなっていて、

なんと遅れていることになっている。

しかも次の45kmもなぜか1.5hという

ハイペース前提になってて、なんじゃこら???

一瞬で血の気が引いて、頭真っ白、顔面蒼白となって、

様子がおかしいのを察してうめさんが声をかけてくれる。

きっと計算違いに違いないだろうけど、

もし本当にこの予定通りでないと、

最後の関門に間に合わないようなら、それはそれでまずい。

それでも要所要所で、

余りの時間を分散させてあるから、

最終的には大丈夫だろうけど、

ある程度確信をもったスケジュールが読めないまま

走り続けるのは不安でしかない。

ひとまずは、まだ余裕のあるうちに

マージンを稼ぐだけ稼いだ方がよさそうである。

 

実は、今回のライドはスタート直後からゴール直前まで

3つの関門があるため、それぞれの関門を起点として

複雑に計算をいくつもしていて、

それを組み合わせて総合スケジュールを最終的に組んだ際に、

計算違いをしてしまっていたのでした。

しかし、そのことはそんなことを考える余裕もなく、

とにかく急ぎましょうとリスタートします。

 

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リスタート後は、

事情を察した野菜さんが男気を出して先頭に!

かっちょエエ!

長尾街道を黙々とひたすら30kmオーバーペースで

牽き倒してくれて、あっという間に長尾を過ぎて、十川。

県道12号に入って、

今度はうめさんが引き続き先頭を引っ張ってくれます。

仏生山辺りで、ようやく前回試走した区間に入ります。

ちょうど夕飯のラッシュタイムで、トラフィック多め。

ことでんをアンダーパスでくぐり、R193とクロスし、

香東大橋で香東川を渡って、

ポイントの円座町に到着が20:30。

こないだの試走時にここでグローブを失くし、

直後にヒョウに打たれた場所です。

 

そこを左折し、県道282号へ入ります。

ここからは鈍い登り基調の区間に入ります。

ここまで2人とも頑張って牽いていただいたおかげで、

間違ったスケジュールからでもほぼ誤差がなくなるほどまで

詰めることができましたが、

そのせいで疲労もかなり蓄積してしまいます。

野菜さんは腰、うめさんはひざ、

それぞれに痛みが出始め、自分は咳が止まらず、

ここからがくんとペースが落ちます。

陶のシケインの上りをやっつけて滝宮へ。

羽床で広々としたR32に入りますが、

この区間少し長く取ってあったこともあり、

長い長い~とみな苦悩の表情。

岡田で再び裏道の県道282号へ入り、

まだ少し上りをこなします。

羽間まで登り切ったら、そこからズシャーッと下り。

祓川橋を渡って、大鳥居をくぐります。

すっかり人気のない琴平の市街地を縫って、

JR琴平駅を横目に進んで、

次のCPであるセブンイレブンことひら店に到着。

時刻は21:20。

なんか目の前で酔っ払いがイザコザしてる…

 

このあたりから野菜さんもそろそろ睡魔との闘いが、

うめさんはひざのダメージが厳しくなってきているので、

少し長めの休憩を取ることにします。

補給を済ませると2人は仮眠と地べたにゴロン。

よく何も敷かずに寝れるわ!

そうして21:50となり、

ちょうど折り返し12時間が経過しました。

ここまでで2つの関門をクリアしたうえで、

202km走ってきています。

ということは残り160kmなので、

ave13kmペースでも十分にゴール可能なはず、

だよね????

 

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さて、リスタートして、琴平市街を抜け、

買田の交差点からR377へ入ります。

少し肌寒くなってきていたので、

いこいの郷までの上りで少しあったまる。

そこから下って、再び工業団地までの鈍い登り。

下りに入ってなぜか野菜さんにスイッチが入って

かっ飛ばしていなくなる笑

長瀬で隊列を整え、

登ってるのか平坦なのか、真っ暗な道を黙々と。

みんなガンバレ!

丸井市場で右手のR377トレースで真っ暗な道をひたすらに。

高松道をくぐり、JR線をまたいだら豊浜。

 

ちょっと、疲労の蓄積でなかなか重い空気だったので、

エクストラの休憩を取ることを提案。

ただ、ここまで来てるので、

キリよく愛媛に入って最初のコンビニまで

頑張ろうということになりました。

豊浜からこの時間でも交通量の多いR11へ入る。

大型トラックもバンバン走ってて、注意しながら走行してると、

小型船舶を載せた超大型のトラックがズイーっと横を通過して、

これが思った以上の長大で、3人ともビビりました。 

箕浦を過ぎ、道の駅の先で、

香川県とはさよなら、こんにち愛媛。

 

やたらゴージャスなラブホを過ぎ、

そろそろコンビニの1つ2つでも出てくるかと思ったら

全然現れる気配なく、

ちょっとずつ焦り出します。

そのまま川之江へ突入してしまい、

これでは次のCPとの間隔が短くなってしまうので、

ここで再び提案。

エクストラの休憩を1回入れて、

細かく休憩する代わりに、

もうちょっとだけ頑張って次のCPまで走って、

一回で眺めの休憩を入れるのはどうかと提案すると

野菜さん思わず喜びで雄たけびを上げる。

うめさんもどうにかあと10kmなら、

ひざも騙し騙し行けそうだということで、決定。

R11はそのまま大王製紙の巨大な工場群の中へと突入していきます。

ブーンと怪しく機械的な音が鳴り響く中を抜け、

伊予三島へと入ります。

三島乃湯のところでトラフィックの多いR11を離れて、

海岸沿いの抜け道へ入ると、一気に物寂しくなります。

すぐ右手には漆黒の海が横たわっているのですが、

真っ暗闇過ぎてよくわからない。

穏やかな日ということもあり波の音一つもなく、

右側はただの巨大な闇が広がるだけ。

休憩のつもりが引き延ばして耐えている状態なので、

みな疲れや痛み眠気との孤独な戦いを強いられ、

この辺りはほとんど会話らしい会話もなく、

黙々と進む。

寒川を過ぎ、福助工場のあるドンツキの信号を右折したら、

CP8ファミリーマート四国中央野田店に到着。

時刻は11:50。

 

約束通り30分の休憩時間を取りますというと、

野菜さんはそそくさと支度をして、

睡魔対策最優先とばかりに、

駐車場に大の字で眠り始める。大胆不敵です!

自分とうめさんはイートインにて補給。

うめさんは相変わらず、から揚げ縛り!

流石に自分もそろそろお疲れモードで、

気付いたら椅子で寝落ちしてました。

うめさんに起こされて、

いそいそと支度してリスタートします。

野菜さんも今日は寝落ちせずに済みそうです!と

元気を取り戻した様子。ほんまか~い?

 

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リスタートして、県道13号を西へとひた走ります。

リスタート直後で体が冷えてるので、

ウェアを着たのだが、この後5km近いヒルクライムが待っていて

再び脱ぐかどうか迷いつつ進む。

藤崎橋を渡って大きく右へとカーブを切った先から

西の山のヒルクライム。登りは各々のペースでこなして、

電話ボックスのある展望所で合流とします。

野菜さんがやっぱりウェア脱ぎます!と、とりつきで一旦停止。

まあ彼はクライマーなのでいずれ追いつくので、

自分とうめさんで先行しますが、

うめさんはひざのダメージを気遣ってペース落とし目で進むため

登坂車線のところから一人旅で、

自分はとりあえず淡々とペースを保って上る。

夜景を取る余裕もなく、合流ポイントに先に到着し

2人を待ちます。

ほどなくしてうめさんが到着。

と、ほとんど時間を空けずに野菜さんも到着。

さすが登り強いだけはあります。

 

いったんそこで休憩をはさんで、リスタート。

残りまだ登り基調のクネクネ区間

それほど斜度がないように見えて、

意外としんどい。

うめさんが少し遅れ気味で、

野菜さんとペースを調整しつつ上ります。

この時間でもそこそこ交通量があって、

時折ものすごい勢いでトラックなどが横切っていく。

 

ようやくトップの切通しまで登り切り、

そこからは一気のダウンヒル

野菜さんはすっかり元気を取り戻したようで、

喜び勇んでびっくりするくらいの速さで滑走していく。

自分とうめさんは暗くて急な下りを

慎重に丁寧に下っていきます。

そうして新居浜市に突入。

今回のコースで一番本格的な峠越えのセクションを

無事にクリアしました。

 

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新居浜市に入ると、幅広の県道13号を

復活した野菜さんを先頭に黙々と進みます。

神郷小学校前で右手の県道13号へ折れ、

閑散とした市街地を進み、国領川を渡って

新居浜の中心部へ。

 

ちょうど前回の試走では、

この辺りのガストで大休憩をして、

確かちょうど今時分(1:30)に出発したはず。

(実際には試走時は1:00リスタートでした)

ということは、ここまで計算違いや勘違いで

狂っていたタイムスケジュールが、

図らずも前回の試走の際のタイム上に乗ることになり、

完全にこの先の計算が明確にわかるようになりました。

これにより、まず間違いなく完走できるということが

はっきりとして、安堵しただけでなく、

なんと予定していたフェリー(8:50発)より1本前の

7:54発のフェリーに間に合うかもしれないという

思わぬボーナスチャンスが生まれました。

一応、予定のフェリーでも十分認定クリアできるのですが

1本前に乗ることができれば、

さらに距離を延ばすこともできるし、

同じ呉まで走るなら、

とびしま海道の多くの区間も認定の範囲内に含めたい。

ただ、それぞれここまでの走りでのダメージも大きいし、

パンク等の予定外のトラブルもないわけじゃないので、

現段階では可能性として、頭に入れておいて、

あくまでも無理せずに当初予定に間に合うペースで

(それでも1本前に間に合うはずなのだが)

慎重に進むことにします。

元はといえば、タイムスケジュールの勘違いで

中盤で追い込んだことが、

大きな貯金として還元される形となり、

3人ともそのことで元気を取り戻します。

 

新居浜市街を抜け、

住友系列(この一帯はほぼ住友閥)の工場を右手に

ただっ広い産業道路を西へ。

舟屋石風呂交差点のところで、脇道へ右折し、

そのまま港湾の端を渡る。 

ひうち球場にぶち当たって、左折し、

いったん産業道路 に復帰、

ルートインのところで駅前本通りに入って南下。

角がファミマの交差点でくすのき通りへ入り、再び西進。

ここまで新居浜を過ぎるところからずっと牽いてたので

そろそろタレてきたので、うめさんに先頭をスイッチ。

しばらく西条の町中を進み、外れで古川橋を渡る。

市街地を抜けて広大な田園地帯を縫って県道13号へ入る。

しばらくうめさんが目の覚めるような牽きで進むが、

次の中山川大橋のところでひざの具合もあって、

再び自分が先頭へ。

野菜さんはこの頃どうも姿が見えません???

中山川をなぞるようにして、遡上し、

県道149号を進んで、R196、予讃線とまたぐ。

吉田橋の信号で右折して下れば、

ようやくCP9ミニストップ東予周布店に到着。

時刻はまだ2:30前!!

 

気配が消えていた野菜さんは例によって、

補給もよそに、駐車場に寝転がって早くもZZZ…

早朝で冷え始めているのに、イートインがあるのに!!

一方、うめさんはこんな夜中なのに、

再びがっつりから揚げ弁当!?

なぜだ?なぜそれほどまでにから揚げなんだ?

恐るべしから揚げ愛。

野菜さんからは5分延長をお願いされ、

頑張ったごほうびにさらにオマケの5分延長で、

20分ほど休憩ののち、2:50出発。

泣いても笑ってもあと7h。

 

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CPを出発して、すぐに東予丹原ICの脇を抜け、

今治小松道の高架下の側道をなぞっていきます。

ほどなくして走行距離が300kmを越えます。

認定ラインまであと60km!!

 

真っ暗な田園地帯を抜け、県道159号に入ります。

この道は旧街道の趣が残る道なのだが、

真っ暗闇のなか、そろそろ動き出す新聞配達員の原付が

路地を出入りしているので注意して抜けていく。

予讃線をまたぎ、小さな川を渡ったら、

その先からしばし登り基調。

再び予讃線をくぐり、

その先のチョイきつい坂を登って県道159号へ入る。

そこから右手の夜景をチラ見しつつ、

峠までの残りの鈍い登りをこなす。

 

登り切って、反対側への下りは、

暗闇では少々テクニカルで慎重に。

R196へと入り、道の駅今治湯ノ浦温泉をかすめて

長沢までペースアップ。

そこでR196を離れて、県道38号へ。

さっき休憩をしたところだが、

早くも疲労感が襲ってきます。

この早朝の時間帯はいつも魔の時間帯。

桜井を過ぎ、頓田川を渡って、

喜田村のY字路で右の産業道路へ。

もうしばし辛抱の走りで進んで、

蒼社川を渡れば、

いまだ眠りの中にある今治城に到着!!

時刻は3:50。

今治まで来た!

今治まで来れば、もうゴールまで行くっきゃない!!

 

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しかし、ここでうめさんの様子がどうもおかしい。

 今治城を過ぎ、今治港をなぞるようにして進むところで、

うめさんが大幅に遅れ始める。

登りでもないし、ペースが速いどころか

むしろかなり落としているのにかなり間隔が空くほど。

これは本気でひざの具合が悪いのかもしれない…

不屈のうめさんのことだから、

ここまできてDNFとはいわないだろうけど、

だからと言って、本当に深刻なら無理はさせられないから

リーダーとしてドクターストップも考えなければならない。

この時ばかりはかなりシビアに感じたのだが、

うめさん本人曰く、ここはあえて無理せず落として、

これからのしまなみのアップダウンや、

ラストスパートのためにひざを酷使しないための

ペースダウンだという。

ひとまずはペースを落として、

もう少し先のCPまで は進むことにする。

 

商店街を過ぎ、裏道を使って市街地を抜け、

大新田からR317に入る。

緩やかな上りはうめさんのペースに合わせて

慎重に上り、西瀬戸道をくぐる。

しまなみ海道は、そのすぐ先の信号で右折して

県道161号に入るのだが、

ここはスルーして直進し、ズシャーッと下って

CP10となるセブンイレブン今治波止浜店に到着。

あえて遠回りをして、

ここをCPとしたのは、少しでも距離を稼ぐためで、

それにより、宗方港到着時点で

認定最低ラインの360kmに達するようにしておくため。

万一フェリーに間に合わないとなった場合にでも、

最悪それさえクリアしておけば、

あとは残り唯一の条件である

2h25kmはどうにかできるので、リスク回避策。

 

さて、時刻は4:08。

前回の試走時に比べて30分も早い!

各々のダメージはあるにせよ、

普通に行けば予定の1本前の7:54に十分間に合います。

10分ほどの休憩のつもりでしたが、

野菜さんの懇願でプラス5分(さらにオマケの2分)の休憩にします。

野菜さん、お決まりのネムネムタイムに突入したようで

これまでのCPの通りに、駐車場でバタン。

ひざの具合が思わしくないうめさんはというと、

エナジードリンクで、強化人間化してオーラスに挑むようです。

そういえば、早朝はフライヤーの清掃時間で

から揚げが置いてないと怒ってたなあ。

自分はこの先、補給ポイントがないので、

しっかり補給。

そうして30分のマージンを保ったまま4:25にリスタート。

いよいよしまなみ海道突入です!

 

コンビニ前の信号から裏道を使って、

県道161号へ入り、

その先のサイクリングロードの入口へ。

のっけはサンライズ糸山までそこそこ急な上りをクネクネと。

無理なペースでなければ、うめさんも登れる様子。

 サンライズ糸山からはループ橋へと続きます。

ぐるぐる回って、いよいよ予定では最後の海峡またぎ、

来島海峡大橋を渡ります。

 

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こんな真っ暗な時間帯に

しまなみ海道を渡るというシチュエーションがまずないので、

しまなみ海道を走り慣れているお2人も新鮮な様子。

全く往来のないクリアな歩道をスイスイと進んでいきます。

中間あたりで東の方面の空がうっすらと明るくなってきました。

そうして無事に海峡を渡り切り、途中で一旦停止して記念撮影!

これで一度に明石海峡鳴門海峡、来島海峡の3つの海峡を

無事にまたぐことができました!

ヤホイ!

 

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大島に上陸し、西瀬戸道をくぐって、

よしうみいきいき館の前から、

ちょっとばかししんどい登り。

ひざの具合が芳しくないうめさんも歯を食いしばって登る。

大島南ICのところまで登り切ったら、

しばらくは快適な下りからの平坦区間

空もずいぶん明るく見通しもよく、トラフィックも皆無で

ひんやりした風を切りながら爽快に下っていく…

はずが、いつも下りでは元気になって

かっ飛ばしていく野菜さんが大幅に遅れていく。

ひざの悪いうめさんですら、

下りの勢いでそれなりのペースでついてくるのに、

野菜さんは失速してみるみる離れていく。

始めはパンクかメカトラの発生かと思ったのだが、

どうも、彼の最大の敵である睡魔がいよいよやってきたようで、

必死に格闘している様子。

こちらもペースを落として、

必死に声掛けをしたりして、

どうにか少しずつでも前進する。

コンビニを過ぎたあたりから、徐々に宮窪峠へと差し掛かると、

逆に野菜さんが全力疾走に切り替わって、

登りを ぶっちぎっていく。

調子がええのんか、悪いのんか???

相変わらず振れ幅がスゴイ。

一方でうめさんはひざの具合があるので、

登りになるとペースダウン。

どちらも心配なのだが、どちらもは面倒見切れないので、

うめさんのサポートについて、一緒に宮窪峠をこなす。

野菜さんはこの登りのスパートで多少目が覚めた様子。 

 

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宮窪峠から、ずしゃーっと下って海側へ。

ドンツキを左折し、能島を横目に県道49号を進む。

ここでも平坦になると野菜さんの集中力が切れて、

遅れ気味になる。

伯方・大島大橋をくぐり、サイクリングロードの取りつきへ。

この上りで野菜さんはまたも復活、逆にうめさんは失速。

バランサーの自分は、

チームとしてのバランスを保つことに専念しつつも四苦八苦@@

そうして伯方・大島大橋を渡り、伯方島上陸。

 

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サイクリングロードを下りきって、

道の駅伯方S・Cパークを通過。

ここも平坦部は野菜さんが遅れるが、

その先、今治造船横の上りになると、

人が変わったようにぶっ飛んで行く。

あの人、ほんと存在がパルプンテ@@@

しかししっかり計算済みです!

うめさんと、この後オーラスの段取りを詰めつつ、

サイクリングロードの上りをやっつけて、

いよいよ大三島橋を渡ります。

 

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そうして大三島上陸が5:50。

フェリーの時間が7:54なので、

残り15kmを2時間近くでということで、

ほぼ間違いなく間に合うことが確定しました。

下りの途中の展望所で、うめさんが日の出を目撃し、

ちょっと停車して、

穏やかな瀬戸内の穏やかな朝を少しだけ味わいます。

一方、野菜さんはその5分程度の時間も

無駄にせず徹底して睡眠笑。

 

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休憩を終えて、リスタートで、

テクニカルな下りをこなし、

R317と県道51号の分岐へ。

ここからしまなみ海道の王道の縦断コースを外れて、

大三島の外周をゆく健脚コースへと入ります。

まずは高速道路の辺りまで登り直し。

えっちらおっちらと急坂をこなし、反対側へ下る。

小さな集落を越えたら、再び登りがあり、下って、

野々江の集落へ。

野々江トンネルを抜けたら、再びまとまった登り区間

野菜さんは水を得た魚のようにぐんぐん登っていくが、

自分とうめさんはもう必死のパッチ

一度斜度が緩む偽ピークからのもうひと登りにヒーヒー。

どうにか登り切って、惰性で反対側へくぐる。

大きなヘアピンをぐるっと回って、

そっから海岸線まで一気の下り。

そこからは、もう完全に時間が間に合うので

緊張感が解けて、ヘロンヘロンになりつつ集落を抜け、

無事に宗方港に到着!!

時刻は7:20。十分すぎる速さで到着できました!!

 

これで最終第3関門であるフェリーに間に合うことができました。

それどころか、1本前のフェリーに乗ることができるので、

オーラスのリミットが増えたことで、

さらに距離を延ばせることになり、

とびしま海道の多くの部分を

認定内に納めることができるようになりました。

あざーす!!

 

 

 

 

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ひとまずは、忘れないうちに乗船券を購入します。

7:54発は今治市営渡船で、8:50は大三島ブルーライン

切符の購入が異なるので注意。

自転車代は乗船後にじか払い。

それを終えると、野菜さんはすぐに就寝タイム。

自分も最初は缶コーヒー飲んでぼうっとしていたのだが

いつの間にか寝落ち。

その間うめさんはというと、

係のおばちゃんと仲良くなって談笑していたようです。

 

そして、船の時間の少し前にうめさんに起こしてもらいます。

ちょうど7:50となり、

ルールに従って22hチェック。

距離を見ると360.9km。

この時点で認定最低ラインである360kmを

無事にクリアし一安心。

あとは22h⇒24hの2hの間に25kmを走行するという

ルールをクリアすれば万事OK。

しかし、この2hルールの間に、

我々はフェリーに乗船しているノーカウント時間があるため、

実質1.5hで25kmをクリアしないとならず、

若干の難易度アップ。

しかも、残りの区間であるとびしま海道は、

相当のアップダウンがあるのを試走済みなので、

あまり悠長に走ることはできません。

最後の最後まで気の抜けないライドとなること必至です。

 

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そうして、桟橋に船が到着。

トイレに行きたかったのだけどここは我慢…

乗船してすぐに出航すると、

船内はポカポカであっという間に寝落ちしてしまいました。

そうして大下島、小大下島と港を中継しつつ25分ほどで

とびしま海道の最先端の岡村島の港に到着が8:18。

どうにかトイレも我慢しきって、大急ぎで船を飛び出し、

待合所のトイレへ駆け込む。

そうして8:25にいよいよ栄光に向けて最終区間へ走り出すのであった。

つづく…

 

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<第3区間:鳴門~琴平~西条~今治しまなみ海道/246km・1287m>

17:00小鳴門橋⇒(県道42号/R28)⇒

17:10★CP5(中華そばいのたに鳴門店)17:30⇒(県道42号)⇒

R11⇒18:00北灘⇒引田⇒丹生⇒(県道10号)⇒

19:12★CP6(セブンさぬきみろく公園前店)19:30⇒(長尾街道)⇒

(県道12号)⇒仏生山⇒20:30円座町⇒(県道282号)⇒綾川⇒

R32⇒岡田⇒(県道282号)⇒祓川橋⇒JR琴平駅

21:20★CP7(セブンこんぴら店)21:50⇒(県道208号)⇒買田⇒

(R377)⇒丸井市場⇒(R377)⇒豊浜⇒R11⇒川之江伊予三島

江之元大橋⇒11:50★CP8(ファミマ四国中央野田店)0:20⇒

県道13号⇒藤崎橋⇒0:50西の山⇒1:30新居浜⇒舟屋石風呂⇒

産業道路)⇒(県道140号/13号)⇒古川橋⇒(中山川大橋/古川橋)⇒

2:30CP9ミニストップ東予周布店)2:50⇒(県道144号)⇒

今治小松道側道)⇒(県道159号/150号)⇒(R196)⇒

今治湯ノ浦温泉⇒(県道38号/産業道路)⇒3:50今治城⇒(R317)⇒

4:08★CP10(セブン今治波止浜店)4:25⇒(県道161号)⇒

サンライズ糸島⇒4:40来島海峡またぎ4:55⇒大島⇒(R317)⇒

5:20宮窪峠⇒5:26能島城址⇒(県道49号)⇒5:34伯方・大島大橋

伯方島⇒(R317)⇒5:51大三島橋大三島⇒(県道51号)⇒

7:20★CP11(宗方港) 

※22hチェック(7:50):360km(宗方港)

 

◆第3関門: 今治市営せきぜん渡船

  7:54宗方港⇒しまなみ海道とびしま海道スイッチ⇒8:18岡村港

  

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比良山系縦走

ハイ、もう長い事(10年近く?)

GWなるモノとは縁遠く、

もはや都市伝説の一種ではないかと思っておる身で、

今年も誰もいないがらんどうのオフィスで

黙々とお仕事三昧なのですが、

どうにかケリをつけて、

1日だけお休みを無理やりこさえる。

この冬から春にかけては、フレッシュ本番に向けて

外遊びはもっぱら自転車に集中していたため、

山恋しとばかりに、随分とご無沙汰で山歩きへ。

日帰りで行ける山域は限られるのだが、

六甲ばかりというのも味気ないので、

もうちょっと頑張って色々調べていたが、

GW変則のダイヤなどで

狙っていた山へのアクセスが難しかったりで、

行き先難航。

結局あまり無茶はできないので、

夏をにらんでフルスペック装備で、

鯖街道から武奈ヶ岳へ上り、琵琶湖へと横断することに。

結果的に、展開が早かったことで、

比良山系をほぼほぼ縦走してしまいました。

 

まずは出町柳から朽木方面へと向かう

唯一の京都バス(7:45発)に乗らないと話にならないので

間に合うように向かいと、バスには長蛇の列で、臨時便も。

どうにか乗り込んで1時間ほどスタンディングですが、

前日3時間ほども寝ていなかったせいか、

日頃しない乗り物酔いをしてしまって、

胃腸の具合が悪くなる。

どうにか出発点の坊村に到着してトイレを済ませて、

8:50に山行スタート。

 

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明王院の赤い橋を渡ったら、いよいよオフロード。

定番の御殿山コースですが、のっけから急登です。

イカーの数も多く、渋滞に巻き込まれたくないので

初っ端からハイペースで、

どんどん人をパスしていくが、

ちょっと無理したせいで、

途中で脈が飛んで気分が悪くなり、

一旦落ち着かせるためにストップ。

それでもバス組はほとんどクリアでき、

あとはマイカー組がちらほらと先行するくらいで、

ここからは自分もペースで進みます。

去年の台風や大雨の影響なのか、

ルート上でも多くの倒木が見られます。

 

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ひたすらに眺望のない森の急登を詰めていき、

ようやく夏道と冬道の分岐まで。

ここはなだらかな夏道を進みます。

ここまでくれば結構なだらかな道で、

再びペースを上げます。

小さな涸れ沢をなぞって、

すぐに右手の斜面を詰める。

この辺りちょっと道はべちょべちょ。

再び冬道と合流をして、

涸れた木々の間を抜ければ、

標高1097mの御殿山。

沢山のハイカーが休憩をしていましたが

ここはスルーで先を進みます。

 

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御殿山からいったん大きく下ってワサビ峠へ。

そこから目の前に立ちはだかる斜面へ再び取りつく。

少しずつ高度を回復するにつれて、

眺望が広がっていきます。

西側には京都北山から、美山方面と広がる

広大な山のつらなりがあり、

振り返って東側には比良山系の主稜線、

それを目で追って行けば、

遥か南側のテッペンにびわ湖バレイの建物が見える。

いったん西南稜の小ピークで斜度は収まるが、

そこから再びの上り。

一か所だけ小さな岩場を乗越せば、

ほどなくして武奈ヶ岳に到着。

登山口から2時間ジャストと、

調子が悪いかった割にいいペースで上がってこれました。

 

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比良山系の最高峰、標高1214mの

武奈ヶ岳からの眺望は360度ですが、

あいにく花曇りで琵琶湖も霞んで見えます。

それにしてもあまりに早く着きすぎてしまい、

お昼ご飯するのにも早いし、

このまま下山というのももったいない。

どうしようかと考え、あの遠くに見える、

びわ湖バレイまで縦走してみようとプラン変更。

そうとなれば、早速リスタートします。

 

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11:00ジャストにリスタートして、

直下の分岐を左に折れます。

そこからコヤマノ分岐まではガレガレの下りをこなす。

分岐をいくつか通過して、

あまり頂上らしくないコヤマノ岳を通過する。

 

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そこからは結構急な下りがズルズルと続いていく。

こちらのルートは、

上ってきた御殿山ルートと比べ歩いている人が少ない。

黙々と急登を下っていくと、

小さな広場みたいなところに出て、

そこからさらに少し下ると沢に出ました。

このヨキドウゲ谷を下っていき、

大橋からの谷とぶつかって、

さらに少し下って八雲ヶ原との分岐の広場へ。

そこから少し上り返せば、金糞峠。

峠の向こう側は琵琶湖が広がっております。

金糞峠から右手へ折れると

比良山系縦走コースへと入ります。

 

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堂満岳のピークはスルーして巻き道を進んで南比良峠。

そこからいったん内側へと道は切れ込み、

そのうち壁のような急登が短いながら現れ、

ヒーコラ言いながら上り詰めて、

反対側へと下ると荒川峠。

このあたりで時刻は13時手前。

実は、ここまで胃腸の不調のために

全然補給できず、飲まず食わずできていて疲労困憊。

さすがにハンガーノック寸前になれば、

いやでも飯が食えるだろうという無茶な作戦。

で、そろそろ腹も減り始めたので、

峠を少し越えたところに

ちょうど眺望の良いスポットがあったので、

そこでお昼ごはん。

 

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ひさびさに調理用具を持ってきているのでクッキング。

しかし、まさかこんな胃腸が絶不調になるとも

思ってもいなかったので、

レトルトの天理スタミナラーメンという、

ハードな代物を用意してきてしまったぞ…

それでも暖かい汁ものは染み渡る。

結局、色々おにぎりとかパンとか非常食とか、

持ってきていたのに、

縦走中これだけしか食べられず。

普段常に食べながら歩いている

自分としては珍しい絶不調です。

 

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支度をしてリスタートが13:30前。

そろそろ、どこで下山するかも

視野に入れていかないといけませんが、

ひとまず、ずっと見えていながら

なかなか距離の縮まらないあの打見山・蓬莱山へ行かねば。

しばし下り基調で進み、再び上り返して

鳥谷山(からとやま)に到着。

ここからは、北には遠く武奈ヶ岳

南には打見山・蓬莱山がほぼ同じくらいの距離に見えます。

ああ、まだまだあるぞ。

 

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鳥谷山をズイズイ下って、葛川越までたどり着き、

そこからはまた再びの上り。

縦走は果てしないアップダウンの応酬です。

登りきると巨岩がいくつがゴロゴロと点在する小ピーク。

そこからはなだらかで広い森を行きます。

途中、比良岳の標識がありますが、

本当のピークはルートから少し外れた場所。

とりあえず縦走を優先して、ピーク探しはスルーし、

森を進みます。

これだけただっ広くて、代り映えしないと、

悪天でガスってたり、冬場の雪でホワイトアウトしたら、

迷ってしまいそうだ。

 

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ほどなくして木戸峠に到着。

そのまま標識に従って進むと、

びわ湖バレイのスキー場のコースへ。

急な斜面をえっちらおっちらと歩けば、

まるで今までの山の険しさとは別世界の、

人々の賑わいぶり。

 

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びわ湖バレイでは、とりあえずトイレを済ませ、

なにかせめてソフトクリームでも食べようかと思ったが、

どこもかしこも行列で、

話題の琵琶湖テラスも人がうじゃうじゃで

何を見ればよいのかわからん状態で

帰りのロープウェイの行列は90分待ちとか。

結局自販機でジュースだけ補充して通過する。

笹原まではなだらかな下りで、そこから満開の水仙畑を行く。

蓬莱山までの上りは見た目はそうではなさそうでいて、

結構急斜面で長いので、ひどく疲れた。

 

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さて、ひとまず目的地である蓬莱山には到着した。

時刻は15:23。

日没が18:30とすればあと3時間で下山せねばならない。

無難に下るなら打見山へ戻ってからの

キタダカ道が一番だが、それも面白くない。

ならば先へ進むしか選択はない。

時間的にも、鯖街道側へ降りるのではなく、

琵琶湖側に下りないと足がないので、

そうすると小女郎峠から蓬莱駅へ降りるか、

権現山から和邇駅へ降りるかの2択。

どうせここまで来たのなら、

一番南端の権現山まで歩き切りたいが、間に合うかどうか。

まだどうにか日は持ちそうだが、

今日はコンディションがイマイチなうえに、

縦走のつもりもなく、無駄に重い荷物できてしまったので

疲労困憊でこれ以上ペースは上がらない、

どうしようかと考えつつ、

こないだのフレッシュでいただいたフレジェルを補給したら、

これが美味しいのなんので、一気に元気が湧く。

危険な難所はないし、ナイトハイクも慣れてる。

もう行くっきゃないでしょう。

 

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まずは蓬莱山から笹原を縫って進みます。

この辺りは本当に眺望が突き抜けていて、

いつ何度歩いても心地よい。

もうすぐ手を伸ばせば届きそうな感じで琵琶湖が見えているが

あそこまではまだまだ時間がかかる。

小女郎峠をすぎ、ホッケ山あたりまでは、

ずっと遮る木々もなく、琵琶湖が丸見え状態。

それもこんな時間誰も歩く人もおらず、独り占めです。

まあ、ゆっくりのんびり

眺望を味わってはいられないのですが…

 

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ホッケン山を過ぎると、道は急旋回で右手へ折れて、

少し上り。

ようやく権現山へたどり着きました。

時刻は16:13。

まだ日没の心配するほど暗くなく、少し安心です。

 

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休憩もほどほどに、リスタートして下っていきますが

この下りがまたかなりの急登で、

疲労困憊の足を削っていきます。

15分ほど格闘すると、

未舗装の林道のような道に出て随分歩きやすくなります。

これなら目の前に見えていた霊仙山もいけるかもと思っていたが

ズコノバンという分岐ポイントがどこだったのか

見逃してしまい、そのまま下りてきてしまいました。

17時ジャストに登山口に到着。

 

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もうここからは舗装道路なので、一安心ですが、

このルートはここから駅までのアプローチが

果てしなく長いため、

引き続き気を引き締めて歩きます。

栗原という集落に出て、そのまま和邇ICをくぐります。

道の駅妹子の郷で少しだけ寄り道をしましたが、

JR和邇駅に到着までが約1.5h!長いよ!

ということで、まさかまさかの比良山系縦走となりましたが、

約9.5hの山行無事に終了です。

 

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下山して、スマホチェックしてたら、

円卓さんが珍しく肉々しい献立を用意することを知って、

出町柳に寄り道決定!

さすがにほとんど補給もせず、下山後も何も口にしてなかったので

お店に到着したらお腹ペコぺコで、

あっという間に平らげてしまいました。

それにしても疲労と寝不足MAXで、

ビール1杯でヘロヘロになってしまいました。

早めに切り上げて、どうにか家にたどり着きましたとさ。

 

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<山行スケジュール>

8:45出町柳⇒(京都バス10系統)⇒8:45坊村

08:50坊村⇒09:00明王院⇒09:45夏道冬道分岐⇒10:18御殿山10:20⇒
10:23ワサビ峠⇒10:40西南稜1120m地点⇒10:50武奈ヶ岳11:00⇒
11:13コヤマノ分岐⇒11:18コヤマノ岳⇒11:50上林新道四辻⇒
11:58金糞峠12:00⇒12:30南比良峠⇒12:50荒川峠⇒13:40烏谷山⇒
13:57葛川越⇒14:10比良岳(道標)⇒14:33木戸峠⇒14:50打見山15:00⇒
15:23蓬莱山15:25⇒15:42小女郎峠⇒15:50ホッケ山⇒16:13権現山16:20⇒
17:00権現山登山口⇒17:25栗原バス停⇒18:25JR和邇

 

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Fleche Hiroshima 2019 「俺たち、大海峡またぎ~ズ」 <第2区間:淡路島(岩屋港~洲本~西淡志知)/54km・200m>

さて、無事に第1区間をクリアし、

ジェノバラインで1つ目の海峡またぎである

明石海峡をまたいで、

淡路島に上陸したズッコケ3人組です。

第2区間はここ岩屋港を出発して、

南あわじにある陸の港西淡までの54km。

ただいま時刻は13:15、バスの時刻は16:23。

輪行作業を考えると16時くらいには到着しないといけないので

3時間弱で54km。

ave18kmペースでいいので、

第1区間に比べれば少し余裕がありますが、油断禁物。

では出発です。

 

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R28に入ると、事前の宣言通りに野菜さんがトップに躍り出て、

32,3kmペースで快調に牽いてくれます。

左手には青々とした海が広がり、爽快そのもの!

淡路夢舞台を過ぎ、東浦ターミナルのところで、

再び野菜さんのペットボトル爆弾を食らいます!

野菜炒めにしてやろうかっ笑

 

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久留麻からは毎度アワ1のように裏道へ。

のどかな漁村を抜けていきます。

釜口のところの大観音様でR28復帰。

しかし、これも去年の台風にさらされて、

いつ倒壊してもおかしくないといわれてるけど、

いまだに踏ん張ってますなあ。

 

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海を見ながら、ハイペースで進んで、

佐野から再び若干の裏道。

生穂南からR28に復帰して、

津名の街を抜けていきますが、

この辺りは交通量は相変わらず多いので注意して。

おそらくONOKOROパークのと思われる

大きな帆船が沖合に停泊しておりました。

そこからうめさんの牽きに変わって、

さらにペースアップしていきますが、

ちょっと私ハンガー気味でタレてきました。

洲本に入り3回目のCPでファミリーマート洲本海岸通店へイン。

時刻は14:30。

1時間15分で33kmといいペースで稼いで、

残り21kmを2時間弱でOKとなり、

随分プレッシャーもなくなります。

レシートをきちっともらって、補給とトイレ休憩。

 

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リスタートして、洲本市街地を縫って、千草川を渡り、

中島で左折して県道473号へ入ります。

大体淡路島ライドと言えば、

島の外周を回るアワイチがもっぱらなので

内陸部へと分け入っていく道が新鮮なご様子なお2人。

実は淡路島は内陸部もめっちゃ面白いし、

走りがいのある道の宝庫なのですぞ。

緩やかな登り基調をこなしたら、広田までぐいっと下ります。

 

混雑するR28をまたいで、県道125号へ入ります。

高速と並行する辺りまで若干の上りをやっつけ、

あとはダラリと下る。

高速をくぐった先で、

今さっき横を抜けていったトラックが、

狭い轍道へ左折するのにセンターラインを越えて

オーバー気味に曲がろうとしているところに、

危うく後続車が突っ込みかけている場面に出くわし、

間一髪。

 

この辺りから若干アゲインストの埃っぽい風のせいで

咳が止まらず、見かねた梅さんがミンティアをくれる。

掃守の交差点で左折し県道66号へ入る。

もう十分時間の余裕があるので、

ルートを少し外れて寄り道。

日本最大級の大鳥居がどこからでも目立つおのころ神社へ。

ここは”日本発祥の神社”と称されていて、

古事記日本書紀に記された国生み神話によれば、

イザナギイザナミの2人の神が

天の浮橋の上に立って天の瓊矛で青海原をかきまわし、

その矛先からしたたり落ちた潮が凝り固ってできたのが

この自凝島(おのころじま)で、

それが日本列島のはじまりとされています。

それにしてもでかいぞ!

引いても引いても画角に納まらないぞ!

 

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さて、おのころ神社を後にしリスタート。

この南あわじ一帯は一大農作地帯で、

そろそろ収穫をも変えようとしている

玉ねぎ畑の緑が一面に広がる中を走って行きます。

県道66号を南下し、小榎列で右折、県道477号へ入れば

あとは一直線。

賑わう県道31号との交差点をまたいで、

高速道路くぐれば、4つ目のCPである陸の港西淡に到着です。

 

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時刻は15:45。寄り道をしつつも、

余裕をもって2つ目の関門をクリアです!

しかしこれだけのマージンを築いても、

バスの時間は決まっているので、結局リセットとなります涙

ここはレシート等がないので、写真チェックということで記念撮影。

ここまでで走行距離は約115kmということで、

全行程の約1/3をクリアしました。

距離的なものもそうですが、

序盤の2つの関門を無事にクリアできたことが何より大きい!

 

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時間までは各々休憩タイム。

野菜氏は隙があれば1分でも2分でも睡眠タイムに入ります。

なにせ、前回のフレッシュでも、東京⇒大阪でも

野菜さんにとって睡魔が最大の敵なのです。

そろそろ時間となって、少し先の高速バス停の入り口まで移動し、

輪行作業。

2人とも輪行に慣れていないようで、早めに到着していて正解でした笑

そうして、高速バス停へ。

事前に方々への根回しをしていましたが、

あくまで予約不可なので、

もし万一、バスが乗客で溢れて乗れなかったり、

トランクがいっぱいで荷物を積み込めなかったら、

その時点でDNF確定です。

まあ、この路線でそれだけの人が乗ることはほとんどありませんが。

数分前に高松行のライナーがやってきて間違って乗りそうになったが、

他のお客さんになるとはもう1本後のバスだよと教えてもらいセーフ。

そうして少し遅れて、淡路交通バスが到着。

輪行自転車をトランクにというと、

ちょっと運転手さん面倒くさそうでしたが、

無事に積み込み、出発!

 

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そうして、「俺たち、大海峡またぎ~ズ」は

2つ目の海峡またぎ、鳴門海峡を無事にバスでまたぎます。

窓から見下ろすと、橋の下では、

鳴門の渦潮がダイナミックに渦巻いているのが見えます。

この鳴門海峡をいかにしてわたるかというのを

ああだこうだと半年ずっと考え、

色々な問題を乗り越えてきたので、

ここを渡った時は本当に感慨深かったですねえ。

 

そうしていよいよ新たなステージ、四国へと上陸します!

徳島・鳴門をスタートして香川の山間部を横断し、

愛媛県に入れば、あとは燧灘をなぞりつつ今治まで。

そしてサイクリストの聖地・しまなみ海道へ渡り、

早朝の宗方港発のフェリーに間に合わせる長丁場の245km。

ここからはナイトライドへと突入していくとともに、

疲労と睡魔との闘いが待ち受けます。

いよいよここからが真の本番!

つづく…

 

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<第2区間:淡路島(岩屋港~洲本~西淡志知)/54km・200m>

13:15岩屋港⇒(R28)⇒久留麻⇒13:42平和観音⇒(R28)⇒

津名⇒(R28)⇒14:30★CP3(ファミマ洲本海岸通店)14:40⇒

県道76号⇒中島⇒県道473号⇒広田⇒県道125号⇒掃守⇒

15:24おのころ島神社⇒県道66号⇒小榎列⇒県道477号⇒

15:45★CP4(陸の港西淡)

 

◆第2関門:淡路交通バス(海峡またぎ)

  16:23西淡志知バス停⇒鳴門海峡またぎ⇒16:47小鳴門橋バス停

  

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Fleche Hiroshima 2019 「俺たち、大海峡またぎ~ズ!」  <第1区間:大阪(毛馬閘門)~神戸~明石(明石港)/60km・34m>

さて。ブログ版フレッシュもそろそろ走り出します。

といっても走り出すまでにもいろいろと大変でした。

 

4年ぶりにマシンのオーバーホールを木馬に出し、

1週間ほどでピッカピカになって戻ってきました。

店長からリアのコスカボもう寿命やで、

リムがペラペラで、いつ割れてもおかしくないでと。

いやあ、さすがに8年も使ってますからね、

ヤヴァイでしょうね。

しかし、もう代替のホイールなんてないし、

行くしかありません。

 

そして本番3週間前に衝撃の事実発覚。

何と今回のコースの肝である

鳴門海峡を渡る”海峡またぎ”サービスが

3月の年度末でいったん終了との案内。

そこを渡れないようなら、

もはや申請したコースは成立せず、

1mmも走り出す前にDNSになってしまう…

どうにかならないものかと、

管轄行政や宅配業者、バス会社など

ありとあらゆるところに電話をかけまくって、

情報収集と根回し等々をした結果、

淡路交通バスさんが輪行状態であれば、

バスへの積み込みOKということで了承を取り付けました。

(現在、海峡またぎは週末限定で

別の新しいシステムで再開しています)

 

ほっと一息したのもつかの間、

本番を目前に控えて再びトラブル発生!

なんと2日前に投函された旨の連絡があった

肝心のブルべカードが一向にわが家に届かない!

広島市内から大阪市内まで

いくら予定外の時間がかかっても

まだ着いていないのはおかしい。

今から再送したとしてもこれだけ時間がかかるなら

もう間に合いそうもないし、

AJ広島の方とやり取りをして対応を協議。

最悪届かないようであれば、

再発行したものを現地受け取りということで決着。

そして本番前日にギリギリ、

ブルべカードが到着しました。

ふぃ~、本当に今回は企画のスタート段階から、

ずっと綱渡り状態です汗汗。

 

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さて、いよいよ本番当日。

前日は早めに就寝して8:30に起床。

お天気は快晴で、清々しく申し分ないライド日和。

すぐに支度をしてスタート地点の毛馬閘門へ。

時刻は9:30。

共にチャレンジに挑むうめさんと野菜さんは

すでに到着されています。

この2人とは前回のフレッシュでもご一緒したし、

おととしの東京⇒大阪ライドも走った、

酸いも甘いも勝手知ったる仲間です。

そうしてもう一人、

仲間のtrekyさんがお見送りに駆けつけてくれていました!

いつもお見送りやお出迎えをしてくれて、感謝です。

 

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スタート時間までいろいろとコースのレクチャーや段取りをして、

車両チェックをしていると、

ああ!と野菜さんが声を上げるのでどうしたのかと思ったら、

反射ベルト忘れてきたとな…

そんなこともあろうかと、予備を持ってきておきましたよ!

で、スタート間際になって、

おトイレと言ってどこかへ走り去ってしまうし、

早々から野菜節さく裂!全部盛り込み済みじゃ!笑。

 

いよいよ9:50となり、trekyさんに見送られてスタート!

24hの熱き戦いが始まりました。

まずは、ここから3hで60km先の明石港を目指します。

13時発のジェノバラインに乗船できなければ、

次の海峡またぎの時間に間に合うのがほぼ絶望的となるため、

この間に合わなかった時点で即DNFとなります。

スタートから全く気の抜けない戦いなのです!

ave20kmとすれば、普通に行けば問題なく間に合いますが、

市街地は信号が多くストップ&ゴーの連続だし、

もし途中でパンクなどのメカトラが発生すれば

非常に危ういタイミングになるため、

のっけから30~35kmのハイペースで、

できるだけ序盤にマージンを築いていく必要があります。

事前にこの区間はトライアルをしていて、

その時は2時間40分で走れたし、万が一のため、

キリのよい10時スタートではなく9:50スタートとして、

10分の余裕を作っておきました。

ただし、この10分早いスタートは、

のちに全コースのオーラス部分で、

10分早く終了することを意味し、

最後の最後で自分たちの首を絞めることになります。

この最初と最後の時間の作り方の、

ギリギリちょうどいい落としどころを

何度も何度も勘定した結果の10分なのでした。

 

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さて、まずは毛馬閘門を出たところが工事で、

いったん河川敷に下って土手に上り返し、

淀川左岸の道へ出て、南下します。

風はそこそこで、

日差しもそれほど暑く感じない最高のコンディション。

R2の先が工事で道が少し変わってたりしましたが、

それほどロスなく進み、R43へ。

神戸までのルートをR2ではなくR43としたのは、

淀川大橋の工事、御幣島の五差路、

尼崎駅周辺の混雑、路線バスとのバトル等のリスク回避と、

少し山側へ回り込むR2に比べて、

R43の方が距離が短く、起伏も少ないため。

そして、信号の数がR43の方が少ないので

ストップ&ゴーの回数も減らせます。

 

R43に入り、新伝法大橋を歩道で渡る。

福町のところでタイミング悪く、

ノロノロ時間調整している路線バスの後ろになってしまうが

淀川通りで曲がってくれる。

中島大橋・辰巳橋と過ぎて、尼崎市へ突入。

前回の試走の時よりスタートが50分遅いせいもあって、

交通量はその時よりも多め。

大型車の横は無理に抜けず、安全第一で進行します。

代わりに往来のおかげで追い風となって、

あっという間に武庫川へたどり着く。

 

ここで西宮JCT回避のため、R43を外れ、

一本南の県道341号へ向かいます。

南武橋を渡って西宮へ突入。

ここから先の区間は、ららぽーとヤマダ電機、万代など

ロードサイド店への出入りの車の渋滞が発生したり、

駐停車の車の間からの飛び出しなど危険が多いので、

慎重を期しながら進んでいきます。

甲子園、今津と過ぎ、白鹿記念館くらいになると

ようやくトラフィックも落ち着いて走りやすくなります。

主にうめさんが快調に牽いてくれたおかげで、

1時間弱で芦屋川にたどり着きます。

芦屋川からは再びR43に復帰。

トラフィックに乗って颯爽と抜け、

サンシャインワーフのところから再び裏道です。

南魚崎の大橋を渡り、幅広の道を西進していると、 

いきなり前方からものが飛んでくるので、間一髪よける!

何事と思ったら、うめさんのマシンについていたベルが、

段差の衝撃で緩んで外れたようで、びっくり!

ひとまず回収して事なきを得ました汗。

マリオカートで前のマシンが

いきなり青甲羅置いたらきっとこんなだろうな笑

 

気を取り直してリスタートし、

左手に神戸製鉄を見やりつつ進みます。

摩耶からはHAT神戸の海岸通をドンツキまで。

みなとのもり公園の自転車道を抜けて、

目安ポイントとしてた京橋を11:20に通過。

ここまで1.5hで約36km。残り1.5hで約24kmなので、

随分マージンを築けました。

 

混雑する神戸界隈を抜けて、

七宮のところは二段階でR2に入る。

兵庫の陸橋をグイっと上って、湊川をまたいで、

1つめのCPである

セブンイレブン神戸腕塚町店に到着が11:42。

ここでトイレと補給をすませますが、

何よりチェック用のレシートをもらわねばなりません。

 

本ライドは認定を受けるオフィシャルなイベントですが

全チーム、全区間に渡って

審判や認定員を現実的に配置できるわけではありません。

やりようによっては、コースをショートカットしたり、

電車やバスに乗ったり不正が起こる可能性というのはありえます。

そこで、事前にコース上にチェックポイント(CP)を設定し、

レシートや写真をゲットして、それを自ら提示することによって

間違いなくその時間にそのCPを通過しましたよという

証明をするのです。

いくら長い距離を走り切って完走をしても、

道中いくつかあるCPで1つでもそれをもらいそびれると

申請で一発アウトとなります。

なので、レシートは必ず!必ず!必ずゲットして

保存しなければならないのですが、

日頃の習慣でついつい、もらい忘れたり、

捨ててしまうという恐れがあるのです(ブルベあるある)。

なので、CP毎には、それこそ口酸っぱく、

何度も何度もくどいほどにレシートをもらったかどうか、

確認をしあうのですが、

早速、野菜さんやってくれます笑。

流石としか言いようがない!

すっかりもらい忘れて、もう一回買い物してはりました爆。

 

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さて、時刻は11:50。

明石港までは約17kmを1時間ということで、

かなり安全圏に入りました。

須磨水族館のところからは快走路。

野菜さんが伸び伸びと加速して進みます。

須磨浦公園の海沿いの道は何度走っても気持ちいいですなあ。

と、快調に飛ばしていたら垂水の手前、

福田川のところでまたしても前方から何か降ってくる!

緊急回避して、信号で一旦停止。

何事かと思ったら、今度は野菜さんのボトルゲージが外れて、

ペットボトルごと吹き飛んできたのでした。

残念ながらゲージもボトルもお釈迦。

たまたま後続に車が連なってなかったので

大事故にならずに済んで不幸中の幸いです。

それにしてもなぜに我がチームメイトは

これほど自分に爆弾を振らせてくるのか!?

しかし全部避けてやったぜ!

 

一旦落ち着かせて、リスタート。

垂水のところは路肩も狭く交通量が多いので慎重に進み、

その先で明石海峡大橋をくぐります。

朝霧でR28へと入れば、もうすぐ。

フェリーの間に食事を済ませることで

不必要なロスタイムをなくすため、

先に補給品を買い出しに行きます。

うめさんは安定のセブンのからあげ棒。

飲み物だそうですよ苦笑。

そうして12:45に無事に明石港に到着。

これで第一関門は無事にクリアです!!

ホッ。

さっそく乗船券を購入。

これは入船時に回収されてしまうため、

おっちゃんに領収書を書いてもらいます。

面倒やなあとか言いつつも、

きっちり3人分書いてもらいました。

 

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そうして13:00となり、船がやってきて乗船。

17分の船旅です。

ちなみにこの乗船中は、当然ライドの距離はカウントされず、

休憩時間と見なされます。

(ちなみに休憩時間は1か所で最大2hを越えてはいけない)

つまり、船に乗るというのは、

乗船時間+前後の待ち時間等も含めて、

ただ時間だけが過ぎるだけで距離を稼げないので、

この大会ではリスクが大きい事なのです。

今回で言えば、合計で2時間分ノーライド扱いとなるため、

24hで360kmと言いつつ、

実際は22hで360hをクリアしないといけないのです。

その上、船に間に合わなければいけないという

足切りも同時に発生するので、本当に大変。

今回はわざわざそのリスクを計3か所も組み込むという、

おバカ極まりない、前代未聞のコース設計で、

AJ広島の方からも正気か?本当に完走できるのかと、

随分不安がられておりました。

でも、ただ単に目的地を目指すでは面白くないでしょう?

逆にこれだけのものを全部クリアして、

無事に完走を果たせたら

きっと伝説的なライドになるはずなのです。

 

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そうこうしているうちに、

明石海峡大橋の真下をフェリーは抜けていきます。

「俺たち、大海峡またぎ~ズ!」、

無事に一つ目の海峡・明石海峡をまたいで淡路島へと上陸!!

そうして、2つ目の足切りタイムクリアを目指して、

必死のパッチの走りが再び…。

つづく…

 

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<第1区間:大阪(毛馬閘門)~神戸~明石(明石港)/60km・34m>

9:30毛馬閘門9:50⇒(淀川左岸)⇒10:10新伝法大橋⇒(R43)⇒

中島大橋/辰巳橋⇒南武橋⇒(県道341号/342号)⇒10:50芦屋公園⇒

(R43)⇒サンシャインワーフ神戸⇒生田川⇒R2⇒11:20京橋⇒

(R2)⇒11:42★CP1(セブン神戸腕塚町店)11:50⇒R2⇒

朝霧⇒R28⇒12:45★CP2ジェノバライン明石港

 

◆第1関門:ジェノバライン

 13:00明石港明石海峡またぎ⇒13:15

 

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SEA MOUNTAIN2019 at 旧グッゲンハイム邸

4/29はおなじみの神戸塩屋の旧グッゲンハイム邸で、

わずかながら出演時間をいただいて、

生ライブ演奏をしてきました。

 

20歳の頃にプロの道へ進むも挫折し、

絶望して音楽から遠ざかり、

そのまま社会人となって忙しかったり、

自転車や山にどっぷり漬けで、

音楽を再び始めたのも5年前から。

といってももっぱら宅録ひきこもりで、

若いころは何度もライブに出たり、人前で歌ったりしていたけれど、

この頃はめったに人前で歌ったり演奏したりしていませんでした。

 

去年、北アルプスの山小屋で何度かみんなの前で歌う機会があり、

とっても緊張したけれど、すごい楽しくて、

音楽を共有する面白さもいいなあと久々に感じることができ、

細々ではあるけれど、もし演奏する機会があれば、

これから出てみようかなと思っていた矢先に、

この「SEA MOUNTAIN」が行われるということで、申し込んだ次第。

ほんの10分、3曲だけですが、自分にとってはかなりのチャレンジ。

 

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世間は10連休ですが、

毎年GWはもれなく仕事(そのかわり夏に大量に休む!)で、

どうにか切り上げて塩屋の旧グッゲンハイム邸へ。

すでに朝から演奏会はスタートしていて、

総勢40組もの出演者がかわるがわる演奏されている。

みなさんどちらかというと、

ブルースやカントリー、オールドジャズ、

アメリカンルーツミュージックやアイリッシュなどの傾向が強いらしく、

ブルーグラスマンドリンバンジョーなどを抱えた人たちがあちこち。

自分は今日は普通に日本のポップスなので、

少々場違いなのかと焦りますが、音楽に垣根はない!?

 

旧グッゲンハイム邸はもう何度も通っているのでよく知っているが、

それにしてもこれだけの人は予想してなくて、

ちゃんと弾けるのかしらん???と、随分緊張してきました。

それ演者の皆さん流石に演奏がうまく、楽し気で、

こんな若輩者がしゃしゃり出て申し訳ないなと冷や汗をかく始末。

ああ、緊張します…

 

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時間となり、2Fのステージへ。

マイク1本で弾き語り。

自己紹介をして、演奏スタート。

 

選曲はやはり自分の思い入れのある曲や、

大切な人の歌をぜひと考えていたのだけど、

神戸で演奏するのだから、

どうしても松本隆さんの曲を入れたかったし、

やっぱりスピッツもかませたくて、

まず1曲目はチャッピーの『水中メガネ』を。

ちょうどこの日はどんよりとした雨模様で、

どんよりとした海が目の前に広がっていて、

その感じと曲がシンクロしていきました。

ちょっとフレッシュ以降、喉の調子が悪かったのだけど、

高音部もしっかり出せました。

つづいて2曲目は森ゆにさんの『星のうた』。

先日の京終での「結び音」で生で歌を聴いて、

ああ、すごくいいなあ、弾いてみたいなと思って、

耳コピしてたら、

奥さんがその曲すごくいいから、

ぜひやってみればと勧めてくれたので。

 

ラストは、この塩屋の海の見える洋館でぜひとも弾きたかった

原田郁子ちゃんの『海からの風』。

今年のお正月に、作詞をされた作家のいしいしんじさんの新年会で

図らずもご本人の前で演奏させてもらった曲で、

この旧グッゲンハイム邸を拠点としてる

三田村管打団?のみなさんも、

何年か前に郁子ちゃん、いしいさんと共演して

この曲を演奏されています。

 

最初、とにかく無我夢中で、

間違わないようにと演奏に集中して、

ほとんど頭真っ白でしたが、

途中から客席の様子とか、

部屋の空気とかを少しずつ感じられるようになって、

間違わないように弾くのも大事だけど、

やはり思いを込めて歌うのが一番だと開き直って歌い切りました。

(奇跡的にノーミスでした汗汗)

 

演奏後、MCの方や、演奏を聴いてくださった方から、

スゴイ素敵な声で、素晴らしい歌でしたと言っていただき、

拍手をいただけたので、本当にありがたかったです。

終演後は、一気に力が抜けてヘナヘナになりました。

自宅でのびのび、ノーストレスで弾いていのとはやっぱり違います。

いやあ、もうどっぷり疲れました@@@

やっぱりこういうパフォーマンスするという事にも慣れていかないとなあ。

緊張は誰でもどこでもどうやってもしてしまうものだけど、

それも含めて楽しみながら歌ったり演奏できるってところまでいかないと、

やっぱり伝わり方が全然違うと思うから。

でもひとまず今日のところはよく頑張りました!

 

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終演後、しばらく他の演者さんの演奏を聴いてのち、

元町へ移動して松本先生御用達の「木馬」さんで

ひとりささやかな打ち上げ。

また何かどこかで機会があれば、演奏しようかなあ。

 

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『水中メガネ』by  Chappie

作詞:松本隆・作曲:草野マサムネ

 

『星のうた』by 森ゆに

作詞・作曲:森ゆに

 

『海からの風』by 原田郁子

作詞:いしいしんじ・作曲:オオハタユウスケ

Fleche Hiroshima 2019 俺たち、大海峡またぎ~ズ!(team GREAT ISLAND HOPPER'S)

2019年最大のチャレンジだった

AJ広島主催のフレッシュ無事に完走いたしました!

己の体力との闘い、睡魔との闘い、暑さ・寒さ・暗さとの闘い、

時間との闘い、そして細かいルールとの闘い、

いろいろなものに挑みながら24時間で390kmを走破、

「俺たち、大海峡またぎ~ズ!」無事ゴール認定されました。

 

今回は、あえて難易度の高いルーティングだったため、

スタート直後から、ゴール直前まで、

全く気を抜く瞬間がなく、ほぼほぼTTのような状態でしたが、

2013年のオダ近主催のフレッシュを一緒に完走した、

うめさんとROADYASAIさんとの、勝手知ったるおなじみトリオで

それぞれの持ち味(お決まりのやらかし?)を発揮しながら、

ONE FOR ALL、ALL FOR ONEで長い旅路を走り抜けました。

自分一人では到底達成できなかったこのチャレンジを達成できたのも

この2人のおかげ!!

この2人とだからこそチャレンジしてみたいと思ったし、

この2人とだからこそ絶対ゴールできると

ずっと信じて走ることができました。

本当に大大大感謝!!

 

そして、同じ頃、各地からゴールの呉を目指し、

走り続けた同志ブルべライダーのみなさん。お疲れ様でした!

みなそれぞれ興味深い変態コース設定で、

きっと一生もののドラマがたくさん生まれたことでしょう。

そして、この24hだけでなく、約半年前の企画スタートから、

色々な対応をしていただいたAJ広島のスタッフの皆さん、

素晴らしい機会を作っていただきありがとうございました!

 

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詳細はおいおい記事にするとして、雑感を。

(といっても写真撮る余裕なく…)

 

9:30にスタート地点の毛馬閘門に集合し、もろもろレクチャー。

trekyさんのお見送りで9:50にフレッシュスタート。

いよいよ24hの戦いが幕を切りましたが、

まずは明石まで3hで到達しないとその時点で足切りDNFという、

しょっぱなから厳しい関門に挑みます。

淀川左岸を下ってR43へ入り、TTモードで。

武庫川からは裏道を使い、安全第一で神戸まで。

ここまでにすでにいくつか細かいメカトラなどがありつつも、

試走通り、長田のCPまでにはマージンを築けたので一安心。

そこからR2/R28で明石港へ。

第1関門無事に突破。

そして、ジェノバラインを使って、

いよいよ1つ目の海峡またぎ。

明石海峡を渡って淡路島に上陸です。

 

次の関門までのリミットも十分ではないため、

TTモードで穏やかな淡路島を黙々と南下し、

洲本のCPへ。

淡路島セクションも序盤でしっかり時間を稼いで、

後半はゆとりをもっていく作戦がうまくいきました。

洲本からは珍しく淡路島の内陸コース。玉ねぎ畑の中を疾走。

そうして、随分なマージンを築いて、

第2関門をクリア。

ほっと一安心ですが、

バスの時間は決まっているので、

せっかくのマージンはリセット(泣)

速すぎても遅すぎても厳しい!!

 

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さて、西淡志知バス停から淡路交通バスで輪行し、

2つ目の海峡またぎ。

うずうずを眺めながら鳴門海峡を渡ります。

実は年度末で、予定していた海峡またぎ輸送サービスが

いったん終了してしまうというのを直前リリースで知り、

冷や汗をかいたのですが、関係各所に素早く確認とお願い回りをして、

どうにかこうにか鳴門海峡を渡る手はずを整えたのでした。

今回の企画は、実走のチャレンジだけでなく、

準備段階から、相当な苦難の連続で、ずっと綱渡り状態でした。

その分、鳴門海峡を渡った時には心底安堵したと同時に、

やってやったぞという高揚感がありました。

 

無事に四国上陸を果たし、まずは腹ごしらえと

CP設定しておいた「中華そばいのたに」さんで徳島ラーメン。

濃い味が疲れた体に沁みまする~@@

リスタートして、オレンジの夕陽が沈みゆく

穏やかな播磨灘をながめながら、香川県突入。

東かがわで海岸線を離れ内陸へと切れ込むとともに、

ナイトライドに突入。

 

が、さぬきみろく公園のCPで、思わぬ事実が発覚。

順調快調と思われたライドでしたが、

なんとここで大きくタイムスケジュールから遅れている!?

実際は、自分がスケジュールを組んだ時に、

序盤の関門を念頭に組んだものと、

終盤の関門を念頭に組んだものがあり、

それを混在させてしまったリストを目安にしていただけで、

実はそこそこのマージンを築いていたのだけど、

そのリストを鵜呑みにしてしまっていたので大パニック。

すぐに再計算するほどの頭も回らないし、

疑心暗鬼のまま、とにかく急げ急げと巻きを入れます。

結果的にはこれにより、

最後のフェリーを1本前(1時間前)に乗ることができたのですが、

ある程度メドがつくまでは、

本当にこれで行けるのかと不安にさいなまれて大変でした。

それでも、この追い込みにもきちんと2人は対応してくれて、

かなりいいペースで香川横断して琴平にたどり着けました。

しかし、この時すでに走行距離は200kmを越え、

12hを経過して、各々疲労やダメージが色濃く出てきました。

うめさんはひざに痛みを抱え、野菜さんは腰にバクダン、

自分は咳が止まらず、四苦八苦。

しかし前進あるのみなので、それぞれカバーしあいながら進みます。

R377で西讃の丘陵地を黙々とこなし、燧灘沿岸へ。

香川・愛媛県境辺りで、チームとしての疲労はピークに達しましたが、

しぶとくしのいで、どうにか四国中央のCPにたどり着く。

 

そこそこ長い休憩をはさんで、リスタート。

すぐに西の山のヒルクライム

ここは各自のペースでどうにかしのぎます。

新居浜に下って、時間を見ると、

ちょうど先日の試走の時に走ったタイムラインとぴったり一致!

これで先々のスケジュール感が完全に把握できました。

しかも、先日の試走では、

予定していた1本前のフェリーに乗れていることから、

それならば、それを目指そう!

とチームを奮い立たせる新たな目標が芽生えました。

それを糧に、真夜中の工場地帯をどうにかしのいで、

東予のCP。

 

そこから裏道を使って今治へ。

ここまでくればもうゴールが実感でき、

またサイクリストなら誰でもきっと大好きな

しまなみ海道へ突入するということで気分上々!

そうして3つ目の海峡またぎ、来島海峡を渡ります。

 

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来島海峡をまたいでのち、アイランドホッピングなのですが

うめさんの膝は悪化の一途をたどり、

野菜さんは苦手の睡魔で走行が安定せず、

ペースがガクンと落ちたり、隊列が伸びてしまったりで、

最後まで気が抜けません。

大島~伯方島大三島とつないで、

いよいよ最後の関門の宗方港まで残すところ13km!

しかしその区間は健脚コースと名高く、

厳しいアップダウンに四苦八苦。

それでも十分な余裕をもって、宗方港に到着!

これにより1本前のフェリーが確実となりました。

 

ちょうどここで22hチェックで

認定最低ラインの360kmを越えました。

あとはラスト2hで25kmを走行するという

ルールをクリアするのみなのですが、

ちょうどその2hにはフェリーの乗船時間(ノーカウント)も含まれるため

実質1.5hで25kmを走りきらないといけないということになり、

まだまだ最後まで手を抜けない状況(汗)

 

今治市営渡船に乗り込み、

しまなみ海道からとびしま海道へスイッチしたら、

最後はオーラスのスパート。

岡村港を出発して、必死で先頭交代しつつ、

100mでも1kmでも前へ前へと。

馬力のあるお2人の鬼牽きに必死で食らいついていきますが、

もう満身創痍です。

しかも、島と島とを繋ぐ大橋ごとに、きつい登りが待ち構え、

ひーひー言いながらも必死で進みます。

大崎下島~豊島~上蒲刈島とつなぎ、

恋が浜のところの上りをこなし原トンネルをくぐったところで、

どうにか25kmをクリアしました。

ただあともう少し時間があり、

せっかくならもう1つ海をまたごう!と

5km先の安芸灘大橋に目標を再設定。

オーラスで元気を取り戻した2人に引っ張られながら、

命からがらついていきます。

そうしてギリギリ5分前に、安芸灘大橋をまたいでゴール!!

大海峡またぎーズとして、これ以上ない場所でのフィニッシュ。

最高過ぎます。

最終的なリザルトは24hで390km!!

フェリーなどノーカウントの時間があるので、

実質22hの戦いで、様々な関門やルールを全部クリアして、

なお予定よりも30kmも多く走りきることができました。

これはすごい!本当にすごい!

感無量です。

今までで一番苦楽しく、充実したライドでした。

 

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フレッシュ実走を終え、

あとはゴール地点であるナイスプレイス呉まで、

引き続き自走。

すっかり緊張感が解け、

力のみなぎらないズッコケ3人組はヘロヘロ徐行で、

14km先の呉に到着しました。

 

ということで詳細は後日。

 

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<コース&走行スケジュール>

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 <第1区間:大阪(毛馬閘門)~神戸~明石(明石港)/60km・34m>

9:30毛馬閘門9:50⇒(淀川左岸)⇒10:10新伝法大橋⇒(R43)⇒

中島大橋/辰巳橋⇒南武橋⇒(県道341号/342号)⇒10:50芦屋公園⇒

(R43)⇒サンシャインワーフ神戸⇒生田川⇒R2⇒11:20京橋⇒

(R2)⇒11:42★CP1(セブン神戸腕塚町店)11:50⇒R2⇒

朝霧⇒R28⇒12:45★CP2ジェノバライン明石港

 

◆第1関門:ジェノバライン

 13:00明石港明石海峡またぎ⇒13:15

 

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<第2区間:淡路島(岩屋港~洲本~西淡志知)/54km・200m>

13:15岩屋港⇒(R28)⇒久留麻⇒13:42平和観音⇒(R28)⇒

津名⇒(R28)⇒14:30★CP3(ファミマ洲本海岸通店)14:40⇒

県道76号⇒中島⇒県道473号⇒広田⇒県道125号⇒掃守⇒

15:24おのころ島神社⇒県道66号⇒小榎列⇒県道477号⇒

15:45★CP4(陸の港西淡)

 

◆第2関門:淡路交通バス(海峡またぎ)

  16:23西淡志知バス停⇒鳴門海峡またぎ⇒16:47小鳴門橋バス停

 

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<第3区間:鳴門~琴平~西条~今治しまなみ海道/246km・1287m> 

17:00小鳴門橋⇒(県道42号/R28)⇒

17:10★CP5(中華そばいのたに鳴門店)17:30⇒(県道42号)⇒

R11⇒18:00北灘⇒引田⇒丹生⇒(県道10号)⇒

19:12★CP6(セブンさぬきみろく公園前店)19:30⇒(長尾街道)⇒

(県道12号)⇒仏生山⇒20:30円座町⇒(県道282号)⇒綾川⇒

R32⇒岡田⇒(県道282号)⇒祓川橋⇒JR琴平駅

21:20★CP7(セブンこんぴら店)21:50⇒(県道208号)⇒買田⇒

(R377)⇒丸井市場⇒(R377)⇒豊浜⇒R11⇒川之江伊予三島

江之元大橋⇒11:50★CP8(ファミマ四国中央野田店)0:20⇒

県道13号⇒藤崎橋⇒0:50西の山⇒1:30新居浜⇒舟屋石風呂⇒

産業道路)⇒(県道140号/13号)⇒古川橋⇒(中山川大橋/古川橋)⇒

2:30CP9ミニストップ東予周布店)2:50⇒(県道144号)⇒

今治小松道側道)⇒(県道159号/150号)⇒(R196)⇒

今治湯ノ浦温泉⇒(県道38号/産業道路)⇒3:50今治城⇒(R317)⇒

4:08★CP10(セブン今治波止浜店)4:25⇒(県道161号)⇒

サンライズ糸島⇒4:40来島海峡またぎ4:55⇒大島⇒(R317)⇒

5:20宮窪峠⇒5:26能島城址⇒(県道49号)⇒5:34伯方・大島大橋

伯方島⇒(R317)⇒5:51大三島橋大三島⇒(県道51号)⇒

7:20★CP11(宗方港) 

※22hチェック(7:50):360km(宗方港)

 

◆第3関門: 今治市営せきぜん渡船

  7:54宗方港⇒しまなみ海道とびしま海道スイッチ⇒8:18岡村港

  

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<第4区間とびしま海道(岡村港~安芸灘大橋)/30.4km・1026m>

8:25岡村港⇒(県道117号)⇒岡村大橋/中の瀬大橋/平羅橋

大崎下島⇒(県道355号)⇒豊浜大橋⇒豊島⇒豊島大橋

(県道256号/287号)⇒上蒲刈島蒲刈大橋下蒲刈島

安芸灘またぎ⇒9:45安芸灘大橋

 

 

<EXTRA:GO TO ナイスプレイス/14km・30m>

10:00安芸灘大橋⇒(R185)⇒仁万第1トンネル⇒広⇒

(R185)⇒休山トンネル⇒

11:00呉(ナイスプレイス=ホテルクレシオ呉本通り

 

 

<総合リザルト>

走行距離:390km+(呉まで自走14km)

獲得標高:2547m

 

TOTAL:1088km