記憶の残滓 by arkibito

「マジメにアソブ、マジメをアソブ」をモットーに、野山を駆け、コトバを紡ぎ、歌う。

ジロ、じろじろ

今年のジロは面白い。
同時期開催になった華やかなツアー・オブ・カルフォルニアのおかげで、
三大グランツールとしての風格が失われるのではという予想もありながら、
落車あり、豪雨あり。
まるで春のクラシックの延長戦のような肉弾戦はとってもエキサイティング。


それにしてもエヴァンスってこれほどまでに強かったっけかなあ。
(顔面以外)強靭さを感じたことはなかったけど、
今年はまさに仁王像のごとき突進振りで見直した。
今の走りがブラフでなければマリアローザ大本命かな。
これでまたいつもの指定席2位だったら笑えるけど。


心配なのはサストレ兄さん。一体全体どうしちまったのさ!
去年もジロでの山岳ステージ2勝しかいいところがなかったし・・・
今や時すでに遅しだが、せめて山岳ステージ優勝だけでもしてほしい。


いよいよ山岳ステージに入るが、上位陣見回しても
本格的なヒルクライマーがいない。
ヴィノもエヴァンスも本格的な山岳コースに突入してからどうなるか。
そう考えると、落車に見舞われて不運にタイムを落としたニーバリか?
リクイガスのアシスト力をもってすれば、不可能じゃない。


ひょっとしたら今年はまれに見る名勝負なのかも。
DVD出たらこれはローラー台用に買っちゃう。



補足:
となかんとか言ってたら!翌日ありえへん展開なっとるがな!
これでサストレさんも戦線に復帰♪
ただ、新人がトップとしても、10分近い差を縮めるのはエース級でも簡単じゃない。
大貧民の革命のごとき大ドンデンシャッフル。
どうする?どうなる?もう、面白すぎ!