記憶の残滓 by arkibito

「マジメにアソブ、マジメをアソブ」をモットーに、野山を駆け、コトバを紡ぎ、歌う。

アドベンチャーゲーム!

このところの激務ですっかり調子を崩して、モチベーションが上がらないので
元気を出そうと、BR-HDDに撮りだめをしていた番組から、
昨日はアドベンチャーゲームの番組をチョイス。
アドベンチャーゲームというのは、数人パーティー
トレッキング・自転車・カヌー・カヤックなどを駆使して
決められたチェックポイントを通過しながらゴールを目指す史上最強のアウトドア。


昨日見たのは4/17にBSでやってた『2011パタゴニア・エクスペディションレース』という
アホみたいなホントの過酷レースの模様。
全行程8日間のレースで、全長600km、ほとんどが未踏・未開発の地、
支給される地図だけを頼りに(当然GPS不可)ゴールを目指す、まさにファイト一発な世界。
パタゴニア特有の風速60m(!)の向かい風にMTBで立ち向かい、
人が分け入ったことのない荒野を駆け、
そびえ立つ屈強な岩肌にフリーでかじりつき、
雪解けの濁流の川を横断する。
そして突然の豪雨と寒さ、照りつける太陽に、漆黒の闇。
そんな過酷なコースを重いバックパックを背負いながら、ほとんど不眠不休で、
しかも速さを要求されるレース。
普通のトレッキングのセオリー度外視で、
普通なら迂回するような難所や濁流を最短距離で突っ切り、
日没で視界が全く効かない状況で、崖を駆け下りたり、
雪解けの冷たい水が氾濫する大河をずぶ濡れになりながら泳いだり、ほんと命スレスレ。
途中でアバラ折っても、スコールのせいで低体温症でやばくなってもレース続行。
いったいどんだけタフやねん!と突っ込みをいれたくなる。
あれだけ疲弊していながら、ゴールで「piece of cake!」とか言うてるし。
日頃自分が目指している自転車が速いとか、トレランがうまいとか、
そんなの全然とるにたらないことのように思える。
こういった真の大自然の中に勇猛果敢に挑んでいって、
生き延びるというのが人間としての最大に強いということなんだろうな。
こんなん、今の自分には全く次元の違う世界だけど、でもこれとっても面白そう!
いつか国内のイージーなレースレベルでもいいのでやってみたいなあ。
8月に『ワンダー×ワンダー』で日本チームの参戦の模様が放送されるそうなので
気になる方は要チェック!


大会HPから写真拝借。(問題あれば削除します)


↓大会HP
http://www.patagonianexpeditionrace.com/index.php


↓日本チーム、チーム・イーストウィンドHP
http://www.east-wind.jp/