記憶の残滓 by arkibito

「マジメにアソブ、マジメをアソブ」をモットーに、野山を駆け、コトバを紡ぎ、歌う。

サンセット夢洲

↓いつものショットですが、いつもとどこかが違います。


答えは簡単ですね。ホイールが入れ替わってます。
初めて交換してお互いのホイールの試し履きしました。
なかなか興味深かった。(詳細は後述)


日曜日。ランチバイキングで腹が千切れそうなほどたらふく食べた後、
一旦ぱしゃ君の家で一服してから、カロリー消費しに行きます。
本当は箕面あたりでも行きたかったが、いやにうす曇りだったのと、
金曜日の久々のヒルクラの疲労が全然取れてないので、夢洲に行くことにする。
ブランクで、心肺機能や筋力以上に、回復力やスタミナの方が衰えているような気がする。
身体がまだ強度に順応していない感じ。
いつものコースで港湾部へ向かうが、今日はやけに向かい風がひどい。
二人でローテを回しながら進むが、せいぜい32,3km。
いつの間にか二人とも無言で回す。


夢洲に到着すると、CIERVO奈良ジャージの人が黙々と一人で内回りをしていた。
それを横目に、走り出す前に、ホイール交換。
やっぱりディープリムだけあって、持った瞬間明らかに重い。
自前のEASTONは1530g、一方でぱしゃ君のSPINEGYは1800gはある。
ではさっそく実走ということで、走り出すがメインストレートは猛烈な向かい風。
2人でこまめに先頭交代しても30kmでない。
これはインプレどころではないぞ。
本線合流地点に向かって進行方向が変わり、風も正面から横からの辺りになるが
思ってたほど煽られるようなことはない。
そこからヘアピン回って裏ストレートで加速する。
加速は正直悪い。ある程度(35,6kmくらい)のところまで加速するには、
よっこいしょと一回重いものを持ち上げるようなもたつき感があり、
重みだけが伝わってくる。
こらアカンかと思ったが、そこからの巡行でキープが非常に楽!
EASTONでは一旦38kmくらいまで上げると、そこを維持するためにはさらに回し続ける必要があり
それ以上の速度を出すのがかなり限界があるのだが、
スピナジーは、36〜40kmの間で、補助パワーが作動したかのようで、
一旦その速度で自動操縦モードに入って、脚を休めれるような感覚。
なので、そこからもう一段の加速が可能。
EASTONだったらスパートしてもせいぜい45kmだが、50kmまで出た。
これがディープリムの力なのか?
いずれにせよこれを履いたら40km巡行もそれほど苦にならない。
ただし、これは平坦での性能。試しに夢洲大橋を上ってみたが、
脚の下に重りを引きずっているかのように重くて、軽快さがなく、ヒルクラには全く向いてない。
一方EASTONを履いたぱしゃ君は、いつもならがんばっても25kmとかのところを
スイスイと軽快に30kmオーバーで上っていく。
ぱしゃ君もEASTONの上りの軽さと回転のしやすさには驚いてた。
ただ、私の持病もちのリアホイールの異音とガタツキにはかなりうんざりしていたが・・・
もうこの状況で1年以上走ってるんよ。てんちょう、なんとかして〜!
話を元に戻して、総括すると、EASTON EA90SLはケイデンス重視のヒルクラ向き
SPINERGY ステルス・カーボンはパワー重視の平坦向きという、
まさしく製品説明そのままの違い。
まあ、2人とも自分のスタイルに合ったホイールを正しく選んでいるということです。
本当は用途に合わせて一本ずつあるといいんだろうケド。


そんなこんなで夢洲3周して、やけに疲れて、舞洲へ移動。
ホイールを元に戻して、1周勝負してから帰る。
上りの終盤でペースを上げたら、ぱしゃ君はスタミナ切れのようでそこから大差で終了。
なんか疲れが抜けない。ブランク恐るべし。
帰りはダラダラと帰って、日暮れまでには帰宅。


走行距離:53.58km
TOTAL:2301.02km