記憶の残滓 by arkibito

「マジメにアソブ、マジメをアソブ」をモットーに、野山を駆け、コトバを紡ぎ、歌う。

Share the roadを今一度

今朝yahooのトピックスを見てたら気になる記事。
大阪府で発生している交通事故の3割は自転車事故なのだそうだ。
これは全国的に見てもひどい数字だそう。
ひったくりや迷惑駐車などを引き合いに出すまでもなく、大阪の恥だ。


>自転車事故の事例では、渋滞車両の間をすり抜けたり、
>今回の浪速区の事故のように信号のない幹線道路を横切ったりと、
>無謀な運転が目立つという。
>事故に至らないケースでもルール違反が目立ち、
大阪市内で営業するタクシー運転手は
>「信号無視は当たり前。『ぶつかれるもんならぶつかってみい』という感じさえ受ける」
>と困惑する。


立場が違う者の間で、見方や考え方に違いが出るのは当然なので
上のタクシーの運ちゃんのコメントが偏見に満ちていないかといえば正直あやしいが、
しかし、車を運転している側(特にタクシー)の少なくない数の人が、
同じような意見を多かれ少なかれ抱いていると思っていい。
自転車が車道を本来走らなければならない乗り物であるということは、
昔に比べて随分認知されてきたように思うが、
それを逆手にとって我が物顔で車道を走っている奴も正直おる。
舞洲の連中のように信号無視というか、
信号の存在すら気付いていないような可哀相な連中もおる。
他にも暴走ママチャリのおばちゃん、御堂筋を逆走する街乗り、
正直、自転車側にも大いに否がある。


そもそもの話、自転車がどうとか、車がどうとかという問題ではない。
互いがいがみ合っても危険や事故が増えるだけ。
道路というのは公共物であって、公共物である以上、
それを使用する者は、絶えず他にも当然利用者がいることを意識して行動すべきだ。
その意識の高い低いはあるにしても、少なくとも、道はテメエのもんじゃない。
それはドライバーもローディーも歩行者も同じこと。


図らずもロードの世界に入った人間として、
何ができるかと問われれば大したことはできないが
自分もShare the roadを実行して、
微力ながらそのスピリッツを多くの人に広めれたらと思う。