Tour de チーバ君 第1区間:水郷エリア(東京〜柏〜香取〜銚子〜犬吠埼)
年末年始を故障で安静にしている間に、
今年初ライドは一発目を飾るにふさわしい大冒険に出たいと
あれやこれや思案する。
寒さは覚悟するとしても、凍結や積雪を避けたエリアということで、
色々検討した結果、関東でも温暖なエリアとして知られている房総半島に決める。
どうせ走るなら、少し遠回りをして千葉県をトレースするのは面白いかもしれない。
そのために時間をかけて徹底リサーチ。
何しろ全区間まったくの未走エリアで、土地勘もないため、
たくさんの地図とにらめっこして徹底的に頭に叩き込む。
こういう作業自体、とても幸福な時間でとても楽しい。
そのうちに、よりにもよって大寒波の予報…。
ホンマに行けるんかいなあと不安になりつつ、
前日には新幹線の手配を済まし、退路を断つ。
大金はたいたんだ!行くっきゃない!行けばわかるさ〜
土曜、夕刻に奥さんが仕事から帰宅し、
晩御飯に肉うどんを作ってもらい、食べたら1時間だけ仮眠。
大急ぎで飛び起きて支度をし、御見送りをしてもらって出動。
今回は携帯は忘れなかったぞ(笑)
どうにか20分前に新大阪駅に到着し、あわただしく輪行。
20:37発の新幹線に無事搭乗。
いつもの車両の最後尾の座席に陣取り、そのうしろに輪行したマシンを収納。
とにかく少しでも仮眠をしようと、ネックウォーマを引き上げて寝る。
大体この時間帯は、キャリーバックをもった安っすい姉ちゃんが多いのだが
ちょうど目の前の座席がそうで、酒盛りを始めたかと思うと、
キャッキャとうるさいし、座席をドタドタと
なにがそんなおもろいねんというくらいウルサイ。
それでもなんとか我慢してひたすら目をつむる。
そうして23:15に東京駅到着。
八重洲北口でマシンを組み立て、すぐにリスタート。
寒いには違いないのだが、
いつもここでは気分が奮い立っているからか寒さを感じないのだなあ。
そうしてすぐにスタート地点へ移動。
毎度おなじみの日本橋です。
さて今年は何回この地に立てるかな?
写真を撮ったらすぐに日本橋を出発します。
今までは日本橋から出発して南へ行くか、あるいは日本橋で終点だったので
ここから先、北へ進むのはじめてのことで、新鮮でドキドキしますなあ。
まずはR6で北上をしなければならないのだが、
せっかくなので少し寄り道をしていくことにして最終的にR6に入ることにします。
日本橋の北詰ですぐに右折し、久松町まで。
そこで清洲橋通りに右折し、そのまま清洲橋を渡ります。
もともとはドイツのケルンに架かる大吊り橋をモデルに造られた橋だけあって、
素晴らしいデザイン。
それを渡ったらちょっとばかし裏道を縫って、ちょいと出社。
こんな休みに社員の鑑だねえ。
森下まで出て、新大橋通りを東へと進む。
信号のタイミングが悪く、ちょこちょこ捕まる。
菊川で左折し、三ツ目通りを北上するが、
こちらはさらに信号の間隔が狭くて、全然リズムに乗れやしない。
本所吾妻橋に来ると、もう目の前にスカイツリーがどーん。
さすがに時間も遅いのでライトアップすらされておらず、なんか地味でした。
スカイツリーの真下を通って、京成線をくぐり、
言問橋東からいよいよR6水戸街道に入る。
沿道にはたくさんのラーメン屋と飲み屋がひしめき、
街路樹や外灯の間から調子のよいおっさんが
ひょいひょいとタクシーを拾うのに
いきなり車道ぎりぎりまで飛び出してくるので怖い。
またそれらを我先にものにしようとタクシーが被せてくるのも一段と怖い。
信号のタイミングもバラバラで、こちらが青になったと思うと
1つ先が赤といった具合で、せっかくペースを出せる区間でうまくいかない…
そんなこんなで前方に緩やかな上りが発生し、アウターでガシガシ上ると、
そこは四ツ木橋。これで荒川を渡ります。
↓四ツ木橋
念のため橋部分は歩道で進み、そこから葛飾区へと下ります。
道は幅広となり、どでかいトラックやタンカーなどが真横をかすめていきます。
路肩の具合も、雨水落としの桟が連なって走りづらい。
中川大橋をちょいとわたって、ひたすらストレートの道を疾走する。
金町で京成線をもう一度くぐったら、広小路でうまく右折レーンに入って、上り。
上りきったら、新葛飾橋に到達。
ここの茂みでネズミ捕りが潜んでおりましたが、
いきなりロードバイクが現れてびっくりさせてしまった。
ここで江戸川を渡るといよいよ千葉県の突入!
時刻は0:30。
↓新葛飾橋
千葉に入ると気分的なものなのか少し寒さが増したような気がする。
が、気持ちが乗っているのと、幹線道路でそこそこペースを保っているので
ウェアの中はムンムン。冷や熱状態で進む。
道はかなり幅広のBPのような道となる。
外かん矢切ICを過ぎると、ビミョ〜ながらアップダウンの続く区間に突入する。
ほとんど高低差のないものとばかり思っていたのでちょっと予想外だったが、
松戸のあたりはまるでジェットコースターのようにうねうねとアップダウン。
車の往来もこの時間でも結構あり、ナーバスな時間帯が続く。
北小金でJR常磐線の線路を大きくまたぐ。
北柏からは水郷エリアに入るということで、
そのあたりは補給ポイントが望めなそうなので、
そろそろこの辺り、R6を走っているうちにしっかりと補給を入れたい。
と、走りながらロードサイドをウォッチするがなかなかいいのがない。
で、無性にラーメンが食べたいし、パッパと短時間で出てくるので、
千葉に来ているのに、一蘭のラーメンで。
意外と混んでいたのだが、すんなりと座席をキープ。
ここは店員と顔を合わせずに注文できるのがウリの1つなのに、
ちょっと現在地が不安だったので、店員さんと顔を突き合わせて質問したり。
で、速攻で替え玉も平らげて、リスタートしたのが1:30頃。
R6を再び北上する。
先ほどよりも少し交通量も減り、ただっ広い幹線道路をひたひたと進みます。
右手に柏駅前の賑わいがありそこをスルー。
呼塚でR16とクロスする。そこを直進して少し進み、
川に架かった橋のところ、北柏入口の標識を確認してR6を降りる。
側道で降りたら、R6をくぐり、閑静な住宅街をつっきる。
少し行くと、ドンツキとなる。その先は手賀沼。
左折して湖岸道路を進んでいく。
ここは地図で確認した時は、道がどんなものか、下手したら細く狭い道かと思ったが、
よく整備された道で走りやすかった。
なので、途中で軽く上ってR356に迂回するルートをやめて、
この湖岸道路で行けるところまで行ってみることにする。
沼のヘリをなぞりながらしばらく進んでいくが、真っ暗で何やらよくわからない。
対岸に、赤い電飾を光らせた鉄塔の群れが続いているのが幻想的だた。
そうして手賀沼公園に到着。少し灯があるのでここで写真を1枚。
すぐにリスタートして、住宅街の間を抜けていく。
手賀大橋をスルーして直進していくと、徐々に周囲がさみしい感じになってきた。
何度か沼に沿って大きく蛇行をし、そのうち軽い上りが発生。
そのあたりから年末に痛めた左ひざに違和感を感じ始めた。
まだ痛みとまではいかないが、いずれ痛みが出てくることは間違いなさそう。
序盤からすでに満身創痍だなあ。果たして完走できるのか知らん?
えっちらおっちら上っていると背後から、
パトカーが音もなく忍び寄ってきて、
しばらく様子をうかがうように背後にいて、そのうちUターンして戻っていった。
警察の人もっと堂々とパトロールしたらええのに、いつも不気味やわあ。
上りきると五本松公園というところで反対側へ下る。
そこから先はただっ広いというのがわかるだけで、
右も左も真っ暗でよくわからない。
周りがそんなだと、忘れていた寒さが忍び寄ってくる。
上半身はいいのだが、腰から下の冷えがシャレにならない。
足先には張るカイロをしてきちんと防寒をしているのに、
まったく歯が立たない感じ。
寒い寒いとあっちこっちを動かしてごまかすが、
もはやごまかしのきかないほど冷え切っているようだ…
こりゃたまらん!どうしたものか?
それにしてもここはどこ?北柏からどのくらい進んだのか?と困っていると、
前方に神様仏様ミニストップ様!
一目散に飛び込んでホットコーヒーで暖を取り、地図で現在地を確認。
本当は布佐という町で、利根川に架かる栄橋を渡り、茨城県に入って、
そちら側の県道を走ろうと思っていたのだが、
少しオーバーランしてしまったようだ。
だが、まあこの時間帯だし、R356は交通量が少ないだろうから、
そちらを走ってペースを刻んでいくことにプラン変更する。
時刻は2:30。
ミニストップを出て、真っ暗闇の道を淡々と進む。
2つほど橋を渡ると、ちょっとした市街地に入っていく。
道はいつの間にか大きくなり、R356へと変貌する。
つかの間の街を過ぎて、大きな土手にぶち当たる。
その木下東というドンツキ交差点を右折すると、
利根川と並行して走る利根水郷ラインの安食BPである。
↓利根川沿いの安食BPに入る
土手上にはきれいなサイクリングロードが敷かれてあるようで、
昼間なら交通量を気にせずに快適に走れそうなのだが、
夜間は明かりがないうえに、車止めやら何やら、
何が待ち受けているかわからないのでペースを出せないので、このまま車道を行く。
昼間の交通量は知らないが、夜間でもそこそこ大きなのが横を通っていく。
それでも路肩は多少あるので、集中して走れば問題ない。
道はいったん利根川を外れ、角にコンビニのあるドンツキで、本線と合流。
ここを左折して、28km先の佐原を目指す。
左手はひたすら大河の利根川。その奥にはひたすらに広い闇が広がっている。
ああ、何もないなあ。
右手もポツポツと明かりはあるが、何かを見いだせるわけではない。
ずーっと遠くは少し小高い丘のようになっていて、
そのあたりは明かりが集中しているようだ。
おそらくあれが成田空港周辺だろう。
ただでさえ代わり映えのなさそうな一帯の、真夜中の闇の中、
相当に単調で眠気を誘う。
例えるなら琵琶湖東のあの単調さだ。
幸いまだ眠気はないが、淡々とペダルを漕ぐこと以外に何もなく、
精神的なタフさが問われるところ。
寒さはどんどんと厳しいものになってきているので、
ここは寒さしのぎの意味でもペースを上げて
さっさと切り抜けたいところではあるのだが、
左ひざが徐々に徐々に痛みを帯び始めてきているのでペースを出せない。
どうもオーバーワークだけではなくて、寒さも痛みの要因なのかもしれない。
長豊橋を過ぎ、ひたすら変わり映えのない闇を切り裂いていく。
ペースはいかばかりかと明るい個所でサイコンを確認しようとするのだが、
どうもうサイコンがかすれ気味。
電池が足りないのか、寒さのせいでうまく表示できないのか…
いずれにせよ購入をして1年たつので次のストップの時に交換した方がよさそうだ。
すると今度はどうもリアの挙動が嫌な感じで、ぐにゃぐにゃとなる。
あまりに心地悪いので常総大橋でいったんストップをしてリアを確認する。
タイヤの具合は別に何ともなかったし、センターもちゃんととってある…
ん〜パンクでないのなら大丈夫かと、いぶかしながらリスタート。
少しまとまった外灯のある区間を走って原因がわかった。
道が結構ひどい轍になっていてそれがずーっと続いているのだ。
ということは昼間は相当デカい車がひしめき合っているのだろうか?
神崎大橋を過ぎ、佐原まであと10km。気合を入れなおして進む。
この辺からまた一段と寒さがまし、吐く息もすさまじく白い。
ヘエ、ハア、ヘエ、ハアと言いながら、ようやく佐原の街並みが近づいてきた。
煌々とオレンジに光る水郷大橋をくぐった先に、マクドを発見。
ベストチョイスではないが、寒さをしのぐ方が優先。
その前に向かいのファミマでサイコン用の電池を購入てからお店へ。
バーガーはちょっと無理なので、ナゲットとホットを注文。
それから電池を交換しようとサイコンの裏蓋を開けようとするのだが、
これがとっかかりが全くなく、いったいどうやって蓋を外せるのか…
あれやこれやを駆使してみたがビクともせず…無駄に描くとして時間を浪費する。
まあサイコン見えんでも大して支障はないかとあきらめ、
寒さと単調さで膨らんだ眠気を少しでも解消しておく。
この夜半の補給が脂ものばっかりだったのが、後々失敗になっていくのだが、
この時点ではつゆ知らず…
ここまで予定よりも30分ほどマージンがあったのだが、
ここで仮眠も含めて休憩したため使い切り、予定通り5:00佐原をスタートする。
わずかな市街地を抜けて、道の駅さはらを過ぎると周囲はまたさみしい感じになっていく。
右手から線路が寄ってきて、東関東道の下をくぐると、
道は一気に狭い狭い生活道路となる。
それはいいのだが、なぜか交通量が一気に増える。
それも回送中の観光バスが連なったり、大型トラックがバンバン脇を掠めていく。
路肩もほとんどなく、ここにきていきなりシビアな展開。
そこを抜けると、川沿いの土手道になる。
対岸には眠らない鹿島の工業地帯の煌々たる灯りやたなびく煙が連なっている。
小見川の集落に入り、引き続き狭小な道を進んでいく。
シケイン気味にJR成田線をまたぎ、笹川の集落に入ったのが6:00。
ここまではスケジュール通りに来ている。
さてさて、ここから第1の目的地、東の果ての町銚子までは約25km。
うまくいけば、というよりちょっとがんばって銚子の海で朝を迎えたい!
ということでちょっとここからはアタックモードに入る。
しかし、ずっとこの狭小の道ではなかなかスピードが乗らないのと、
あとせっかくここまで遠征してきたので、
わずかだけど茨城県にも越境したいなということで、
若干回り道になるが利根川の対岸に渡ることにする。
笹川から少し進むと利根川大橋入口という交差点がありそちらを左折。
しばらく進んで利根川に当たり、全長834mの長い長い橋を渡る。
これは利根川河口堰となっているのだが、
その目的は利水と、もう1つ珍しいのが塩害対策である。
利根川は海との高低差がほとんどないため、海水が逆流して川を遡上することがあり、
そうなると利根川を利用する農業にダメージを受けるためである。
橋の上に一応、一段高くなったほどが設けられているが狭すぎて走行できないので
車道を走るが、さすがにマイナスの世界では路肩は凍結していてかなりスリッピー。
背後から車は来るし、慎重に慎重にわたりきる。
さすがにでっかい川だ。
そうしていよいよ茨城県突入であ〜る。
↓利根川河口堰
渡りきって2つ先の西宝山で右折し、R124に入る。
片側2車線ずつの幅広でどストレートが果てしなく続く道。
やはり少し迂回してでもこちら側に来て正解。
これならぶっ飛ばせます。
それにしても千葉側以上に、茨城側の神栖市は何もない。
最果ての地にただ南東に向かって伸びるハイウェイ。
その先にはうっすらと空が白み始め、斑の雲が一面を覆っている。
なんだかどうも日本ではなく、遠い異国の地に来たような錯覚に陥る。
そんな感覚に浸りながらも、日の出の時間に向けて、
黙々とペダルを回していく。
ペースを上げて35km程度で疾走するが、
行けども行けども景色は流れることを知らず、ひたすらに同じ。
途中でどうしても喉が乾いてしまい、日和山のセブイレに緊急ピットイン。
炭酸系をがっと喉に流し込み、羊羹を放り込んで、大急ぎでリスタートする。
時刻は6:30。
再びR124ハイウェイに合流しひたすらに漕ぐ。
仲新田あたりで幅広の道は終了し、生活道路へと変化する。
ゼブラゾーンなど、ところどころにキャットアイが埋まって隆起しているので注意。
少しずつ周囲も明るくなってきて、大急ぎで別府の集落を抜けていく。
徐々に周りも住宅地っぽくなってきた。
そのうち道が大きく右へとカーブしたら、その出口に、
利根川の最も河口側に架けられた銚子大橋が見えた!なかなかに立派な橋だ。
時刻はちょうど7:00。
ジャスト銚子大橋で朝をお迎えです!
↓銚子大橋で朝を迎える
立派な大橋の歩道を走って再び千葉県に再突入します。
空模様を見ると、朝日はまだ雲に覆われて露わになっていない。
河口付近を見ると、ランドマークである銚子タワーの位置が確認できた。
あそこまでいけば大海が広がっているはず。
そこにたどり着いた瞬間に朝日が拝めれたらさぞかし素晴らしい朝だろう。
と、再び気合を入れ直し、7kmほど先の銚子タワーまで疾走します。
橋を降りて銚子市役所前を通ると、
何やら今日は銚子半島を一周するマラソン大会があるようでその準備がされていた。
到着を遅らせていたら、通行規制やらなんやらややこしくなるところだった。
あむないあむない。
銚子は最果ての港町という雰囲気がぷんぷんしていて、
でっかい利根川の河口にはいくつもの漁船が連なり、そこに朝を待つカモメ達の群れ。
港湾のざらついた路面をごつごつ言わせながら、早い港町の朝を感じる。
特別なことは何もないのだが、何かセンチメンタルな雰囲気があってよい。
本当ならじっくり街歩きでもしたいし、せめてもう少しゆっくり見て回りたいところだが
それよりも今は朝日に出会う瞬間を逃すまいと、ぐっとこらえてスルー。
また遊びに来ればいいよな。
銚子漁港の間をマシンを転がせて進んでいく、
半島の北のヘリをぐるっとなぞるようにして進み、
そこから一気に切り返すと半島の高台まで一気の上り。気合を入れて踏み、
どうにか上りきると、ポートタワー入口の交差点。
そこを左折すると、銚子タワーを発見!
そこから海際まで一気に下っていくと、ちょうど朝日が雲間から顔をのぞかせた!
暗く寒く長い夜が明ける瞬間。
何度体験しても、この朝の儀式だけは感動する。
だから夜通し走ってもロングライドはやめられない。
無事に朝日を拝むことができたが、ここであきらめず、
さらに6km先の犬吠埼を目指してすぐにリスタート。
タワー横を再びぎっしぎしと上り返し、先ほどの交差点を左折し県道254号に入る。
住宅地の間の狭い道をしばらく縫っていくと…
目の前には朝日を浴びてきらめく太平洋が!
ああ、なんとスバラシイ!
足の痛みも寒さもすべて忘れて、思わず笑みがこぼれます。
坂を下って、海岸沿いまで下っていき記念撮影をします。
朝日と海に見守られながら、引き続き道を進んでいきます。
少し海へ突き出た部分を抜けていくと、
その先に君ヶ浜が穏やかに続いていき、
そうしてその先に見えました!犬吠埼灯台!
↓犬吠埼が見えた!
君ヶ浜をゆっくりとなぞりながら、白き灯台の方へと進んでいきます。
灯台のある岬のラストはぐいっと上らされて、
県道から左折して第1の目的地である犬吠埼灯台に到着です!お疲れ!
関東平野の最東端、犬吠埼の突端に白亜の灯台。
その先には果てしなく続く太平洋。
もうこれ以上何も説明はいりませんね。
残念ながら灯台は8:30からしか中に入れないため、
灯台の周りにめぐらせた遊歩道を少し散策。
さて、時刻は7:30。
深夜に東京を出発して約140km。ようやく千葉の一辺を制覇です。
素晴らしい朝の感動を味わいひと段落。
しかしまだ道のりは1/3足らず。
ここからは本格的な海岸線ライドが待ち受けているのです。
しかし、体調の異変はすでに始まっていたのでした…つづく…