記憶の残滓 by arkibito

「マジメにアソブ、マジメをアソブ」をモットーに、野山を駆け、コトバを紡ぎ、歌う。

柳谷&小塩山

土曜日。
朝からロングにいくつもりだったのだが、
起きた時点で息がしにくい。喉が荒れに荒れていて、苦しい。
夜もあまり十分に寝れなかったのか、体中が重い。
結局ゆっくりと午前は寝る。


11:00ごろに起きだし、毎週末恒例の家族で近くの公園&コーヒータイム。
少しのんびり出来たのと、朝飲んだ薬が効き出して、少し楽になる。
走り出してみないと分からないが何とかいけそうか。
日曜日は天気悪そうだし、夕方は来客もある。
今日乗れなければ、来週までお預けだ。
軽く乗るつもりで午後からスタート。


とりあえず気持ちよくゆっくり走るため淀川CRを流す。
少し走るだけで息が詰まる。鼻もズルズル。喉がイガイガ。
これは無理できそうにない。スピードも乗らない。
それでもだんだん体が温まってくるにつれ、
少しずつ胸の詰まりが取れてくる。と言っても万全には程遠いが、
何だかんだ、だましだまし走る。


でも走ることはとても気持ちいい。
気付いたら先週来た枚方大橋まで来ていた。
1本だけ上りたい気持ちになったので、柳谷へ向かう。
名神をくぐった先の信号からTTスタート。
序盤から強気のアウター。
呼吸がままならないが、暑さが控えめな分トントン。
無理はせず、現状のコンディションの最大限で上る。
18:35。
案の定、自己ベスト更新ならずだが、このコンディションで上れたのは大きい。


そこから県道79号を長岡京方面へ下る。
そこから県道10号を大原野方面へブラブラ北上。
夕日が西の山に沈む頃、洛西の田畑広がる風景はとても美しい。
のんびりと大原野を進むうち、そういえば天皇陵を終点にしたTTを思い出す。
今日は2本目、小塩山TTを上って帰ろうと、スタート地点を探すが、
大いに迷う。こっちを上ればと激坂を上ると行き止まり、を何度か繰り返し。
ようやく正しいルートに出るが、スタート地点までがすでに激坂。
なんじゃこら。そして、スタート地点の車止め。
うっそうとした木々の中、路面のよろしくない激坂が延々続く。
木が茂っているのもあって、かなり暗い。
これはお化けが出そうだ。お化けが出なくても白骨死体でも出そう。
怖い怖い。急ぎたいが、激坂とコンディションがそれを許さない。
ひとまず上り切りゴール。
46:12。
休む間もなく来た道を慎重に下る。
どえらいところ来てしまった。もうあんまりまた来たいと思わないなぁ。


そこから県道10号〜県道67号を進む。
R171を使わずに高槻〜京都市内をアクセスするにはとてもよいルートだ。
こういう昔の街道がそのまま使用されている道は好きだ。
地元の人の生活道なので生活のにおいがある。
そして道が何とも小気味よくカーブしていて走りやすい。
こういう道に思いがけず出合うととてもうれしくなる。


上牧からは淀川の土手道に出、枚方大橋を渡り、淀川CRへ。
体調はというと、脚はなんともないが、呼吸がだんだん苦しくなる。
最初に予定していたより無理し過ぎた…。
でもだって走りたいんだもん。


走行距離:89.30km
TOTAL:3598.5km