記憶の残滓 by arkibito

「マジメにアソブ、マジメをアソブ」をモットーに、野山を駆け、コトバを紡ぎ、歌う。

和泉葛城山ごもり修行

土日と完全オフしたので11/3は本気モードで挑みました。
6:00にイソイソと起きるとものすごく寒い〜。
でもこのまま布団にもぐったらお終いと意を決する。
7:00には出たかったが、娘が起きてきてニコッとおはようございまするので
「おお〜かわええ〜」と誘惑に負けてお遊び。
8:00前になってようやく出動。
荷物になるが、今日は寒いのでリュックにジャージを入れていきます。


めっちゃ寒いけど今日はもう山にこもります。目指すは大和葛城山
谷町筋天王寺まで、そこからはあびこ筋(県道28号)をひたすら南下。
中百舌鳥を越え、津久野の辺りで県道30号にスイッチ。
信太山和泉府中と通過し、県道40号。あとはこれ一本で牛滝までいけます。
タツ池のとこのローソンで休憩。
もう山に入ったら補給ポイントは限られるので、2回目の朝食。
最近はもっぱらミートドリア。暖かいもの、米、おまけにチーズが食べられるので。
補給も含めて牛滝のTTスタート地点まで2時間30分。家からジャスト50km。
やっぱり北摂生駒山系と比べたら倍遠いね・・・


スタート前に準備をしていたらリクイガスのユニの方2名が来られたのでお先に失礼。
初挑戦だが、だいぶ前に下りは体験したので、なんとなくいけるか。
予想通りスタート地点がしんどい。でも1発目なので元気なのでダンシングで抜けます。
墓?寺?が見えるところから緩くなりひと段落。
7.1km、平均8.2%といつもより長丁場なのでペースキープ。
途中で開けた所から道の具合もよくなるので少しペースアップ。
尾根道に出て、下りもありペースアップ。
塔原からの合流後からスパートするが早すぎて、山頂手前の分岐でヘロヘロ。
スパートが決まらずに茶屋でゴール。
37:41。
んんん?目標は45分切りだったので、思った以上の好タイムにビックリ!


茶屋では止まらず2本目行きます。来た道を戻って塔原(6.8km 平均8.6%)へ。
グネングネンと急坂を下りスタート地点を目指すが、寒い!ほんとにツライくらい寒い!
ブレーキを握る手もきつい。上り以上にヘエヘエ言いながら下りきる。
下った直後で体が凍てついているが上を脱いでTTスタート。
橋を越えたくらいまでは問題ないが、ここからク〜ネク〜ネ。しんどいわ。
今度は前ジッパーを開けないとといけないくらい暑いがな!しんどいがな。
牛滝からの道に合流し、今度はスパートせずにダラダラとゴール。
38:00
2本目で早くもしんどい。


茶屋はやっぱりスルーして、粉河ハイランドパークへ移動。
たこ焼き屋台の人の話を盗み聞きすると今5℃だそう。そらあ寒いわ。
下りの体感はもっとだから考えるだけで寒い。
持ってきた補給と、自販機でホットコーヒーを買ってしばし休憩。
山頂にいるだけで寒いので、次の上りに向けて出発。
お次は2本連続でロングコースを行きます。
まずは神通温泉から。10.3km、平均5.8%。
序盤、1回目のヘアピンまでは道幅も広くフラットに近い。
そっから11%〜12%の坂が続きます。
交通量も少なく、道幅も広くて、路面状況もなかなかいいカンジ。
見晴らしといいなんとなく小豆島の寒霞渓の西側の雰囲気。
(といってもあんな激坂はありませんが)
多分葛城山へのアプローチで一番走りやすくていいコース。
粉河中央と合流してすぐ下ってまた上って、ハイランドパーク通過。残り3km。
ここからは楽だと思いきや実は山頂までの上り下りが意外にしんどい。
またもや茶屋に到着。
48:07。
中盤ダレてしまったなあ。もうちょいペースを上げねば。


茶屋でちょっと長めに休憩。先客に白のORCAさんがいらっしゃって少し談笑。
茶屋でおでんかうどんか、温まるものを食べようか悩んだが、結局補給食でガマン。
焚き火で少しだけ温まってからまたもや、粉河ハイランドへ戻る。
そこから今度は五本松の方、コンクリの細い道へ進みます。
しばらくしての分岐を左折、犬鳴温泉へ。
こちらは木が生い茂っていて日が差さず、余計に寒い!やばい。
長時間寒気にさらされて、そろそろ芯から体が冷えてきた。
スタート地点の赤い橋まで下りてきたときにはカチンコチン。
やれんのかぁ!?やれんのかぁ?
蓄積する疲労と、寒さのせいで足だけじゃなく全身の筋肉が固まっている。


少しの休憩後ゆっくりとスタート。
序盤はそんなに大したのぼりはない。
細くてくねっているので前方がよく見えない。意外に交通量があるので慎重に。
トンネルの手前で爆音ライダーが何台も通り過ぎる。
その直後にトンネルに入ったら、ブイブイ言わし始めたので、耳がおかしくなりそうだった。
モチベーションがあれやこれや下げつつ川ぞいを進む。
ここからは激坂区間。ご丁寧に%の標識が随所にある。
最初は12%、そして折り返しで14.7%、一番しんどい所で15.8%。
それを越えてもまだ14%台。死にそう・・・。
ようやく落ち着いても標識には11%〜12%表示。
ここまでアナウンスされるとありがたいけど、ゲっとするね。
少し開けたところに出て、少し下って蕎原との合流。
五本松までの急坂でさっきのバイク集団が戻ってきた!
あとはさっきと同様山頂まで。違うのはさっきより一段とヘロヘロってこと。
55:12
TTのコースデータでは平均6.4%とかあったけど、絶対うそやん。
距離といい斜度といい一番きついかも。


もう時間的にも体力的にも限界ですが、ラスト1本。
その前にハイランドパークで休憩。
たこ焼き屋の人も、アイツ何回行ったり来たりしてんねんと思ったことでしょう。
あともう2回です。
蕎原TTです。
序盤はここもフラット。山荘みたいなところを過ぎたあたりから激坂。
きついのもしんどいが、ここからずっと上までひび割れたコンクリ路面がごっつんごっつんで、
走ってて非常に振動があって疲れる。
おまけに枝やら石やら散乱しているのでペースをあげれず。
57:00。
寒い…。もう帰ろ。


どこから下りようかなと考えながら、とりあえずたこ焼き食べようとハイランドへ戻っていると
後輪がブルブル。やばい。パンクです。久々。
前輪は毎回走るたびにパンクしていたのがDURO PTにしてから未だに無傷。
でも後ろは同じパナでもEVO3なので若干弱いので空気圧も前輪より高くしていたのだが。
やっぱりさっきの蕎原でなんか踏んだんだろうなあ。
たこ焼き屋の後ろのベンチでイソイソと修理。山上は風が待って寒い。
意外とすんなりはめれた。でもなかなか空気が入らず。たぶん6BARくらいしか入ってない。
下りとかも無理せずに後輪をいたわりながら帰ります。
パンク修理で頭がいっぱいでたこ焼き食べ忘れたまま下山です。
行きと同じ道は嫌なので蕎原〜塔原〜土生と進みます。
県道39号で岸和田市内まで、そこからは県道204号を北上です。
途中ですき家で腹ごなし。


今回で身にしみたのが寒さ対策。ということで粉浜のウェパ初見参。
(でも自転車に乗り始めるだいぶ前になぜか何回か来てる)
本当の冬シーズンはもう山奥までいかないし、チャリ用じゃなく防寒重視の普段着でOK。
問題はアタック仕様でサイクルジャージを着ているときに、下りとかで防風・防寒できることなので、
折りたたんでポッケに携帯できるライトなウィンブレとシューズカバーを購入。
あとはよしなに18:3020:30帰宅。

最後の一文に誤りがありましたので謹んで訂正いたします。


走行距離:170.2km
TOTAL:5346.2km