器用貧乏?オールラウンダー?
いつだったか洋二先生に言われた言葉。
「arkibitoは、多趣味でいろいろな分野に興味があってよい。
どの分野でもユニークな意見を持っているし、それなりの結果を出せる力がある。
でももし、なにか一つに専念して注力すれば、相当いいところまで行くだろうに。
このままでは器用貧乏になってしまわないかと心配だ。」と。
まあ先生の予言どおり、実際研究という分野に専念することができず断念した。
結果、器用貧乏で終わってしまった苦い過去だ。
本当に一つのことに専念していたらスペシャリストになれた可能性はあるだろうし自信もある。
でも僕はスペシャリストになりたいとは思わない。目指すのはオールラウンダー。
ただ単に八方美人というわけではないし、飽きっぽいわけではない。
流行につられたり、興味本位で三日坊主になるということはなく、
どの分野にも相当勉強したり、力を注ぐ。
人並み以上の結果は出してきたつもりだ。ただ飛びぬけていいというわけではないけど。
浅く広くというより深く広く、それがモットー。
自分の中で流行り廃りがあって、今は自転車が一番だけど、
自転車のことしかない、自転車のことしか語れない人間にはなりたくない。
ローディーの中には1ヶ月にびっくりするくらい自転車に時間を費やしている人がいるけど
自分はあんまりそういうのはどうかな、もったいないなと思う。
だって人生にはほかにも楽しいことがいっぱいあるから。
1日は24時間しかなくて、その中で出来ることは限られるけど、
音楽もやりたいし映画もつくりたい。昔みたいに写真撮って展覧会もしたい。
本も読みたいし映画も見たい。
たまには料理もしなきゃ腕がなまるし、ここんとこやけに絵を描きたい気分。
今年はほとんどできなかった山歩きも再開する予定。
器用貧乏と言われてもいいから、何でもできる何でも知っている
百科辞典みたいな人を目指したい。まあ単に欲張りさんなのです。
そうれはそうと、うちの会社にはその筋のエキスパートが大勢いる。
仕事柄、地図のエキスパートはもちろんいて、タモリ倶楽部に出た人もいる。
鉄ちゃんも多いが、日本全国の鉄道全線制覇した人が2ケタもいる会社は珍しいだろう。
元mont-bell出身の本気山岳スペシャリストもいるし、プロ写真家もいる。
温泉博士もいれば、47都道府県全県宿泊した人や、歴史研究家etcetc……
仕事半分趣味半分。でもどっちも極めて本気。