クリュチェフスカヤ火山
NHKの山特番『グレートサミッツ』、昨日の深夜にやっていたのをたまたま観た。
もう3:00とかだったし、観ながら寝てしまうやろと思ったが、
つい最後まで見入ってしまった。(だから眠い・・・)
昨日は、カムチャツカ半島にあるクリュチェフスカヤ火山。
ユーラシア大陸の最高峰でり、今もって噴火を続ける活火山。
標高は一応4750m。一応というのは活火山なので毎日成長を続けているため。
高さはヒマラヤの山々と比較するとそれほど高くないのだが、
緯度が高いため、山上の空気は平地の半分ほどらしい。
それにしてもキレイなシルエットだ。
厳しい冬場は真っ白なドレスを全身に纏い、
夏場は轟々と噴煙を上げながら黒々とした姿で人間を圧倒する。
冬のハンパない寒さで凍結した上に、熱々の溶岩やら火山灰で
周辺の地面、氷河はズタズタ、ボロボロ。
ロシアの僻地ということで、人の手がほとんど加えられていない。
(ある意味エベレストの方が整備されているかも?)
番組では、4200mのアタックキャンプを出発直後に、
小噴火が始まって、上を見上げると巨大花火のように
マグマがぴゅっぴゅと飛び散っている。ものすごいとこだ。
ようやく山頂から数十メートルのところまできてまた小爆発。
あんな場所まで来て、ちょっとでも溶岩が漏れ出てきたり、
熱々のシブキでも飛んできたら逃げ場ないなあ。
こんなとこよくもまあ登山するもんだ。
TV越しでもドッキドキだった。
山は生きてるんだなと。
↓NHKグレートサミッツHP
http://www.nhk.or.jp/greatsummits/