記憶の残滓 by arkibito

「マジメにアソブ、マジメをアソブ」をモットーに、野山を駆け、コトバを紡ぎ、歌う。

2011年走り初めは、やっぱり六甲詣で

土曜日。本当走りに行けない日なのだが、
朝少しだけ片付けないといけない仕事があり、やむなくコハを保育園に預ける。
思ったより早く終われたのだが、今からお迎えに行っても、
コハはお昼ご飯&お昼寝タイムなので、夕方までのエアポケットを利用して本年の初ライドに。
年末年始に崩した体調はまだ全快には程遠く、
なぜか左鼻からちょっとずつだが鼻血が出る。どっか悪いのか?
ちなみにぱしゃ君は、本格的に調子を崩したらしく、発熱でダウン中。
軟弱者め、今週からまた夜練で修正してやる。


さてさて、初ライドはやっぱり六甲といきたいものです。
他のローディーアニキたちのブログなどをチェックしても、一部残雪はあるが上れる様子。
ということで今日は仁川ルートで上ります。
1本目は本気モードで3:51。激坂区間で前輪浮いた〜。
2週間ぶりだと体の動きは良くないねえ。
2本目は、新コース提案のプレゼンに十分耐えうるだけの情報収集。
これについては別の専用記事で書きます。
2本終わって、休憩したが、ボトルを忘れてきたのに気付く…ガッデム。
そろそろリスタートという頃に、COPPIのローディーさんともう一人が上がってこられたので挨拶。
お先にリスタートして、五ヶ池ピクニックロード〜鷲林寺〜甲寿橋。


↓仁川の全景。あの住宅街の上がゴール。こうみると一見イージーそうだが…


さて、六甲最高峰TT。
今日の装いがロングスリーブ+ウィンブレに加えて、普通の薄手のフリースを下りに備えて着てきたのだが、
これは脱いでも収納する場所がないので着たまま、ウィンブレだけ脱いでスタート。
オーバーヒート必至。
盤滝までで6:30。そこからゲートを抜けて先へ進む。
日陰部分には白いものが残っているが、路面は凍結しておらずウェット。
ちょっとばかし走りにくいけど問題なし。
それより、ゲート設置のおかげで車がほとんど来ないので、
自分のハッハという呼吸の音だけが山間に響いて、何ともすがすがしい。
じしゃもん橋で19分台。この辺から塩カルの残りがうっとおしくなってくる。
タイヤがぴちぴち言うので怖い。こんなとこでパンク修理は嫌だよう。
宝殿で27分台。そこから少しペースをあげるが、
東縦走路別れのところから北側斜面に入ると目に見えて残雪が増え、路面びちゃびちゃ。
途中で学生らしい集団たちが下ってきたのでご挨拶。
ぬかるみに少し足をとられるが踏ん張ってスパートしたが、
ゴール手前で、左右を全く見てないおっさんが飛び出してきたので急ブレーキ。
そっからやる気なくして、流してゴール。
38:36。


↓山上は雪景色 *手袋で操作してたのでこれ以降知らないうちに写真サイズが小さく…


↓路肩はびしょびしょ


記念撮影のために石碑まで自転車をかついで行ってパチリしたら、
体が火照っているうちに即下山。とクリートがうまくはまらない。
どうしたと裏を見たら、雪の上を歩いたせいでクリートに硬い氷のような雪がぎっしり。
カンカンと地面に蹴りつけて取るが、全部取れないのでグローブしたまま手ではがす。
で慎重にも慎重に下山開始したが、完全装備でもやっぱり寒い!
そしてクリートの件で濡らしてしまったグローブが冷えて指先の感覚がなくなる。
上るのはいいが、この下りなんとかならんか!
半泣き状態でなんとか逆瀬台マンションまで下って来る。
ここから白瀬橋を左折して、脇道をくぐって宝塚南口まで直降り。
宝塚温泉の前のローソンでようやく補給。
どん兵衛で温まる。
さて直で帰らずにわざわざ宝塚まで来たのは、これまた新コースとして提案中の十万辻の視察のため。
宝塚駅からすぐなのですっとばす。
と、後輪のリアクションがおかしい。何々と停まって確認したらパンク…
オ〜マイガットゥギャザ〜!初ライドから縁起悪いでんなあ。
よく見たら、というかよく見なくても、明らかに一ヵ所異物が刺さってタイヤがこんもりしている。
抜き出すとでっかい塩カル…むうう…。まあ下りの途中でなくてよかった。
寒空の中かじかむ手で、そそくさとタイヤ交換。やればできるもんで15分で済んだ。


で、目の前の十万辻TT(仮)のスタート地点、名瀬橋東詰からスタート。
このコース、三田や丹波、千刈ダム方面へ抜ける道として多くのローディーさんが利用している有名な道。
何を隠そう、小学校時代から私も主戦場として練習していたコースです。
当時はめっちゃ重いMTBをひ弱な体で必死で上ってました。
ただこのコースのネックは交通量。この道沿いにいくつか採石場があり、
大型のトラックがバンバン通るので、そのリスクをどう考えるか、議論の余地ありです。
このコースはカーブ番号がふってあって、1〜30までこなせばゴール。
スタート直後〜3番、25〜30のラストが激坂になっていますが、
中盤は比較的緩く20km近い高速TT。
本コースも新コース案記事にて。
一応タイムは23:12。


↓十万辻


これで今日は打ち止め、あとは小浜宿〜軍行橋〜田能遺跡〜天竺川ルートで帰宅。
100km足らずなのに結構疲れた。久々だったからか、寒いからか。
まあとりあえず遅まきながら今年もライドをスタートできてよかった。


走行距離:91.5km
TOTAL:91.5km