記憶の残滓 by arkibito

「マジメにアソブ、マジメをアソブ」をモットーに、野山を駆け、コトバを紡ぎ、歌う。

お仕事体験

先週ははじめて甲子園にあるキッザニアに行ってきました。
かねがね噂は聞いていましたが、実際行ってみるとそれは楽しくて、娘も大満足。
親もわが子が奮闘している様を間近で見れるので面白かったです。
自分が子供のころにこんなのがあったらさぞかしよかったろうなあ。



キッザニアはちびっこたちがお仕事体験を通じて学んで遊べる施設。
でっかい建物の内部はマカオヴェネチアンのように実際の町のようになっていて、
そこにたくさんのお店や施設があって、そこでお仕事をします。
その施設の中には子供だけが入ることができて、
大人は町にあるベンチで待機したり、ブースの外から子供たちの活躍ぶりを見学。
親は一切手出し無用、口出し無用。
子供たちはクルーの指示に従って仕事をこなし、
その報酬として、キッゾと呼ばれるこの町だけで流通しているお金をもらいます。
そのお金で別のブースのものを買ったり、サービスを受けたり。
あるいは銀行に預けて、次回また来た時に引き出すことも可能。
まさに、”リアルおままごと”の世界なのです。
実際の企業が50以上参加されていて、その中でも人気なのはやはり食べ物系。
他にも、電鉄会社や病院、ブティック、メディアに証券会社などなど。
1回の体験が30分ほどかかるので、1日では全部巡るのは無理です。
当日はそれほど混んでなかったのでとてもラッキーだったけけど、
週末とかはすさまじいようで、ひたすら行列待ちとも聞きますなあ。


この日、娘はDONQでクロワッサンを焼き、歯医者で虫歯治療に従事し、
消防では現場で放水ハッスル。
一転して病院では看護士さんに扮してダミー赤ちゃんを大事そうに御世話。
人形とはいえ赤ちゃんを扱っているからか、とても優しいお姉さんの顔つき。
一番見ていて面白そうだったのは、最後にやった、三井住友銀行
実際に他の子供が預けるキッゾを勘定して入金処理するといった窓口業務。
クルーに褒められるたびにペロっと舌を出して喜びながらやってましたが、
あんな窓口のお姉ちゃんやったら怖すぎてお金よう預けれんわとか、
あんなヘラヘラした感じで説明聞いてる新入社員おったら最悪やなとか、
お年玉あげて、あんな風にお札数えるようになったらカワイくないなとか、
色々奥さんと爆笑しながら見てました。
とにかくご飯も昼寝もトイレも忘れて、半日遊び倒した娘。
帰りの電車で爆睡だったのは言うまでもない。