記憶の残滓 by arkibito

「マジメにアソブ、マジメをアソブ」をモットーに、野山を駆け、コトバを紡ぎ、歌う。

ご近所めんライフ 〜うどんとは?〜

土曜日に娘と2人のランチでの確率が高い讃州うどん。
今回も限定品に手を出し、「味噌茶美(ちゃーみー)」とやら。
茶美豚というブランド肉をつかった味噌ちゃんぽんのようなもの。
お肉はたくさん入っていて嬉しかったし、野菜もたっぷりボリューミーだったが
その野菜から出る水分のせいか、味噌味が薄くてちょっとじゃんねん。
例えば、白味噌とかでもっとスープにパンチ効かせるとかあったらよろしいのになあ。
やはりダシ系はいつも弱いなあ。
それをカモフラージュするためのカレー押しな店なんだけど。
肝心の麺も最近ちょっと伸び気味。
事業としては色々展開していくのも必要だが、そろそろ原点に立ち戻ってほしい。


↓讃州うどんの「味噌茶美」


お次も何度目かの登場。大阪でうどんと言えばやっぱり力餅グループ。
中崎にあるこの店はかれこれ15年以上通っております。
久々にのぞいたが、相変わらずチャーミングなお父さんお母さんが、
ごぶさたですねとご挨拶してくれました。
色々あるんだけど、やっぱり肉うどんばかり注文してしまう。
いつまでも変わらぬ優しいお味。
やっぱりうどんはダシだなと再確認させられる。


↓力餅


↓肉うどんとお稲荷さん


今回の2軒は昔からのかなりの常連店なのだが、
本当にわかりやすいくらい対称的だ。
経験上、かけうどんがマズイ=ダシの取れない店は、
いくらコシのある麺がウリであろうと、合格点には至らない。
それはダシ文化の関西だけでなく、本場讃岐でも同じこと。
正直言って、ちょっとした知識さえあれば、腰(だけ)のある麺なら、
素人でも作ろうと思えば作れる。
どれだけうどんに真剣に打ちこんでいるかの判断は、
やはりいかに丁寧にダシを取っているか。
ダシにこだわりのない店はちょっとダメだ。
それはうどんに限らず料理全般に言えるかもしれない。