記憶の残滓 by arkibito

「マジメにアソブ、マジメをアソブ」をモットーに、野山を駆け、コトバを紡ぎ、歌う。

山城夜ポタ

先週の金曜日。
日曜日のチームアワ1に向けて、
5000km以上走ってユルユルになっているチェーン交換のためひさびさ木馬へ。
本当はアレがアレだって聞いたので言ったんだけど、
アレはまだだった。でももうじき楽しみだ。
で、四国から戻ってから一切メンテも掃除もしておらず泥っどろ状態でお邪魔。
すぐに交換してもらったのだが、ここで店長の進言でミッシングリンク化しました。
それから真ん中あたり、一番頻繁に使用するギアの変速がカクカクするので
少々手入れをしてもらう。
金曜の晩はこれから集まったメンツで飲みが始まるのだが、
せっかくマシンを引っ張り出してきたので、お先にお暇して真面目に走ります。


こっち方面だと、何も考えずに清滝となってしまうのだが、
今日はまだロング仕様で重たいし、
新鮮味がなくて面白くないので清滝は避けたい。
どっかないかと思案して、そういえば1つ新コースを走ってなかったな。
というよりあえて避けてたんだけど阪奈道路TTへ向かう。
緑からR163に入り、調子を見るためにスプリントしてみるが、
軽く44kmとか出て足だけは軽いのを確認。
ただアレルギー薬のせいで頭が制御されているのか、
足に力がうまく伝達できてない感じがする。
三ツ島で第2京阪をまたぎ、珍しく直進して府道161号で野崎へ。
駅前でJRをまたぎ、旧R170を南下して、寺川交差点。
地元じゃ泣く子も黙る阪奈道路に来てしまいました。
そこから左折してスタート地点まで移動するのだが、
相変わらずエグい交通量でちょっと身がすくむ。
で、スタート地点であるGS横の信号に到着。


↓寺川交差点


阪奈道路TTスタート地点


間髪いれずにTTスタート。
序盤の勾配は緩く、川みたいなところを軽くまたぐ。
ホテルのネオンが近づいてきてにぎやかに。
どこかで裏道に入らないといけないのだが、
いくつか脇に入れる道があってどこどこ?となる。
間違ったらホテルにチェックインだぞ。
で、それらしい道を発見し切り込むと、一気に激坂みたいになっていて焦る。
そこをやりくりしながら急なヘアピンを回っていく。
意外と路面状況が悪く、ゴツゴツと振動がうっとおしい。
ホテル街を抜けると、遠くに真っ赤な「はや山荘」の看板が目に入ってくる。
この辺で勾配は一応安定する。


↓はや山荘


はや山荘前を過ぎると、道は森の中へと分け入っていく。
道も一層悪くなり、明かりもなくて暗くなる。
時々、上から車やらバイクが降ってくるので慎重に。
1つ急なヘアピンを回りこんでからは、くねくねと一定の勾配が続く感じ。
しばらくして短い直線区間があり、そこは路面が良くなる。
そこを過ぎたところで、上からエンジンを切ったバイク3台がライトもつけずに下りてくる。
しばらく進むと本線合流。タイムはここで8:00。
そこからはもうビュンビュンと脇を車が通過する幹線道路を、
身を狭く路肩にしがみついて走るのみ。
からしたらこんなところチャリが走っているなんて思ってもいないし、
上りでアクセルを吹かしているのでこっちは超怖い。
特に左カーブだと、こちらがイン側になるのだが、
雑草が生い茂っていてカーブ出口が見づらくなっていて、
変にインを攻めてくる車がいたら(ここは実際いる)ちょっと危険を感じる。
勾配はそれほどでもないので、とにかく切り抜けたい一心でゴリゴリ回す。
竜間交差点の陸橋を通過が12:00。
近くに遠くにゴルフ場の明かりで照らされながら、2車線のハイウェイを進む。
進むにつれて勾配はもっと緩くなり、ヒルクラというより平坦TTのようだ。
何か学校のようなところがあり、そこを過ぎて下ったところのバス停でゴール。
15:38。
でも後で調べたら、その学校のところのバス停がゴールだったらしい…
下りに入るからひょっとしたらと思ったんだが、
必死すぎてオーバーランしたみたい。まあいいか。


↓ゴール地点と思ったら1つ前のバス停だった…


中盤、裏道区間は確かに面白いけど、
やっぱりラスト2,3km阪奈道路ど真ん中を走るあたりは
正直TTという気分ではなく、生きた心地がしなかったワ。
やっぱりあんなところでワザワザTTしなくてもいいんでないのと思う。
まあ、遠方のコースならまだしも、
サイトでもユーザー数が最も多い清滝や十三峠からほとんど離れていないコースなのに、
いまだ登録者が3人しかいないという現実こそが、
みなこのコースがTTに向いていない、
阪奈道路がどういうところかを知っているという何よりの証拠なんだけど。
自分は多分もう上らないと思う。


さて、危険なチャレンジをどうにか終えると腹が減ってきます。
せっかくここまで足を伸ばしてきたので、何か食べよう。
そういえば、まだ木津の屋台餃子屋さんに飛ばせば間に合う!
ということで向かいます。
阪奈道路を外れて、ならやま大通りへ下っていく。
えさほいさアップダウンをこなし、白庭台
そこから1本北の通り(名前忘れた)に入り、またまたアップダウン。
神攻で県道52号にぶち当たり左折。すぐに右折して県道328号に。
そこからもう1本北の裏道へ。裏道大好きです。
じゃっと下って川久保でR163に合流。
ド平坦ストレートをかっ飛ばし、R24にぶち当たって少し北上。
やってるかちょっと心配だったが、ちゃんと赤ちょうちんが出ててホッ。
久々にやってきました。ナイトライドでしか味わえない隠れた名店。


↓屋台餃子 小金


気さくなおっちゃんと楽しく挨拶をして早速注文。
あいにく大好きなしそ餃子は売り切れ…
そこでニンニク餃子と、お初の手羽先餃子を2本注文。
クーラーなど当然設置していないバンの中で汗だくで餃子を焼いてくれます。
おっちゃんと色々お話をしながら待ちます。
お腹が減って待ちきれないよ〜。
で、おっちゃんニンニク餃子3個もオマケしてくれて出してくれる。
ありがと〜。
で、早速早速♪
まずはニンニク餃子。んん〜ンマイ!
マヨネーズと餃子のたれとの相性抜群。
1口サイズで小振りながらニンニクが効いていてナイスよ〜。
お次は手羽先餃子。おおおお、なんてジュ〜シ〜。
中に入っている餡が薬味の代わりをこなしこれがまたたまらん!
ウマ〜ウマ〜ウマ〜。
で、あっというまに平らげてしまう。
おっちゃん、ありがとよ〜、また来るよ〜。


手羽先餃子1個190円、ニンニク餃子10個350円


さて、お腹も満たされ、時間もまだ22:30。
このまま来た道を帰るのも面白くない。
といって夜は夜だしあまり無理できないが、
とりあえず木津川CRでもしばいて帰ることにする。
少し北上して泉大橋からスタート。
CR上は明かりはあまりないけど、
左右に町の明かりが広がっていて明るくなんら怖くない。
ダラダラと鼻歌を歌いながら北上する。
途中で、ルートを間違えてダートに入ったりしつつ、問題なく北上。
夜の流れ橋はどんなもんかと降りてみたが暗くてよくわからん。
御幸橋で時刻は23:30。


↓木津川CRスタート


↓夜の流れ橋


御幸橋


そこからは淀川CRで鳥飼大橋まで。
木津川と比べてやはり車止めやらなんやらうっとおしい。
その先は阪神高速守口線高架下にて。
信号が点滅になっていてスムーズに。
ちょっと覗いてみたれと寄り道して木馬前を再び通るが、
さすがに飲みはお開きしていた。
そこから城北運河を伝って1:15帰宅。


走行距離:96.78km
TOTAL:5531.13km