記憶の残滓 by arkibito

「マジメにアソブ、マジメをアソブ」をモットーに、野山を駆け、コトバを紡ぎ、歌う。

新春 黒岩詣で

除夜会から帰宅後、少しだけ仮眠をして
3時過ぎに出動。
3:50の各停で阪急芦屋川の駅に到着したのが4:10ごろ。
駅前は10人ほどのご来光目当てのハイカーが準備をしておりました。
日の出時刻は7:09ということで、時間は十分ありますが
できれば早めに到着して夜景もたっぷり撮影したい。
ただ、待機時間で冷えるので
できるだけ汗をかかないように
ペースを守っていくことが肝要。


4:20に山行開始。
住宅街を抜けて高座の滝へ。
今回はロックガーデンの中央尾根から黒岩を目指します。


↓ロックガーデンから登ります


ヘッデンに加えて、チャリ用の閃を手持ちなので
明るい明るい。
勝手知ったる道なので、何の心配もなくテクテク。
途中から岩場に入ると着込みすぎもあって、
結局汗だくになってしまいました。


↓中央尾根から振り返って


風吹岩にはたくさんの地元の高校生がタムロしてて
夜中にだいぶん騒がしい。
後から上がってくるハイカーも
おそらくここを目指してやってくるはずなので、
写真撮ったらすぐ退散して、先へ進みます。


↓風吹岩


魚屋道を進み、途中のポイントで荒地山へ。
例年ここからうっすら雪があるんだけど、
今年はあったかいから全くなし。


↓荒地山山頂


5:30に無事に黒岩に到着。
今年は一番ノリでした。
風はほとんどなく、
空気も澄んで見事な大阪湾の夜景が目の前に。
ウェアを重ね着したり、ブランケットを出したり、
準備を整えたら、さっそく撮影タイム。


↓黒岩からの絶景


↓大阪湾


↓西宮浜あたりをズームアップ


6:30を過ぎると、少しずつ東の空が明るんできました。
ここから朝の放射冷却でぐぐぐっと冷え込み、
サーモスに入れてきたコーヒーで暖を取りつつ、
刻々と変化していく朝の風景を撮影。
途中、男性2人組、単独さん1人、
高校生グループの4,5人がやってきましたが、
比較的今年は少なめ。
静かに日の出を迎えることができそうです。
ぼちぼち明るくなり、街の明かりが消えていきます。
今年はちょっと葛城・金剛の山並みの向こうに雲があって、
さらに空の上の方にも少しずつ雲が広がってきました。


↓少しずつ東の空が明るくなってきました


↓朝がくる


7時を回ると、雲のはじから少しずつ太陽が顔を表します。
上部の雲がちょうどよくオレンジ色の光を受け止めて、
空一杯に光を反射して美しい。
素晴らしい初日の出でございました。


↓太陽が顔を出してきました


↓初日の出


朝、家族たちが目を覚ますころには帰宅したいので
名残惜しいですが、さっそく下山を開始。
荒地山山頂へは戻らず、そのままC-5からキャッスル方面へ。
荒地谷を過ぎ、中央尾根と合流すると下りが大渋滞!
まさかこんなに人がいるとは…
大行列で待たされながら高座の滝までおり、
そこから芦屋川の駅まで。帰宅したのが9時前でした。


↓下山は大渋滞


↓高座の滝にて


今年のお山の安全も黒岩さんにお願いをし、
素晴らしい初日の出も見れました。
今年もたくさんの素敵なお山に登れますように!