記憶の残滓 by arkibito

「マジメにアソブ、マジメをアソブ」をモットーに、野山を駆け、コトバを紡ぎ、歌う。

球を見る

引き続き連夜の特打ちでこちらへ。
真面目に練習してますよ〜。



昨日球の速さには慣れたのでスタートから100kmで。
1回20球打ち込むのだが、ラストの5球の感じがよかったので、
一度BOXを出てロビーで自己分析。
ここまでのアプローチとしては、
とにかくフォームをどうするか、
バットをどう振るかというところばかりに目が行ってしまっていたのだが、
さっきの5球はそこではなく、
球をよく見るというところに集中して振っていた。
球をよく見るというのはバッティングの基本中の基本で
当然今までもよく見るということはしていたのだが、
ただ見るということだけで
その内訳についてよく考えたことがなかった。


で、次の20球で、その点にのみ集中して1球1球に挑む。
具体的には今までバットを振ることの方に意識が行き過ぎて、
見ることの意識が、リリースの瞬間からわずかしか持続せず、
そのために、球の速さや軌道に対応するのに、
一瞬の空白の時間というか、体が泳ぐような間があって、
結局よく球を見ているつもりが、
合わせに行っているだけで、軸もブレてしまって
うまく当たらなかった。
なので、とにかくフォームとか振りは脇へ置いておいて、
ぎりぎりまで目を切らずに、球を見て、
我慢して我慢してバットを出すようにしてみたら、
驚くほどミート率が高くなった。
手ごたえがあったので、これを確実に自分のものにするため、
もう1打席20球で実践してみたら、見事にフィットした。


今まではバッティングに自信がないので、
球の速さや威力に負けたくないという意識が働いて
振り遅れちゃうんじゃないだろうかという焦りから、
ついつい振ることにばかり頭が行ってしまっていた。
100kmくらいの球ならすでに慣れてきたので、
速い速いと自分の中で慌てることをせず、
どっしり構えてとにかくできるだけ球を見ることが大事で、
それがいわゆる球を呼び込むということなんだろう。
もちろん、相手によって球速が変わるわけなので、
見れる感覚や距離の幅は変わってくるんだろうけど、
草野球レベルなのでせいぜい110とか120で慣れていれば
きっと試合では通用するだろう。
後はこの感覚を持続できるようにしなければ。



ちょうど野球ネタでいえば、センバツはすごいことになってる。
履正社大阪桐蔭の大阪対決。
どちらかは夏の甲子園では見られないわけで、夢のカード。
ちなみに大阪代表を2校にしたらという声もあるようだけど、残念!
その場合でも南部と北部のエリア分けになり、
この2校はどちらも北ブロックだから、どのみち、
どちらかしか選ばれることがない。
(他も強豪ぞろいなのでこの2校とは限らないが)
なんにせよ地元同士が最高峰の舞台でみられるなんて、
本当にすごい。やはりどちらかと言えば母校を応援することにはなるけど、
どっちも頑張ってもらって、いい試合見せてほしいなあ。