記憶の残滓 by arkibito

「マジメにアソブ、マジメをアソブ」をモットーに、野山を駆け、コトバを紡ぎ、歌う。

千畳敷カール

翌朝は6時起床。
イベント自体は午後からなので
午前中はちょっと寄り道してハイキングへ。
お宿の方に見送られて最寄りのバス停まで。
そこからバスに乗ってしらび平まで険しい山岳道路を進みます。
しらび平から駒ケ根ロープウェイに乗り込み、
一気に標高2600mまでビュン!


↓駒ケ根ロープウェイ


↓行き違い


ものの7分で、1000m以上の標高を稼いで
日本で一番標高の高い駅である千畳敷駅に到着!
到着してすぐは雲が晴れて、
壮大な千畳敷カールを眺めることができましたが、
ものの5分足らずで雲が上がってきて、
すぐに白の世界になってしまいました@@
ただ、駆け込みで娘に絶景を見せることができたのでぎりぎりセーフ(汗)


↓日本で一番高い駅


千畳敷カール


この後、イベント前にまずゴール地点である伊那市まで行って
レンタサイクルの手配もあり、時間的にゆとりがないのと、
それでも天気が良ければ、
小屋くらいまでは登ってみようと思っていましたが、
このガスガス具合では登っても眺望は期待できないので、
カール内の遊歩道をぐるっと回るだけにすることにして、
その分、後ろの行程にゆとりを持たせることにしました。
気軽に山上にアクセスできるとあって
たくさんの人がすでに登ったり下りたりしております。
一面は色とりどりのお花畑になっていましたが、
虫たちの朝ごはんの時間なのか、
花弁にびっしり虫が止まっていて娘はひいいいい〜となってました。
乗越浄土への登り口で遊歩道へ入ると雪渓があり、
少しだけ雪遊び。
今年はどこも残雪が多いと聞くけど、
千畳敷ではほとんど残っておりませんでした。


↓雪渓で雪だるま


雪渓の脇にあるベンチで、朝ごはんを取ることにしました。
ザックを開けると、
お菓子用に持ってきたポテチの袋がパンッパン!
これ、娘と山に行くときのお約束ですが、
道行く人もこれを見て、
スゴイスゴイと言いながら通り過ぎていきます。


↓お約束の実験


1時間ほどで遊歩道から千畳敷駅へ戻ってきました。
到着したての絶景はまるで神隠しに遭ったかのように
真っ白けっけ。
週末ということで下から上がってくる人が次から次から来るため、
早くも臨時便を連発するロープウェイに乗り込み下山。
子の早い時間では下りはガラガラで快適でした。
ふと、眼下を見ると、なんと、
幾重もの滝が連続する岩場に人影!
すごいツワモノがいるもんですな!
あの激しい断崖のような滝をどうやって巻いてきたのか、
そして千畳敷まであとどのくらいかかるのかわかりませんが
相当ハードなクライミングでしょうね。


↓戻ってくるころにはガスガス


↓帰るよ〜


↓マジかっ!!


しらび平に戻ると、バスの時間まで待機。
50周年記念で、ゴンドラを小さな記念館のようにしてあったので
そこへお邪魔しました。
あの千畳敷カールの絶景が気軽にみられるのも、
この険しい山の中に、ロープウェイが設置されているからこそです。


↓駒ケ岳ロープウェイ50周年♪


↓寄せ書き


時刻通りの路線バスで駒ヶ根駅に戻り、
そこから伊那駅まで鈍行に揺られます。
さて、これからいよいよ
この旅のメーンイベントへなだれ込みます!