記憶の残滓 by arkibito

「マジメにアソブ、マジメをアソブ」をモットーに、野山を駆け、コトバを紡ぎ、歌う。

復帰ツーリング  清滝〜竹内峠〜十三峠

木曜日に無事相棒が退院していたのだが、
娘がまた風邪をひいたのと、
自身が季節の変わり目で喘息の発作が出て体調不良だったので出動できずだったが、
日曜日の昼からようやく復帰ツーリングに出かける。


どこへ行くか悩んだが、昼からということもあるしとりあえず清滝へ。
引き取りの際にてんちょうからアウターの歯が摩耗していて滑るかもと言ってたのだが
リアをトップもしくはセカンドに入れると滑るどころか、
勝手にフロントがインナーに入るくらいで、
ダンシングした時に空回りして、思わず転倒しかけた。
ひとまずその組み合わせでなければ走行に問題ないので、
鈴鹿が終わったら近々また交換に行こう。危なくてしょうがない。


そして久々の清滝です。山は実に2か月ぶり。スタートは緊張しまくり。
エイヤっとスタート。合流地点まではアウターで回すが、
さっきの問題があるので、そこからはインナーでいつもより2枚重いのを選択。
日差しが暑いが、風が心地よい。
久々で気持ちが慎重になりすぎているのか
体の動きが鈍く、なんんかもっと押し上げられそうなのに、脚が付いてこない。
息は心拍が上がってしんどいというより、発作の影響で胸が重い。
でも今日は上りきることが大事。
ヘアピン区間で少しスパート。限界に近い。
13:55。
オ〜ノ〜ベストより1分も遅いやんけ〜。
ギアの不具合があるとはいえ…
でも逆を言えば、2か月のブランクで1分遅れで済んだのは、
ホイール効果が十分あったってことかもしれない。


そこから163号を東へ。家では清滝〜木津〜和束というコースを考えていて
地図もそのように頭に入れていたのだが、
高山大橋まで来て、やっぱり秋の奈良盆地をのんびり走るものいいなと、
県道7号を南下することに急きょ変更。
稲刈り前の大和の国は金色の園でした。
富雄川沿いに秋の心地よい風を受けながらのんびり走ります。
西名阪を越え、近鉄橿原線を越え、下街道を軸に農道を行ったり来たり。
大和高田の市役所を越えてようやくR166に出る。


引き返しがてら、竹内峠TTに挑戦。
ここでもアウターで攻めようと思ったら、ギアが不具合でタイムロス。
タラタラと直線が続き、ようやく峠。
9:35。
いやいやもうちょい行けます。


そのまま大阪側へ下ります。竹内街道から石川CR経由で柏原まで。
ここで日も暮れかかってるし、大和川CRでもよかったのだが、
思ったより疲れてなかったし、走るにつれて感覚が戻ってきたので
一か八か十三峠行ってみるか、ということで旧170を北上。


やってきました大竹セブン。
ループ橋まではアウターでいつも行くのだが、今日は最初からインナーで。
夕焼けがとてもきれいです。
山岳エリアに入って、きっつい坂の連続。
そうでした、これこれ!これこそ十三!
久々の感覚。しんどいけど、楽しい!
今日はやけに車が多い。なかには「がんばれ」とか「こんにちわ」とか
声をかけてくれる人もいて、力になりました。
水呑み場まできて、途中リタイアは考えなくて済む。
あとはタイム。
スパートはかけずペースを保って上る。
ラストのヘアピンはいつにもまして車と人が多い。
みんな夕日が沈むのを見に来たようで、ごっつい望遠レンズが何台もあった。
一応人がいる手前、へばってる姿はかっちょ悪いので、ラストはしごき。
23:35!
おお、自己ベスト更新!やっぱホイールのおかげ?でももっといけるぞ!


日も暮れてしまったので、さっさと下って、いつものコースで市内へ。
水曜日の鈴鹿の買い出しで堺筋本町のワイズロードによって買い物して帰宅。
ひさびさ100km走行、3つのTTをこなしたが、ほどよい疲れで、
復帰1発目にしては順調な滑り出し。また1からがんばります。


走行距離:104.85km
TOTAL:4141.5km