冬山は怖い
ニュースを見てびっくりした。
F1時代から応援している片山右京さんの富士山遭難の件。
あれだけの経験と体力があっても、
一度自然が牙をむいたらひとたまりもないのだと改めて思った。
昔右京さんのドキュメントか何かで見たが、
右京企画の社員の皆さんは元々右京さんの大ファンで、
ぜひ右京さんの活動を支えたいと会社を立ち上げたらしい。
だから、亡くなられた2人については本当に本当に残念だ。
死の恐怖・危険と常に隣り合わせの山の基本は自己責任。
最後の最後、自分の身を守るのは自分でしかない。
そうとわかっていても、目の前で仲間が失われていくのを、
何も出来ずに見守るしかないという状況は想像を絶する。
2人を残して下山するというのは本当に苦しい決断だったと思うが、よく決断したと思う。
それにしてもよくぞ1人で自力で下山できたものだ。
右京さんには、すぐには無理でも、いずれこれからもぜひ山に向かっていってほしいと思う。