記憶の残滓 by arkibito

「マジメにアソブ、マジメをアソブ」をモットーに、野山を駆け、コトバを紡ぎ、歌う。

さらば、マダム。

大学のサークルの後輩にマダムというのがいる。
初めて会った10年前から愛称はマダム。
2つ年下なのにマダム。
これがまたユニークなキャラクターで、
瀬戸内の島育ちの独特な間合いと人懐こい表情。
時々素っ頓狂な発想で実にユニーク。
ネガティブのスイッチに入るとなかなか大変なところが自分と似ているところがあって
色々と心配したりするのだが、
自分も奥さん(奥さんも同じサークル)もマダムが大好きなのだ。
まあ、社会人になってからは、メールをよこしても全然返事くれないし、
チャリで近所を通った時にピンポン押しても絶対に出てはくれなかったのだが。


そのマダムがいよいよ本当にマダムになる。
めでたいことだ。
でもなんだか不思議。
いずれはそうなるんだから自然なことなはずなのに。
あのマダムが人妻になるなんて。
そして、結婚を機に旦那さんに連れられて、大阪を離れ遠く福岡へ行ってしまう。
いい日旅立ち
めでたいことだから、盛大に送り出してやるべきなんだろうけど、
正直ちょっぴり淋しい。
先週の金曜日はささやかながらに門出を祝うパーティー
少しの時間だったが会えてうれしかった。
今頃はもう新居での生活が始まっているだろう。
マダム、アッチでも達者でやるんだよ。