カレーなる日々 sp
夏のイベント尽くしでグルメ報告書がたまり気味。
なので一気出しSP。
まずは一度紹介済みの天五商店街にある「ガネーシャ」。
前回売り切れていたここの一番名物という牛スジ煮込みカレーをいただく。
チキンよりもコクがあっておいしいが、酸味が弱いのでチキンの方が好きかも。
野菜から出る水分だけで炊いているだけあって結構モサモサとします。
なかなかスパイシーかな。体が中から温かくなります。
↓「ガネーシャ」の牛スジ煮込みカレー
お次は今回紹介するなかでもダントツ一番感動したお店。
すでに巷で話題になっている中津の「SOMA」さん。
何度か会社帰りにトライしたもののルー売り切れでなかなか食べられませんでしたが
ようやく食べることができました。
ここは2種類のカレーのルーを混ぜて食べるということで
いわゆるあいがけカレーでもないちょっと変わったスタイル。
色々なメニューがあり目移りしましたが最初なので
一番オーソドックスなチキンキーマとトマトカレーにする。
しばらく待っている間に店内を物色。
エスニック調に仕立てられらた内装はとても居心地がよく、
町家をリノベしたカフェのようでいい感じ。
ようやくカレーが到着し実食。
ん!なんだこの楽しいカレーは!
口の中で色々な具材がかわるがわるやってきて、次々に変わっていく食感が楽しい。
ミンチの感覚、れんこんや豆の感覚、
そして不意にスパイスの実がつぶれその瞬間にぱあっと爽やかな香りが広がる。
モギュモギョ、ホゴロホゴロ、シャキシャキ、ブツブツ、食のオノマトペがあふれだす。
なんて楽しいカレーなんだ!
キーマだけだとルーっぽさがなくてモサモサしてしまいそうなところを、
トマトカレーがしっかりそれをフォローしているのは完全に計算されてのことだろう。
いやあ脱帽です。
今までも色々なカレーを食べてきましたが、これほど口が喜ぶカレーは初めてでした。
素晴らしい!
お次はちょっとエスニックな雰囲気から一転して
欧風のダンディーさを求めて夜の天神橋へ。
その名も「山の底」。山の上とかならわかるがなぜか底です。
ここはカレーとともに燻製もウリにしています。
せっかくなので燻製も食べたい!
ということでちょっと贅沢して生ビールのついたセットにする。
カレーができるまでに燻製で一杯するわけですが、
10種類くらいあるうち3つをチョイスできる。
この時はチーズ、卵、タコにしました。
スモーキーな味わいをビールで流す。ああんシアワセ。
大人の味を堪能しているとカレーも到着します。
今回はポークブロックとチーズのカレーにしました。
ライスとルーは別々で運ばれてきてルーは小壺のようなものに入っている。
ちびちびとライスにかけながら食べるのだが、コクがあってウマイ。
チーズがトローンと溶け、中には豚のブロック。
お店がそうであるようにアダルトな深い味わいを楽しめました。
まだまだ続きます。
次もまたちょっと変わり種?というかすでにメジャーですが、和レーに行きます。
北浜の東横堀川の辺にある「和レー屋 丁子」へ。昼のみの営業です。
すぐ近くにはあの有名な「カシミール」がありますが、夏休み中でした。
日替わりのグリーンカレーもかなり興味をそそられますが、
ここは初心貫徹で和レー。
あいがけ(ビーフと麻辣キーマ)の大盛りを注文。
女主人と夏休み中でしょうかお子さんがお手伝いしてせっせと動いています。
小さいお店でカウンターバーのような感じ。(晩はそうしてるのかも)
しばらくして大きめの丼に盛られたカレーが到着です。
大盛りにしたので結構なボリュームです。
まずはビーフを一口。和風な出汁が効いたマイルドなお味ですが、
しばらくすると結構な辛味が襲ってきます。意外や意外、結構辛い!
お次は麻辣キーマに挑む。これもまた結構辛い!
そして山椒のツーンとした鼻に抜けるようなソワーっとしたアレが強烈に突き抜ける!
先ほどのスパイスの辛さがその波に乗って再び襲来してくるから、軽いパニック!
でもこの辛さがたまらない。食がどんどん進みます。
そして皿ではなくある程度底のある丼に入っているのでアツアツのご飯の熱が冷めず、
それが辛さを余計にパワーアップさせているので
食べては水を飲み食べては水を飲みを繰り返します。
発汗作用抜群で、冷房でキンキンに冷えた室内なのに汗だくです。
それを見かねたのか、食後のサービスにと冷たいチャイを出していただきました。
これも味は結構スパイシーな味なのですが(もちろんとてもおいしい)、
それを飲み干すと不思議と今までの辛さがなくなってしまうからすごい。
生活の知恵というか、食べ合わせというか、ようできてます。
↓あいがけ(ビーフと麻辣キーマ)800円の大盛り(+100円) 右がビーフ、左が麻辣キーマ
続きましては、南森の3モリの1つ「モリ商店」です。
ここは反原発や健康など非常にこだわりがあるお店のようですが、
さわやかなカフェのような内観で気軽に入れる。
どれにしようかとメニューを見て悩んでたら、あいがけ可能のようなので、
バターチキンとひき肉とレンコンの2種類を大盛りで注文。
最近は「あいがけ」ブームなのかな?
まずはひき肉とレンコンの方からいただく、
野菜とお肉のうまみが上手に引き出された優しいお味。
粗くカットされたレンコンの食感が変化がついておいしい。
お次はバターチキン。これもまた甘めでバター由来のこってりまったりとしたコクがおいしく
これは子供大好きだろうなあ。こちらも優しい味でよかったです。
さてさてお次は関西の黄レンジャーならまず知っていると思われる某店へ。
OPEN時間から少し遅れてしまったので、少し並びます。
小さいお店をマダム一人で全て切り盛りしていてとっても忙しそうです。
メニューは当日のカレーのみ。ごはんの量は調整できます。
当日はチキンでした。
入店してからも結構待たされましたが、待つだけの甲斐はあります。
素材とスパイス、そして塩のみで味付けされ、
他の一切混じりけのない、まさにヌードなカレーです(いやん)。
素材の旨みがジワーッとあふれ出てきてたまりません。
少し辛いのだが、それは付け合わせのエッグを混ぜることで和らぎます。
カレーのルーも大変おいしいが、なんとなくだがごはんがウマイ。
炊き方なのか何なのか。
いやあ大満足。
ラストはおなじみインディアンカレー。
やはり大玉です。
写真を見てもよだれが出てしまいます。
この盛り付けがいつ見てもプロフェッショナル。
ごはんを一発でよそい、ルーをかけサーブする。
この一連の連係プレーがキビキビとしてよい。
そしてやっぱりこの味!好きだわ〜。
もちろんキャベツのピクルスも!
どちらさまもごちそうさまでした!