記憶の残滓 by arkibito

「マジメにアソブ、マジメをアソブ」をモットーに、野山を駆け、コトバを紡ぎ、歌う。

ご近所めんライフ

カレーと同じくこちらも停滞気味。
面倒なのでチャチャっと行きます。


まずは自宅から最も近いであろうつけ麺屋「つぼや」。
近いのはいいがマズイ、おそらくつけ麺史上もっともマズイので、
よほど大雨で飯を食いに遠くまで出かけたくないといったときくらいしか使わない。
なにせ、スープが妙に甘く、デロデロなのでえぐい。
この店のおかげでつけ麺が苦手になりかけたくらいだ。


↓つぼや


続きまして、こちらも本当にご近所のド定番「藤平ラーメン」。
ここまで手広く展開する前から気軽に通っている。
一番安いのを注文して、入れ放題の高菜を何度も投入してただ腹を膨らませる、
吉牛のガリ丼作戦のような仕方もしていたなあ。
久々に入って、珍しく味噌があったので注文してみたが、
全く味噌の味がせずかなり残念だった。
やはりここはとんこつに限るか。


↓藤平ラーメンの味噌


3軒目は一度紹介した南方のニューカマー「人類みな麺類」。
前に行った時は開店当初で客もいなかったが、あれから半年ほどで大繁盛店に変身してた。
前回は”原点”という一番ベーシックなものを注文したが、
今回はより醤油を際立たせた”micro”を注文。
(店主がミスチルかぶれでメニューからBGMから何から全てミスチルなのだ)
相変わらず出てきたチャーシューのでかさに度肝を抜かれる。
1人前で、スーパーで売っている豚バラブロック1パック分くらい丸まま出てくるからすごい。
もう麺を食べに来ているのか肉を食いにきているのかというレベル。
これ以上デカイチャーシューを出している店は後にも先にもないかも。
一体どこで儲けを出しているのか心配してしまう。
ちなみにチャーシューを薄くすると、差額の200円分が東日本大震災の募金になります。
そんなチャーシューに頼ることなくしっかりと麺もプリップリ感があってよい。
microは原点に比べてより醤油が濃厚で、ほんのりとした甘みと醤油の持つ苦みがマッチ。
系列としては某大阪ブラックのキングの直系なのだが、
本家よりこっちのほうがあらゆる面で勝っているような気がする。


↓人類みな麺類のmicro


お次はアダルトな雰囲気がムンムンの東梅田商店街の奥深くにある「フジヤマ55」。
ここの一番メニューのホルモンつけ麺を注文。
魚介の風味の効いたなかなか濃厚な豚骨スープに、ホルモンが絶妙。
ガッツリ行きたいときにはもって来いな男気あふれる一杯。
各席にはヒーターが用意されていて、麺を食べ終わったら、
ライスと無料の生卵を投入しておじやで〆るのがよい。


↓フジヤマ55のホルモンつけ麺


↓シメにおじや


お次もニューカマー。天六の住宅密集地にいつのまにかひっそりとできてた
味噌ラーメン専門店「麺と人」。
長屋を改装した雰囲気あるお店です。
特製チャーシュー味噌麺(850円)を頂きました。
底の深い丼バチにきれいに盛り付けされて登場。
なんといってもスープがウマイ。
絶妙の味噌の甘みとダシの味わいがブレンドされていてクオリティが高い。
そのスープをきちんとキャッチする麺もよい。
少し残念なのはトッピング。煮玉子は味付けが味噌スープに負けて味が薄かったのと、
チャーシューがなかなか硬くて困った。
ただ味噌ラーメン一本で勝負している店で、いい線いっている店というのはなかなかないので
今後重宝しそうです。


↓麺と人


↓特製チャーシュー味噌ラーメン(850円)


お次はラーメンを少し離れて、さぬきうどん。
空堀商店街にあるうどん屋さん。
本当は真向かいのカレー屋さんに行こうと思ったら定休日で飛び入りで入りました。
ここの麺の硬さは、いわゆる大阪さぬきのごっつぅ硬い!というほどのものではなく、
ファーストタッチでほどよく反発が来て、そこからスツンと喉越しに変化するような、
まさしく本場讃岐のそれに近いものだった!
自分が食べた大阪のさぬきうどんを出す店では、おそらく一番麺の硬さがちょうどいい感じ。
いやいや思いがけず入りましたが、とんだめっけものでした。


↓きぬ川


↓ぶっかけ鳥天


ラストは珍しくパスタ。
地元天六では老舗中の老舗のパスタ専門店。
ここは細いパスタなのだがそれが本当に絶妙のアルデンテで、
少し芯の残ったもちっとした食感がたまらない。
自分はミートソースが大好きなのだが、この甘すぎずちょっぴり大人なミートが大好きです。


↓パスタ小僧 from 倶蘇酡麗


↓ミートソース大盛り