大阪春の陣 桜vs青黒
さてさて土曜日。
決戦の時です!
われらが青黒ガンバ大阪の熱烈なサポーターであるトメ御大のお声掛けで、
2年ぶりに実現する大阪ダービーに出陣。
サッカー観戦は2008年のスルガ杯、ガンバvsアルセナル(アルゼンチン)以来です。
今回は、敵地長居スタジアムがネーミングライツ変更で
ヤンマースタジアムとなる記念マッチです。
絶対に負けられない戦いがそこにはある!
いざ!
10時にお迎えに来てもらい、11時前には長居に到着したのだが、
すでに公園をはみ出して、あびこ筋までびっしりとガンバサポの大行列にビビる。
14時スタートなのに、すでに8時にはこの状況らしいので、
フットボールファンの熱烈さはすさまじいものがあります。
その大行列をかき分けかき分け、先頭集団の方へ。
トメが加わっているサポ集団の先発隊の方々が列に並んでいただいていたので助かりました。
開場時間の11時を過ぎてもまだ入場できず、結局20分ほど遅れて入場。
ダッシュで人数分の座席を確保。
それからこのスタジアムは再入場不可なので大急ぎで食糧調達。
↓ヤンマースタジアム記念マッチだそうで。満員御礼42000人!
試合開始2時間前ですが、ダービーマッチということもあって、
すでに会場のボルテージがすさまじい!
スタンド裏の通路でチャントが始まって、そこからはもう戦いのモードに入ります。
我々も気付けの一杯を呑んで、エンジン全開で参ります!
途中、スターティングメンバーの案内。ヤットさんは前線のようですが果たして。
そうして我らがガンバの守備陣形にイチモツの不安…
そのうちにウォームアップに選手らが出てきました!
ヤットさんは今野とタッグで軽い調整。相変わらずナーバスな顔をしております。
で、ウォームアップを終えて選手が一旦はけようとするタイミングで、
まだ選手がピッチにいるのにいきなり水を散布し始める!
倉田なんかは思いっきり水をかけられて激怒。そらそうだよ。
試合前からずいぶん悪質なことしてくれんじゃね〜かヨ〜と、
サポーターからも大ブーイングの嵐。
これはますます負けらんねえ。
そうしていよいよ試合開始のホイッスル。
開始早々、セレッソは軽快なパス回して押し気味に展開。
一方ガンバは、ヤットさんが前線にいて楔になる変わりがおらず、
最終ラインの横パスからなかなかタテに展開していかない状態。
セレッソ側はフォルランや山口らを中心として、前の方からのプレスが厚く、
それに押されるようにしてずるずる後退。
しょーもないミスに付け込まれて、序盤はピンチの連続。
柿谷、山口の積極的なミドルが飛ぶのを、GK東口がパンチングではじく場面が続き、
ああ、これはかなりマズい展開…
で、前半21分。ゴール前の危険な位置で柿谷⇒山口⇒フォルランとパスがつながり、
守備陣は数はそろっていたのに棒立ちしているところを、あっさり先制を決められる…
ガッデム。
さすがダービーで先制入れちゃうフォルランは役者ですわ。
そのあとも、われらガンバは体勢を立て直すことなく押し込まれる。
相手側の凡ミスでCKを獲得。これで流れを変えるチャンスにするはずが、
相手との接触で今野が負傷退場…
この時は、ますますマズイ状況かとかなり焦りました。
が、これにより今野OUT佐藤INして、フォーメンションが変わり、
前線でほとんど仕事らしい仕事をしていなかったヤットさんが、
ボランチの位置辺りまで展開するようになってから、球が回り出します。
ボールポゼッションも改善し、徐々にゴールのにおいが感じられるようになってきました。
そうして前半42分、FKのこぼれ球を阿部が押し込んで同点ゴ〜〜〜〜〜〜〜ル!
前半のいい時間帯に追いついたのは正直大きい!
アウェー側のスタンドは地鳴りのような声援が響きます。
そうして前半終了。
ハーフタイム後は、ヤットさんの目が変わります。
前半の終わりでつかんだ勢いそのままに押し気味で行くのだが、
どうもバイタルエリアでの動きが鈍い。というかパスはええから打てよ!
というお決まりの消極さが目立ち、組み立てはいいがフィニッシュまで行かない。
そこで業を煮やしたか、フリーな位置から積極的に振りぬいた阿倍のミドルがさく裂!
ゴオオオオオ〜〜〜〜〜ル!後半8分です。
せやせや!打たな点は入れへん!
勝ち越し弾に周囲のサポーターたちと一緒に狂喜乱舞でハイタッチ。最高!
このままガンバ優勢で試合が展開し、いい感じ。
後半14分になぜかセレッソはGKを交代。
負傷したわけでもないのにGKを途中交代させるってなんで?
確かにゴールキックの精度が恐ろしく低かったので懲罰交代だったのかな。
で、その変わりばなに、リンスがどフリーのチャンス到来!
が、決めきれず、逆にそのカウンターから一気に前線に運ばれて大ピンチ!
そうして恐れていた事態が発生。
ペナルティラインのところで処理を焦った丹羽がまさかのハンド…
何やっとんじゃゴルァ〜!
で、FKのキッカーはフォルラン。
まだ壁がきちんと築けていない状態で早めに蹴りだし、
絶妙にコントロールされたボールが右隅へ。東口も完全に裏をかかれてなす術なし…
うむ〜、フォルランに仕事させちゃいかん。後半17分。
↓丹羽ハンド…。フォルランの技ありFKが決まる
その後は一進一退の展開。
だが、流れのいいガンバに対して、
セレッソは集中力が落ちたのかラフプレーが目立つようになる。
それも主審西村がホームアドバンテージを取りよるので、本当にイライラ。
結局チャンスは何度と作るものの決定機を逃し続けて終戦のホイッスル。
うむ〜しょーもないミスさえなければ勝てた試合だった。
↓ゴールダイジェスト
試合的にはダービーマッチにふさわしい試合で、
フォルランもさすがの役者ぶりを発揮し、これを生で観れたのは本当にラッキーでした。
ただガンバファンとしては少なくとも1-3で勝てた試合をドローということで
喜び半分といった感じです。
まあ前節までの深刻な状況を考えれば、
タレント揃いのセレッソ相手に試合開始直後を除いて
ほぼ優勢に試合運びができただけでもよしとしなければいけないが。
セレッソは前線からのプレスが効いていたが、ガンバは球際の弱さが目立ち、
そこをもう少し改善しないと厳しいでしょうな。
しかし白熱した試合でかなりおもしろかったです。
試合後は、サポーターの皆さんとお別れをし、トメと二人でアフター。
翌日の野球のためにお供いただいて、長居公園でキャッチボール。
サッカー観戦に行くのに野球道具持参って(笑)
ひとしきり汗を流したら、ごったがえす地下鉄で移動して、酒場へ。
できれば勝利の美酒をいただければ最高だったんだけどね!
名店を2軒はしごして(別記事にて紹介)、最後はご自宅でまったりと。
なかなか楽しい一日でございました。
トメ、サンキュー!