記憶の残滓 by arkibito

「マジメにアソブ、マジメをアソブ」をモットーに、野山を駆け、コトバを紡ぎ、歌う。

高田漣 デビュー15周年記念弾き語りツアー ロンリー・ナイトライダー at 京都・拾得

日曜日。
言わずと知れた3.11。
沈痛な気持ちと、3月入ってからずっと続いている体調不良で
とても弱っておりましたが、
それを振り払おうと京都までお出かけ。
最近何かと立ち寄ることの多い丸太町界隈の路地裏にある
京都で一番古いライブハウス拾得さんへ。


↓京都・拾得


この日は、毎度細野バンドで、
絶妙なギターを奏でる高田漣さんのライブ。
いつも細野御大との掛け合いがカッコイイなあと思っておったのですが、
高田さんのソロには初めてお邪魔します。
去年4年ぶりにリリースされたニューアルバム『ロンリー・ナイトライダー 』を
引っ提げての弾き語りツアー。
このアルバム、日本レコード大賞 優秀アルバム賞を受賞しましたが、
細野さんの影響をふんだんに受けつつ、
懐かしくも遊び心満載のゴキゲンナンバーぞろいの秀作なんです。
敬愛するギタリストの中でも三本の指に入るお方ですが、
実は歌声が何とも人懐こさがあってじんわり沁みて好きなのです。
後、何気に詩がサウンドにピッタリはまっていて、
しかも中身が結構面白いのです。


↓ロンリーナイトライダーツアー


↓45年の歴史


↓いざいざ


今回は漣さんの弾き語りと、
ピアニストのハタヤテツヤさんとのデュオパート。
ニューアルバムの中だけではなく、
お父さんの高田渡さんのカバーも盛りだくさん。
エッヂの効いたリズム感と
手数の多いバリエーション豊かなコード進行に、
思わず聞き惚れてしまいます。
あんな風に弾き語れたら、さぞかしカッコいいだろうなあと。
会場もアットホームで、すぐ目の前で見られたので、
本当に素晴らしい夜になりました。


高田漣さんと


ライブ後、物販ブースで即席サイン会。
色々お話しさせていただいて写真も快く応じていただけました。
いやあ、カッコええです。
気分上々で、元気いただきました!


↓素敵な夜でした


↓特製コースターにサインいただきました

Music Life 『ぷかぷか』 by 西岡恭蔵

先日ツイッターで「プカプカ」を思い出したので弾き語りしてみました。
実はこの曲を初めて知ったのは、
とある日の天満の酒場で仲間でカラオケを歌っているところ、
偶然お隣に居合わせたオール巨人師匠に
無茶ぶりで一曲カラオケをリクエストしたところ、
この曲を見事に歌われたのがきっかけという、稀な出会いでした。
(ちなみに巨人師匠、やっぱりさすがのダンディな紳士でした)


↓プカプカ


たくさんの人がカバーしている名曲ですが、
自分的に一番味だなあと感じているのは、
俳優の原田芳雄さんがぶっきらぼうに歌っているバージョン。
これが超かっこいいんです。
今こういう味な曲書ける人って、なかなかいないよなあ。


原田芳雄バージョン


【プカプカ】
作詞・作曲:西岡恭蔵


おれのあん娘は タバコが好きで 
いつもプカプカプカ
身体に悪いから やめなっていっても
いつもプカプカプカ
遠い空から 降ってくるっていう 
倖せってやつが あたいにわかるまで
あたい タバコ やめないわ 
プカプカプカププカ


おれのあん娘は スウィングが好きで 
いつもドゥビドゥビドゥ
下手くそなスウィングやめなっていっても 
いつもドゥビドゥビドゥ
あんたがあたいの どうでもいい歌を 
涙 流すまで わかってくれるまで
あたい スウィング やめないわ 
ドゥビドゥビドゥビドゥビドゥ


おれのあん娘は 男が好きで 
いつもフフフ
おいらのことなんか ほったらかしで
いつもフフフ
あんたがあたいの寝た男たちと 
夜が明けるまで お酒のめるまで
あたい 男 やめないわ 
フフフフフ


おれのあん娘はうらないが好きで
トランプ スタ スタ スタ
よしなって言うのに おいらをうらなう
おいら 明日死ぬそうな
あたいの うらないが ピタリと当るまで
あんたとあたいの 死ぬ時わかるまで
あたい トランプ やめないわ
トランプ スタ スタ スタ スタ スタ


あんたとあたいの 死ぬ時わかるまで
あたい トランプ やめないわ
トランプ スタ スタ スタ スタ スタ
スウィング ドゥビドゥビドゥビドゥビドゥ
男 フフフフフ
たばこ プカプカプカププカ