記憶の残滓 by arkibito

「マジメにアソブ、マジメをアソブ」をモットーに、野山を駆け、コトバを紡ぎ、歌う。

最後の京都おでかけ

木曜日の祝日。
先週は今季の自分にとっての最大のプロジェクトの大詰め。
企画の段階から相当に心血を注いで、
朝から晩までそれにかかりっきりで燃え尽きる。
自分の場合は、仕事内容が遊びではないけれど、
自分の趣味の延長みたいなものなので、
激務自体はしんどいというよりも充実、やりきった感が強いのだが、
さすがに体力的にはきつく。
2月はもうゆっくりすることにした。
それに、いよいよお腹の子がいつ生まれてもおかしくない
週数に迫ってきており、常時待機しておかないといけない。
なので、絶好の山or遠征日和だったがどちらもなし。


で、ゆっくりしていたのだが、
せっかくいい天気だし家族でどこかへ行こうということになり
産後しばらくは奥さんがいけなくなるので京都へ。
なじみの本屋である恵文社一乗寺店の店長を長らく勤めていた堀部さんが
独立して町の本屋さんを開かれたと話は聞いていたのだが、
全然行けていなかったので、この機に伺います。
北浜まで出てそこからおけいはん神宮丸太町まで。


↓たぶん3人家族そろってのおでかけは最後


河原町丸太町の北東角のまだ古い家並みが残る一角に、
「誠光社」がありました。
まだ内装も真新しく、ほのかに木の香りがします。
落ち着いた店内は、思ったよりも狭くて、本の数もそれほど多くはないのだけど
ナルホド目利きの効いた本たちが並んでおりました。
残念ながら今回はこれと言える本との出会いはなく、
娘がほしいといった古い昭和の折り紙の本を購入。


↓誠光社


↓近くに気になる銭湯


そこから四条河原町までのんびりゆっくりお散歩。
この日は2月初旬とは思えないほどの陽気で軽く汗をかくほどでした。
ちょうど、義母が滋賀に行っていて、帰りに落ち合って京都でごはん。
ということで、わたくしのリクエストで
地酒が旨いと評判の「薄伽梵 ハヂメ」さんへ。
類さんもサインもありました。
もちろん京都ですから乾杯は日本酒でということで、
伏見の名酒、蒼空さんからスタート。


↓薄伽梵 ハヂメ


↓蒼空


↓刺盛り


このお店は藁焼きが名物で、
なかでも朝引き鶏を軽く藁焼きしたお肉でしゃぶしゃぶがいただけるという
他にはないメニューがありそちらを注文。
厨房で豪快に藁焼きの火があり、それらがみごとに並べられて出てきました。
これで3人前なのでかなりのボリューム。
普通のしゃぶしゃぶの要領でさっと出汁にくぐらせていただきます。
半生の優しい口当たりに、藁でいぶされたスモークな味わいが何ともおいしい!
お鍋のお出しも絶品で大満足の晩餐でございました。


↓朝引き鶏の藁焼きしゃぶしゃぶ


↓白木久


帰宅後はおみや。
みたらし団子発祥のお店と言われている加茂みたらし茶屋の団子と
言わずと知れた出町ふたばの豆大福。
どっちもタマラン!


↓加茂みたらし茶屋のみたらし団子


出町ふたばの豆大福