本
こちら、2月に戻ってのお話。 本当は2020年に上演されるはずが、 コロナによって1年延期になって、 いよいよ満を持して開催された 音楽劇『プラネタリウムのふたご』を鑑賞しに、 梅田芸術劇場へ。 原作は大好きないしいしんじさん。 いしいさんの作品はどれ…
最果タヒ展。言葉の質量、その重さあるいは軽さについて。わたしが吐息のように吐いた誰にも届くはずのなかった言葉たちが、冬の空気に触れて凍りついたとしたら、きっとこんなだろうか?あの人の、わたしの、誰かの感情のカケラが宿る言葉の森に、あなたの…
大阪・中津の遊び場、 レトロ印刷さんのアンソロジーの第2弾がいよいよ完成しました。 今回は総勢97名が、 それぞれのレシピを公開したり、 思い出の食べ物について語る手のひらサイズB5判の冊子です。 第1回に続いて、自分と奥さんが参加しています。 自分…
少し前の話。 いつもお世話になっているiohenさんへ。 ほぼ毎回、家族で参加しているデッサン教室の先生でもある、 画家・絵本作家の阿部海太さんが、 新しい絵本『ぼくがふえをふいたら』を出版するにあたって、 原画(+新作)の展覧会を開くことになった…
12月某日。 いつもお世話になっておるitohenさんで、 銅板画家のつよしゆうこさんと、 料理家で随筆家の高山なおみさんが手掛けた 絵本『ふたごのかがみ ピカルとピカラ』の 原画展&トークショーがあり、 そこに家族で参加してきました。 作品は、ふたごの…
まだ何本か去年の記事が書けてませんが汗汗、 そろそろ1月も終わりというタイミングなので、先んじて、 恒例の総括をば。 2020年はコロナという予想外の未曾有の出来事が世界に巻き起こり、 当然自分の暮らしぶりや活動も多大な影響を受けて、 何もかもが今…
星々をめぐる銀河航路に降り注ぐ、 可笑しみと哀しみと。 舞台狭しと躍動する身体と、 豊かな音楽によって物語られる、 ロマンチックで慈愛に満ちた極上の舞踏会。 『星の王子さま サン=テグジュペリからの手紙』 at 京都春秋座。 美しく優雅に、愛すべき物…
大好きな登山家の竹内洋岳さんが、 新しい本『下山の哲学』を出版される記念で、 古巣の石井スポーツさんでサイン会をされるということで、 リンクス梅田へ行ってきました。 竹内さんは、人類史上31人しか成し遂げていない 14サミッターという世界的な登山家…
9月某日。 京都のメリーゴーランドさんへ、 このところ大注目の坂口恭平さんの絵画展『Pastel』を観に。 完全予約制で、リリース後あっという間に埋まってしまったのだけど、 運よく予約できました。 坂口さんと言えば、ある時は建築家、 ある時は文筆家、あ…
いつも大変お世話になっている 大阪・中津のレトロ印刷JAMさんのアンソロジー 『あなたのベスト3を教えてください』が届きました。 コロナ禍で、創業以来の大ピンチを迎えた レトロさんを救済する目的で、 109人のクリエイターさんが集結したアンソロジーで…
第2回に引き続いて枚方のぽんつく堂さんのすりすり会に参加しました。 今回の自分の記事は、日本酒特集。 全国津々浦々の地酒を飲み倒してきたなかから、 えりすぐりの5本(選ぶのが激ムズ)を紹介しています。 数年前まで大阪・中津にあった名角打ち「おお…
去年、テナントビルの老朽化のために、 惜しまれつつ閉店休業していたSTANDARDBOOKSTOREが、 新天地・天王寺にていよいよ復活です!! 単に本の小売りをすると言う既存の書店スタイルをぶち破り、 本を介した生活スタイルやカルチャーの提案や、 また様々なジ…
枚方にある古本と印刷のお店「ぽんつく堂」さんが主宰している フリーペーパー&zine 印刷交換会「すりすり会」の 2回目に家族で参加しました。 応募で集まった人たちの原稿を、ぽんつく堂さんで印刷し、 それらを参加者全員に配布して、シェアするという面白…
これも2週間以上前の話。 去年秋、出町柳のリバーサイドカフェの金曜版を担当していた 「いんえいらいさん」が閉店してしまって、 意気消沈していたのだけど、 春より一足早く、ネオンひしめく祇園で、 お酒と本と会話を楽しむスナック「gion_randa懶惰」と…
<はじめに> 年末のはなしです。 なかなかどう捉え、言葉にしてよいか考えあぐね、 書けなくて、今頃になってようやくの記事です。 坂口恭平さんの新刊『まとまらない話』と マヒトゥザピーポーの初小説『銀河で一番静かな革命』の 出版記念トークショー。 …
ブログが溜まっているので、 これまた時間を随分と巻き戻し。 年末からずっと観ようと思っていた 『この世界のさらにいくつもの片隅に』。 ちょうど出町座さんのリリースで、 片淵監督が来館されて舞台挨拶されるということで、 せっかくならそれに合わせて…
音楽評論家の湯浅学さんがリーダーを務める湯浅湾のライブへ。 この日はいしいさんのその場小説もありということで、 楽しみにしておりました。 ということで錦林車庫前の「外」さんへ。 前半は、10年ぶりに新リリースしたアルバム曲からの曲を。 湯浅さんの…
『ぼくのおじさん展』以降、 続々とご本人に似顔絵お渡しをしていっております。 先日は京都にてお2人に。 1人は、いつもお世話になっている丸太町の誠光社の堀部さん。 自分が学生時代の頃、恵文社一乗寺店の店長をされていて、 京都あるいは本の世界のみな…
1月某日。 いつもお世話になっているレトロ印刷JAMさんで、 応援している「DJみそしるとMCごはん」こと、おみそはんの 絵本出版記念のライブ&読み聞かせ会があるということで 遊びに行ってきました。 おみそはんとはおととしのアンサンブルズ東京の際に、 D…
1月早々から週末ごとにあれやこれやと多忙のため、 年始でブログ停まっておりました。 ということで、またアップできるものから随時。 まずは、年明けからなじみの「いんえいらいさん」が 大宮のゲストハウスkumagusukuさんでスピンオフ営業というので駆けつ…
あれこれブログ版では まだ年越しできていない記事が山積しておりますが、 さすがに1月も後半なので、 毎年恒例でやっている総括をば。 ここ数年は、色々と活動の幅をどん欲に広げて、 あっちもこっちも猪突猛進という感じで、 おかげさまでそれが面白いよう…
日曜日。 この日はまず先に、 世界文庫アカデミーの絵見せ会に参加することが決まっていて、 そのために京都へと家族で参りました。 世界文庫アカデミーとは、 これから何か(主にクリエイティブなこと)をしたいと思っているような 駆け出しの若者たちを後…
日曜日。 大切な人と大切な場所でお約束。 京都の誠光社さんにて、 大好きないしいしんじさんと待ち合わせ。 よくよく考えてみたら、 本屋さんで作家さんと待ち合わせなんて、 なんか自分の想像をはるかに超えた 物語の世界の出来事の様で 考えたこともなか…
こちらも11月のおはなし。 本好きの自分が特に好んで読むのが、 ポール・オースターやスチュワート・ダイベック、 スティーブン・ミルハウザーなどのアメリカ文学なのだけど、 それらを軒並み翻訳されているのが柴田元幸さん。 翻訳の素晴らしさ、心地よいリ…
かなり間が空いてしまいましたが、ブログ再開します。 時計を10月末、 あのハギビスタイフーンが過ぎ去った日へと遡ります。 東京遠征のお目当ての一つが、六本木の森ビルで行われていた 細野晴臣デビュー50周年記念展「細野観光1969-2019」でした。 今年は…
記事前後します。 先週、作家のいしいしんじさんがツイッターで、 代表作である『プラネタリウムのふたご』が 初めての舞台化されるというアナウンス。 もう本番の日まで数日前というタイミングだったのだが、 上演はこの日1日2公演のみということで どうに…
9月末に、寝耳に水のお知らせが。 このところの京都遊びの拠点としてお邪魔させていただいていた 出町柳のリバーサイドカフェ毎週金曜夜担当の 「いんえいらいさん」さんが、 9月いっぱいでおしまいとのこと。 思わず、その場で崩れ落ちそうになりました。 …
週末のこと。 午前中に京都に用事があるので上洛したのだが、 色々あって、夕方まで待機。 一旦大阪に帰ってもまたとんぼ返りになるだけだし、 半日ほど京都で暇をつぶさないといけなくなった。 急に時間ができても、特に行きたいところもないし、 どうしよ…
昨夜は、大好きな写真家の石川直樹さんのトークショーで、 閉店間際のスタンダードブックストア心斎橋へ。 一応、肩書としては(消去法で)写真家と名乗られていますが、 どの肩書にも縛られない活動をされている石川さんは、 17歳の時にインド・チベットへ…
日曜日。雨の出町柳へ。 桝形商店街で行われているワンダーストリートというゆるいイベントへ。 出町座を覗いたり、買い食いをしたり、ライブ聴いたり、 古本屋さんで掘り出し物をあさったり。 あとは竹村さんの焼き芋もゲット。 それから、応援しているなが…