記憶の残滓 by arkibito

「マジメにアソブ、マジメをアソブ」をモットーに、野山を駆け、コトバを紡ぎ、歌う。

京都”きんじよ”めぐり

週末のこと。

午前中に京都に用事があるので上洛したのだが、

色々あって、夕方まで待機。

一旦大阪に帰ってもまたとんぼ返りになるだけだし、

半日ほど京都で暇をつぶさないといけなくなった。

急に時間ができても、特に行きたいところもないし、

どうしよう???

 

とりあえず今月はまだ一度も運動らしいことをしていなかったので

サクッと大文字山に登ってみる。

せいぜい30分程度の道のりなのだが、

久しぶりの山歩きはだいぶん鈍っててヘロヘロ。

この日は特に蒸し暑くって、ただ立ってるだけでも

汗がドバドバ出るくらいだったのもあるけど。

この時期の低山はもう命取りだなあ。

 

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下山して、ぶらぶらと出町柳まで戻り、

そこから下って、神宮丸太町の國田屋さんで生大を。

ここのビールはいつ飲んでも最高に旨い!

 

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で、あてどなく御所をなぞりながら歩いていると、

ちょうどカリルさんが行列もなく空いていたので飛び込む。

ここはかの松本隆先生も御用達の京都の名店です。

今月のカレーはエビレモン。旨し。

 

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店を出て、さらに西へ。

堀川通をまたいで、拾得さんのある筋へ。

ここに今年3月に新しい本屋さんがオープン。

元ミシマ社のTさんが独立して誕生した待賢ブックセンターです。

ずっと行こう行こうと思っていながらも、

なかなかこのエリアまで足を延ばすことがなくやっと来れました。

お久しぶりですとご挨拶して、お邪魔します。

さすがTさんの目利きでセレクトされた本はどれも魅力的、

駄菓子屋、ちょっとしたおもちゃなんかも置いてあって、

さながら地元の駄菓子屋的な佇まいはええですなあ。

末永くこの地に根付いて、子どもからお年寄りまで、

誰もがふらっと訪れるような止まり木になってほしいですね。

 

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まだまだ時間が余っているのだが、

この炎天下ですでに結構歩いてて、汗だく。

特にこの日の京都は本当に湿度が高くて参りました。

ということで、ひとっ風呂浴びに、湊君のサウナの梅湯まで。

堀川下立売から清水五条までは歩いたらなかなかの距離だけど、

なにせ今はとにかく時間が余っているので、

ダラダラと町を散策してネタ収集もしつつ歩いていきます。

もう、熱中症寸前で、ようやくたどり着きます。

流石にサウナは遠慮して、普通の風呂と水風呂とを交互で

身体を冷ましてスッキリ!!

 

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そこから四条河原町まで歩いて、

マキーノさんのとこのTRAVELING COFFEEで冷コー。

(残念ながらマキーノさんはお留守)

そろそろ暑さも和らいで、

のんびり鴨川を歩いて出町まで帰ってきました。

 

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そこから一仕事終わらせ、

ちょうどいいタイミングで出町座の映画にも間に合う(映画は別記事)。

終演後、そうだ、今日は金曜日だと思いだして、

そのまま「いんえいらいさん」へ。

AYAKOママと円卓さんと、おなじみの常連さんたちが、

いつものようにまったりほっこりの空間。落ち着きますなあ。 

この日のメニューは、先日の夏至カレーの続き。

おいしゅうございました。

 

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ということで 、ほぼ一日蒸し蒸しの京都を歩き回って、

いつもの「きんじよ」めぐりでした。