記憶の残滓 by arkibito

「マジメにアソブ、マジメをアソブ」をモットーに、野山を駆け、コトバを紡ぎ、歌う。

五山の送り火 物見遊山 by いんえいらいさん

お盆に入って、お誘いのご連絡。 

出町柳のリバーサイドカフェで

毎週金曜日の晩にOPENするいんえいらいさん。

ちょうどこのお盆の週末、五山の送り火に重なるので、

常連さんだけの貸し切り営業にして、

みんなで見学に行こうということに。

今まではたまにその日に京都に居合わせた時にちらっと見るくらいで、

ちゃんと点灯から見たことがなかったので、

これはちょうどいい機会だし、

と、仕事終わりに駆けつけ。

ちょうど出町の駅を出たところでアヤコママとばったりして、

一緒にお店まで。

他の皆さんがそろうまで、開店の準備をお手伝い。

ちょっとトラブルがありつつもどうにかこうにか。

 

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そろそろお時間となり、ぞろぞろと近くの御蔭橋へ。

この辺りは近隣の地元の人たちがほとんどのようで、

それなりに混んではいるけど、十分。

そうして20時となり、東の山影に、

少しずつ「大」の文字が浮かび上がってきました。

意外としっかりよく見えました。

 

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暗部とズームに弱いスマホカメラで、

しかも手前に強烈な光源として信号があるポジションなので、

なかなか写真に収めるのが厳しい!!

 

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そして少し時間差があって、

今度は北側に目を転じると、

「法」の文字が浮かび上がってきました。

こちらもなかなかどうしてよく見えます。

 

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みんな各々の場所で送り火を眺めていると、

雲が少しずつ晴れて、なんとお月様がひょっこりと。

送り火との共演です。

(お月様が反対側に出たら、犬だったのだけど。惜しい)

 

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ちょっと場所を移動してみましょうということで、

1つ上がった蓼倉橋まで。

歩きがてら右手にちらちらと「妙」の文字の一部が

見え隠れしていたので、

橋まで来たら見えるかと思ったが見えませんでした。

その代わり、さっきよりも「法」の文字がくっきりと。

ぼちぼち潮時ということで、各々お店へと戻ります。

すると、川向かいの建物の間に、ちらちらと「舟形」が!

なかなか思った以上に色々見ることができて大満足でした。

 

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お店に戻り、暑気払いに冷たいお酒で乾杯。

それぞれ持ち寄ったお菓子やアテを呑みながらまったり。

広島は三次の銘菓だという「洋酒ケーキ」、

洋酒がシミシミでお酒にもマッチして

とっても旨い!!

 

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自分はアテを持参する代わりに、

ふるまい飯ということで、ルーロー飯をば。

厨房をお借りして、持参したルーローを温め、

青梗菜をさっとバターで炒める。

お口に合おうかどうか心配でしたが、

皆さんに喜んでいただけたようで何より。

 

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色々なバックグラウンドを持つ人が

まったりと集う文化サロン的ないんえいらいさんは

やっぱりええですなあ。

ということで、大人の夏休みでした。