記憶の残滓 by arkibito

「マジメにアソブ、マジメをアソブ」をモットーに、野山を駆け、コトバを紡ぎ、歌う。

太田美帆 声が溶けあう瞬間に 子ども合唱ワークショップ at 表参道Spiral


『このほしのたからもの』子ども合唱ワークショップ at 表参道Spiral 2019.8.18

 

8/18。

8月は毎週末、長女との東京通い。

この日は、アンサンブルズ東京の盆踊りワークショップが夕方から。

せっかく上京するのだから、

それまでの時間に何かないかなあと思っていたら、

お昼にCANTUSの太田美帆さんによる

子ども合唱ワークショップが開かれるという情報をゲット。

何というグッドタイミングということで早速申し込み。

 

早朝に大阪を発って、

新幹線から乗り継いで表参道にあるspiralへ。

下は3歳から上は中学生までの30人の子供たち(と保護者)が

続々と集まってきました。

で、その中に見覚えのある人たちがいるなあと思ったら、

毎年アンサンブルズ東京でワークショップをご一緒するご家族が!

何という偶然!!

去年は一緒にラップを披露して、

おととしはまさにCANTUSと坂本美雨さんのワークショップで

アンサンブルで歌ったり。

こういうのが単体ではなく、ずっと続けていることで、

お友達が増えていくのはいいですね 。

 

美帆さんとも春の京終ぶりの再会。

申し込みの一覧の中に長女の名前があって、

びっくりしたそうですが、

参加できてとてもうれしそうでした。

 

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大きなホールの真ん中で子供たちは集合し、

保護者は後方の座席で見守ります。

時間となって、ワークショップのはじまりはじまり。

この日のために新しく美帆さんが作曲し、

作詞家・コピーライターの大塚ミクさんが、

当日参加する子どもたちを思いながら作詞した、

『このほしのたからもの』という曲を、

みんなで合唱します。

 

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まずはみんな一人ひとり自己紹介をして、

それから年齢ごとに並びなおして、

その子に合った詩のパートを1つ1つ選んで振り分け、

セリフとして与えられます。

つづいてメロディーに合わせて子どもたちが言葉を発し、

それから優しいメロディーに乗せて合唱という曲の構成。

これを午前中いっぱいで練習をして、

午後に1Fのスパイラルガーデンで一般の人もいる空間の中で

発表披露します。 

長女は、参加している子供たちのなかでも年上組ということで、

少し長い目のセリフ。

歌も小さな子を引っ張っていくために積極的に大きな声で。

お昼休憩もはさみつつ、

歌詞を覚えたり、順番を覚えたりをしながら、

徐々にいい感じに仕上がってきました。

 

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そして、いよいよ本番。

1Fへ移動し、演奏を待ちます。

鍵盤に向かう美帆さんが、頃合いを見計らって、

美しいメロディーを奏でながら声を震わせる。

それに合わせて、

子どもたちがゆっくりと螺旋階段を下りてきて、整列。

1人1人、優しさに満ちた言葉を順番につないでいき、

みんな一斉に「あい、あい、あい」がこだまする。

そうして声を合わせて歌が続いていきました。

 

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ほんの2,3時間程度で、

歌を覚え、セリフもあり、大変だったと思いますが、

子どもたち、とっても良かった。

最後は、ホールへ戻ってみんなで記念撮影。

 

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歌うということは、

それだけで思いを発するという事でもあり、

人を繋ぐという事でもある。

そして声と声を合わせるということは、

心を通わせるという事。

子どもたちに、そういう学びの機会をつくってくれた美帆さんと、

素敵な言葉を紡いでくれた大塚さんにありがとう!!