「美術と音楽の9日間 rooms」at 芦屋県立美術博物館 平井真美子ライブ(ゲスト:坂本美雨)
2週間後、再び芦屋県立美術博物館へ。
今度は奥さんも含めて家族4人でやってきました。
今回は、ピアニストの平井真美子さんのピアノライブで、
ボーカルゲストととして坂本美雨さんが参加されるということで
ずっと楽しみにしていました。
平井さんは、現在放映中のドラマ『35歳の少女』や
『過保護のカホコ』などTVドラマや、数々のCM曲を手掛けられている
ピアニストです。(旦那さんが森山直太朗さん)
一方の、美雨さん。
アンサンブルズ東京のワークショップで初めて直接お会いして、
それ以降、ライブにお邪魔するたびに、
いつも気さくにお話に応じてくだいます。
歌や音楽の素晴らしさはもちろんですが、
子育てのこと、猫のこと、本のこと、
同世代として、ライフスタイルの色々なことに共感する部分が多く、
いつも注目している存在でもあります。
会場は、先日、太田美帆さんのワークショップで、
子どもたちが合唱をしたホール。
とにかくここの空間の音響がとてもいいのです。
1Fの座席もありましたが、密を避ける意味でも、
また全体をゆっくり見るためにも、
2Fに備え付けられた座席を選びました。
前半は、平井さんの独奏。
実に柔らかくて、穏やかなで、温かみのある音色を響かせて、
とっても心地よい。
次女はその心地よさから、思わずこっくりこっくりと眠ってしまうほど。
途中から、美雨さんが登場して、
おなじみの『星めぐりの歌』や、
大貫妙子さん・原田知世さんが歌った『彼と彼女のソネット』など。
やっぱり美雨さんの声はどこまでも透明無垢で、どこまでも伸びやかで、
混じりけなくダイレクトに響きます。
優しい音と声によって、色々な穢れが浄化されていくような、
そういう境地になります。
ほんのひととき、歌を愛でるために集った、
この小さな小さな集会は、ほっこりと温かい幸せに包まれ、
すばらしい時間を過ごすことができました。
終演後、おみやげを持参していたので、
スタッフの方にお願いをしてみると、
美雨さんご本人がわざわざ出てきてくださり、
久々の再会を喜びました。
似顔絵もお渡し。「DIVAは恥ずいよ~」と照れてらっしゃいましたが、
もう美雨さんに一言キャッチを付けるのに、
この言葉以外は出てきませんでした。
とても喜んでくださってありがたき。
それから、色々なお話もしてくださり、
本番直後に長く引き留めてしまって申し訳なかったのだけど、
とても嬉しかったです。
動画をあげてくださったようなので、追記します。
平井さんの優しい旋律と、美雨さんの透き通る歌声をお楽しみください。
平井真美子 + 坂本美雨 LIVE 『星めぐりの歌』『shining girl』