日曜日。
去年撃沈した「日本酒ドロップキック」に今年も参戦。
体調絶不調&激務のせいで2週間酒を口にしていないというぶっつけ本番。
しかもお相手は、アルコール界のラスボスで、
今年もきっちり完走を狙っているうめ夫妻という
極めて難易度の高いミッションでございます。
当日は、このところでは珍しいくらいの土砂降り@@@
去年はカンカン照りで水分が蒸発して脱水症状に苦しみましたが
今年はこの雨と寒さがやっかいになりそうです。
ちょうどスタートの時間に、1軒目の「亀山学」の前で落ち合い、
そのままなだれ込みます。
お酒は長野県中野市(湯田中温泉のお隣)のお酒「勢正宗」。
お初です。
昭和59年生まれと若い蔵元が頑張っている酒蔵さん。
豊富なラインナップから純吟をいただきました。
プハァ〜。2年続けてよきスタートが切れました。
つづいて、少し下って2軒目は「SOU」さんへ。
スタート直後という事もあり、人気店はすでに長蛇の列。
どんどん強まる雨の中、そこそこ待ってようやく2杯目にありつきます。
2杯目はおなじみ宍粟市の「播州一献」の夏辛。
ぷは〜ぷは〜♪
ここはアテが豊富で、しかも1品1品工夫がされていて、流石です!
↓宗 SOU 西洞院店
↓播州一献(山陽盃酒造)
つづいて、すぐ隣の路地にある「和ダイニング 一政」。
場所柄と、コラボ酒が獺祭ということもあってか、
尋常じゃない行列@@@
しかし待つしかありません。
1時間ほど待ったでしょうか。
店が狭くさばけないのもありますが、
スタッフが状況を把握しておらず
とにかくハンドリングのまずさが目立ちます。
雨なんだし、もうちょっと考えればいいのに、
目の前の自分の作業に精一杯な感じでした。
お酒は2割3分磨き。クリアですね。
良い風に言えば洗練されていますが、悪い風に言えば味がない。
アテは酒粕を練り込んだというチーズケーキですが、
酒粕の風味もなく普通の味。
この2切れでなぜ長居するのかよくわかりません。
↓獺祭酒粕入りのチーズケーキ
いよいよ雨が本気を出し始めてきましたが、
続いて少し烏丸通へ進んで、「Sushi Dining 大八」へ。
お酒も去年と同様「不老泉」で、山廃4段仕込み。
さっきが獺祭だったので、一気にジューシーじゅわじゅわ。
これぞ酒!
アテはマグロの握り。んん〜〜ちょっと筋張ってるかな。
続いて、北上して、これまた人気店の「雑魚や」さんへ。
人気店ですが、雨のコンディションも考慮して、
ちゃんとお店の人が機転を利かせて、
愛想よく人を捌いていたのでノーストレス。
やはり人気店はデキますね。
酒はここも去年と同じタッグで
「奥播磨」の兵庫県委託試験醸酒。
アテも3つともエエ仕事してはります。
プハープハー。
↓奥播磨(下村酒造店)
↓ホタルイカと小鮎
つづいて、御池を渡った先の「Ken蔵」さんへ。
京都伏見の「招紱」さんの純吟をいただきます。
ここはアテが揚げ出し餅。
酒に合わせてちょっと濃いめのお出汁が染み渡って染み渡って。
ここで一気に張っていたテンションが弛緩してしまって、
すでにヤヴァイ状態になってしまいました@@
お次は、烏丸通を渡って、じじばばさんへ。
ここはリド飲食街にあるあのお店の系列のようです。
酒はおなじみ伊根の酒「京の春」です。
アテはメキシカンチキンやらカレーやら、
スパイス関連がそろってちょうどよい変化球でした。
↓じじばば木馬亭
そこから再び下って下って三条通あたりまで。
うめさんが底なし沼と呼んでいる「んまい」さんで
「一博」なのですが、すでに相当具合が悪く、
食べ物も手が付けられない状態。
チビチビごまかしながら呑みましたが、
残してしまいました@@
もう自分は完走はあきらめましたが
次の益やさんだけは行こうと思っていたので、
そこをDNFポイントとしました。
酒も一口だけ、アテは手を付けず…
スミマセヌ。
去年は無理をしてオーラスまでどうにか転げ落ちるようにして
お付き合いをして、意識不明のまま帰宅しましたが
今年はしっかりと正気を保った状態で、リタイアしました。
流石にちょっと厳しかった。
ということで、9/15軒でDNFして、
具合が回復するまでマキーノさんのところでごやっかいに。
うめ夫妻は無事、というか当然、余裕のオールコンプリート。
あの2人にはどう頑張っても敵いませんわ。
今年はスタート前から、とかなりコンディションがよくなかったので、
来年こそ!
↓TRAVELING COFFEEにて一服