記憶の残滓 by arkibito

「マジメにアソブ、マジメをアソブ」をモットーに、野山を駆け、コトバを紡ぎ、歌う。

「くまといしいしんじと人形劇」 at メリーゴーランド京都

土曜日。
午前中は土曜参観があり小学校へ。
終わって、家族で京都へ移動。
この日は、子どもの本専門店の「メリーゴーランド」さんで行われる
いしいしんじさん、くまあやこさんによる人形劇へ。
2年前のクリスマス前に誠光社さんで一度観て、
それがもとでお正月にわが家族も人形劇を作ったりしました。



小さなお店に、ぎゅうぎゅうの人たちを詰め込んで、
お話はじまりはじまり。
とても心のこもった、遊び心溢れる手造りの劇はとっても愛おしい。
子ども達も、場面が変わるごとに、ああ!おお!と楽しんでおりました。



劇終わりで、皆さんとご挨拶。
いしいさんとは、確かジョナス・メカスの催し以来かなあ?
今月のお酒のワークショップにお誘いいただいたので、
そちらへも行ってみようかしらん?
久しぶりのピッピ君も、大きくなってましたが、
好奇心旺盛ぶりは健在で、
ちょこちょこちょっかい出し合って、楽しかった!
くまさんには著書にサインいただいたのだが、
かわいらしい絵を丁寧に描いていただきました。



そのあと、わが家は一乗寺へ移動。
奥さんのリクエストで恵文社で行われている
kawaguchi yukiさんの「カラーパレット展」へ。
可愛らしい色使いと絵柄は、
眺めているだけでもワクワク晴れやかな気分に。
奥さん、悩みに悩んで、
夏にぴったりの鮮やかな青と緑のスカートを買っておりました。



恵文社のあとは、
ちょっと一息とと「むしやしない」さんでスイーツ。



帰宅後、いしいさんの出たとこのエッセイ『きんじよ』をパラパラ。
表紙にはピッピ君の描いたマンセルのレッドファイブが輝かしいFW14!!
拝読していると、途中で、アンサンブルズ東京の話が出てきて、
なんと、娘ちゃんのフレーズが載っておりました。
ライトアップされたレンガ造りの駅舎を前に
押し寄せる「のぼり!」「くだり!」の波、
会場にいた全部の人が世界へ解き放った「と〜う〜きょ〜う〜え〜き〜」の大合唱。
今でも、あの熱気と興奮がリアルに蘇ってくるけれど、
今でも、あれはとびっきり楽しい夢の世界の話だったんじゃないかと思うこともある。
忘れえぬ夏の1ページ。