記憶の残滓 by arkibito

「マジメにアソブ、マジメをアソブ」をモットーに、野山を駆け、コトバを紡ぎ、歌う。

いんえいらいさん、またあふひまで

9月末に、寝耳に水のお知らせが。

このところの京都遊びの拠点としてお邪魔させていただいていた

出町柳のリバーサイドカフェ毎週金曜夜担当の

「いんえいらいさん」さんが、

9月いっぱいでおしまいとのこと。

思わず、その場で崩れ落ちそうになりました。

 

アヤコさんやお店に集まる人たちとまったりと呑みながら、

円卓さんの美味しくて滋味深いごはんをいただく時間は格別で、

本当に居心地よかったし、

デマチクラバーの方々、セカアカ界隈の方々、

精華大・京大の方々などなどなど、

本当に色々と興味深いバックグラウンドをお持ちの人達と

仲良くしていただいて、

年末の歌合戦や、先日の五山の送り火など、

お店を飛び出してのイベントなどにも呼んでいただきました。

新参外様の身ながらも楽しい輪のお仲間に入れていただいて、

ただなじみの店という以上の大切な場となっていました。

 

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ということで営業最終日に馳せ参じます。

この日は常連さんだけの貸し切り。

本当なら円卓さんのお料理を楽しみにしていたのだけど、

この日は体調が悪くお休みされてしまったのが少し寂しかったなあ。

また、特にあの愛すべき絶品の胡麻豆腐をアテに

しっぽり飲める日が復活したらいいなあ。

あと夏至カレー!!ゲシゲシ。

今後ともどうぞよろしくお願いします!!

 

20時過ぎに到着すると、すでにお店は常連さんでいっぱいで、

ちょっと席を空けていただいてカウンターへ。

かけつけビールをいただきながら、

差し入れのお料理をいただいて、

周りの方々と色々お話し。

ああ、名残惜しや。

 

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ボチボチと呑んでいたのだけど、

なんだかどうも落ち着かなくて(座りの飲みが落ち着かないタチ)、

差し入れの代わりに、ペンネをこさえようと思って、

材料を買ってきていたので、厨房へお邪魔。

ここでは何度か料理をふるまってきましたが、

よくよく考えれば、お客が勝手に厨房で鍋ふるってるっていう、

そのユルさが本当にありがたかったなあ。

 

飲み放題だし、瓶をどんどん空けていかなきゃならないそうなので、

目の前にあったジャックをロックでおかわりしながら、

料理の仕込みを。

こういうパーティーの時は、輪の真ん中で盛り上がるんじゃなくて

あれこれ裏方やりつつ、賑わう人たちの様子を眺めながら、

和やかな場の空気をアテに飲むのが好きなのです。

 

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熱帯麺、ルーロー飯と来て、

本日はビーフストロガノフペンネ

もちろん醤の使い手として、

隠し味に豆板醤を入れて、ピリっと効かせます。

そういえば、あちらにお座りの方から、

こないだのルーロー飯があまりに美味しくて、

八角のすばらしさに初めて気づいて、

あれから八角を買って色々料理試してるんです!!と言っていただいて、

感無量でございました。

今日はガッツリ味のペンネを召し上がれ。

 

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あれやこれや皿洗いなど片づけをしながら呑んでいると、

あっという間に時間が過ぎて、そろそろ終電。

とても名残惜しいけれど、帰ります。

ハコがなくなるっていうのは決して小さなことじゃないけれど、

でももうみなさんとはあれやこれやと繋がっているし、

また面白いこと色々一緒にお願いします!!

そしてまたどこかで、再びこの生き生きとした空間が復活することを

首を長くして待つのだ!!

ということで、アヤコさんお疲れ様でした!!

どうもありがとう!!

 

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