記憶の残滓 by arkibito

「マジメにアソブ、マジメをアソブ」をモットーに、野山を駆け、コトバを紡ぎ、歌う。

2018年myベスト

遅ればせながら総括に続いて、 これまた毎年恒例のMyベスト発表。 早速、2018年の各部門賞に参ります。 【ベストマウンテン: 富山県高山植物等保護パトロール 白馬岳~雪倉岳~朝日岳】 2018年の夏はもう、これ一本に注ぎ切りました。 10年に一度のリフレッ…

いししんじさんの新年会

金曜日は京都にて、作家のいしいしんじさんの新年会。 去年、全9回にわたって行われた ワコールさんのスタディースクール「酒はものがたる」。 その講座の日本酒の会に出させていただいたのですが、 今回はその講座で振舞われた大量のお酒の在庫一掃もかねて…

2018年総括

ハイ! 毎年恒例の総括のお時間です。 ここ数年、ラッキーなことに素敵な出会いや 思いがけない出来事が立て続けで、 ありがたいことに随分と忙しくも楽しい日々を送っておりましたが、 2018年もまさにその勢いのままに駆け抜けた一年でした。 ラインナップ…

三崎いしいしんじ祭2018

お話は年末へとさかのぼります。 現在京都在住の作家のいしいしんじさんが、 かつて住んだ三浦半島の三崎港で行っている「三崎いしいしんじ祭」が 数年ぶりに開催されるというのを知り、 しかも、原田郁子ちゃんがちょこっとだけ参加して、 いしいさんと一緒…

翻訳家・柴田元幸の朗読会『スティーヴン・ミルハウザーのリアルな幻想』

昨夜は、京都丸太町の誠光社へ。 日本における現代アメリカ文学研究の第一人者で、 文芸雑誌『MONKEY』の責任編集を務め、 売れっ子の翻訳家でもある柴田元幸さんによる朗読会です。 <訳/柴田元幸>とクレジットにあるだけで、 これはきっと面白い本に違い…

「かこさとしのひみつ展」

世界がどんな風に出来ているのか、 そして人々はどんな風に生きているのか。 その理解を手助けするために、 先に生まれて、失敗などしてきた先駆者として 僕なりにまとめた見取り図を手渡してやること。 それこそが、僕が絵本を通じて、 子供たちに伝えたい…

東京遠征

アンサンブルズ東京での遠征の事をぼちぼち。 本編は書くことが多いので後回し。 例年、リハと本番で夏に2度上京していたのだが 今回は2泊3日の通し。 自分と長女はリハのために1日早く、 追っかけ翌日に奥さんと次女、そして義母が駆けつける。 1日目…

いしいしんじの「酒はものがたる」 第3杯目 「日本酒と落語」

昨日は京都のワコールさんへ。 先日メリーゴーランドでのくまさんとの人形劇の時に、 いしいさんから、来ない?とお誘いいただいた 学びのスクールにスポット参戦してきました。 ↓ワコールスタディホール京都 毎回いしいさんが、 お酒にまつわるあれこれを話…

「くまといしいしんじと人形劇」 at メリーゴーランド京都

土曜日。 午前中は土曜参観があり小学校へ。 終わって、家族で京都へ移動。 この日は、子どもの本専門店の「メリーゴーランド」さんで行われる いしいしんじさん、くまあやこさんによる人形劇へ。 2年前のクリスマス前に誠光社さんで一度観て、 それがもとで…

『にゅうしちゃん』原画展&minchiさんサイン会

日曜日。コンクールののち、お昼ご飯を食べてから、 茶屋町の丸ジュンへ。 まるでわが家の次女をスケッチしたかのような あるある満載の絵本『いっさいはん』のminchiさんが 2冊目の『にゅうしちゃん』を出版する記念の原画展&サイン会へ。 子どもとの生活の…

ヨシダナギトークイベント「ヨシダ、梅田、蔦屋書店に立つ」

先週末の事。 愛すべき深夜番組『クレイジージャーニー』で見いだされ、 アフリカをはじめとする先住民の美を写し取ってきた ヨシダナギさんのトークショーへ行ってきました。 色彩を強く意識した写真たちもさることながら、 相手の懐へと飛び込んで、信頼関…

『火垂るの墓』 高畑勲監督

火垂(ほた)るの墓 [DVD]出版社/メーカー: ワーナー・ホーム・ビデオ発売日: 2000/12/16メディア: DVD購入: 2人 クリック: 75回この商品を含むブログ (41件) を見る 高畑勲監督の追悼で先日放映された『火垂るの墓』を観る。 小学生の頃に初めて映画館で見て…

NO MORE 広島の旅

随分時間が経ちましたが、 18きっぷ広島の旅の最終章を。 雨に沈む呉の町を後にし、 列車は広島湾をなぞりつつ、 活気あふれる広島タウンへと滑り込む。 ↓呉を離れ一路広島へ 昼過ぎには広島を離れて岐路に着かねばならないが、 それまでの数時間で観光と、 …

『この世界の片隅に』聖地巡礼

先日の呉のはなし。 『この世界の片隅に』の舞台となった呉の町を歩いて、 すずさんたちの暮らしぶりを偲ぶというのが旅のメインでしたが、 時間の関係でまずは灰ヶ峰への山登り。 (山登り記事→http://d.hatena.ne.jp/arkibito/20180115/1516008181) 下山…

『酒は人の上に人を造らず』 by 吉田類

本日発売。 酒場詩人・吉田類さんの新刊です。 旅ガラスの日々で出会った人たちとのあれこれをまとめたエッセイ。 まさに自らが推奨する酒縁文化を実践されていますね。 で。 で。 で。 な、な、なんと、この本の中に、わが家のことが登場します。 マジで〜…

2017年myベスト

総括に続いて、これまた毎年恒例のMyベスト発表。 2017年の各部門賞に参ります。 【ベストマウンテン: 子連れハイク 富士山登頂】 ●総括: http://d.hatena.ne.jp/arkibito/20170827/1503844374 ●1日目: http://d.hatena.ne.jp/arkibito/20170830/15041054…

2017年総括

ハイ! 毎年恒例の総括のお時間です。 2017年は貪欲に幅広い分野に繰り出してあれこれ楽しみました。 あとで見てもらえればわかりますが、 ざっとこれだけ、よう遊んだなと。 しかもこのリストには加えていない日常的な飲み会や、 学校行事、音楽教室の催し…

手塚治虫生誕90周年記念 『MANGA Performance W3(ワンダースリー)』

子どもの頃、演劇好きだった母親に連れられて イッセー尾形さんの一人芝居や、 白井晃さんや高泉淳子さんの遊◎機械/全自動シアター、 ”レミゼ”などを観に行っていて、 今思えば、意外と演劇の世界に通じた子供でした。 当時80年代後半〜90年代初頭にかけては…

『あしたはどっちだ』by 相原英雄監督

とあるものをどうしても体感したく、 忙殺の師走の間隙を縫って今年何度目かの東京行きを計画。 例によって、せっかく大枚はたいて上京するので、 やれることは全部やるコマンドをオンして、 あれやこれや詰め込み。 ちょうど、昼間は偶然、局所的(宮益坂周…

『京都で考えた』 by 吉田篤弘 トークショー at 恵文社一乗寺店

随分後回しになってしまいましたが10/17の火曜日。 仕事終わりで京都は一乗寺の恵文社さんへ。 自分が言葉の師匠として勝手に崇拝している人が何人かおられますが そのうちのお一人が、作家兼グラフィックデザイナーである吉田篤弘さん。 奥様の浩美さんとの…

耳すまごっこ

ワークショップを終えたのが15時。 帰りの新幹線が21:10発の便なので、 その間にもうひとつお遊びをしに行きます。 皆さんに挨拶をして宮益坂を下りて渋谷駅を目指すが、 渋谷は町全体が再開発中なので、ようわからん! 京王井の頭線にようやくたどり着き、…

レトロ印刷JAM

土曜日は、昼からレトロ印刷さんへ。 いろいろご相談と発注。 ここで作業する必要もあって半日仕事。 ええ感じになればええなあ。

帝国劇場 ミュージカル『レ・ミゼラブル』

ちょうど30年前。まだ小学生だった自分が、 よくわからないまま母親に手を連れられて、初めて観に行ったお芝居、 それが日本初演の『レ・ミゼラブル』だった。 『ああ無情』というタイトルで出ていた 子供向けの世界文学をすでに読んではいたものの お芝居が…

『全体主義の起原』 by ハンナ・アーレント

大好きな番組に、NHK教育でやっている「100分で名著」という番組がある。 25分×4回/月で、取り上げた著書を掘り下げて解説するというもので、 進行役の伊集院光さんが、専門家の解説を誰にでもわかりやすい言葉に変換したり、 示唆に富む論点や視点を提供し…

港町ポリフォニー2017

日曜日。 この週末は家族全員が体調不良で停滞気味だったのだが、 以前から予定していたイベントにお出かけ。 今年で5年目を迎える「港町ポリフォニー」という屋内型音楽会&マルシェ。 今年初めてお邪魔するのだが、今年から会場が変わって、 真新しくリニ…

パン豆 ひなのや at 誠光社

土曜日。 音楽教室の後、家族で京都へ。 わが家がそろって京都へ行くとするともう本屋さんしかありません。 この日は丸太町の誠光社さんへ。 水の豊かな愛媛は西条で、コメがもっと売れる仕組みを考えるために 7年前にUターンして始められた玉井さんのお店「…

『いっさいはん』 by minchi

育児世代に話題の絵本「いっさいはん」の原画展が、 茶屋町のマルジュンであったので、家族で観に行ってきました。 もう、あるあるが、あるあるすぎて抱腹絶倒。 しかも女の子がまるままうちの次女と瓜二つなもんでなおさら。 面白すぎました。

『大阪的』 by 江 弘毅・津村記久子

ミシマ社の人気シリーズ「コーヒーと一冊」は、 その名の通り、コーヒー一杯を味わう時間で 一冊を読み切れるサイズ感が、取り付きやすくて嬉しい本です。 今回は、作家の津村記久子さんと、 meetsの編集長だった江さんによる大阪談義。 大阪的 (コーヒーと…

IN/SECTS presents 『KITAKAGAYA FLEA 2017 spring / ASIA BOOK MARKET』

土曜日。 久々の土曜日だ。 午前中は音楽教室。今月から新しい体制になり、 クラスは3人に縮小。 そのあと、平日に入れていた個人レッスンも土曜にスイッチ。 お昼を食べたら、長女とプールへ。 自分はもう今年に入って全然泳げてなくて、 ブランクでヘロン…

ミシマ社の本屋さん

金曜日。 少しだけ仕事を切り上げて、 向かったのははたまた京都。 実はずっと行ってみたいと思いながらも、 毎週金曜日のみの営業ということで、実現が叶わなかった場所へ。 神宮丸太町駅から少し下った路地の奥にある、 ミシマ社の本屋さんです。 ↓路地の…