記憶の残滓 by arkibito

「マジメにアソブ、マジメをアソブ」をモットーに、野山を駆け、コトバを紡ぎ、歌う。

大山特急

やってきたのは伯耆大山
毎年恒例となりつつある某仕事がメインなのだが
それは別記事をそのうちアップするとして、
その空き時間を有効利用して、
日本百名山にして標高1729mの大山まで特急で。


出発したのがすでに14:00。
18:30の夜の懇親会には間に合うように下山しないといけないので
超特急ペースで山行スタート。
5合目のあたりまではむっそうとした森の中で眺望もなく、
ひたすら急な階段を詰めていく。
時間的に朝登った人たちがドドドドっと下りてくる頃で、
逆流にあらがうように登っていきます。
二合目には14:17、三合目には14:26、四合目には14:33、
五合目には14:42に通過。
個人的にはこの前半戦が一番キツイ。


↓一合目


↓二合目


↓三合目


↓四合目


↓階段地獄


↓やっと眺望がよくなってきました


中継点である六合目の避難小屋に到達したのが14:55。
ここでしばしドリンク補給。
雲が煙幕のように大山の周りを取り囲むようにしてあるが、
ユートピア方面の岩壁はくっきり。
相変わらず崩落が激しく荒々しい表情をしています。
山はにわかに色づいていますが、
紅葉の本格シーズンはもう数日あとかな。


↓六合目避難小屋


ここからは一気に眺望が開け気分も一新して登っていきます。
七合目はうっかり見逃ししてしまい、八合目通過が15:18。
九合目に差し掛かると、一気に山上の草原が広がります。


↓結構登ってきました


↓八合目


↓うっすらと下界が


↓九合目


↓雲上の草原


山頂到着が15:30ジャスト。約1時間30分の登りでした。
夕焼けをめでるにはちょっと早いが、そこまで待てない。
下界は雲に覆われていて、
10分ほど粘ってみたものの無理そうだったので
撮影を済ませて16:00に下山開始。


↓山頂とうちゃこ


↓お決まりのポーズで


↓帰るよ


↓北壁はボロボロだなあ


九合目の草原から八合目に差し掛かると、
ちょうど前方の雲がちぎれるタイミングで
眼下の博労座の賑わいや、皆生あたりの弓なりの海岸線、
そして青々と広がる日本海がちらり。
はるか沖合には隠岐の島も見えますね。
自分のなかではかつて栂海新道を歩いた記憶が
ものすごく植え付けられているので
山から見る海というシチュエーションは
とても熱く感じるものがある。
毎年この時期に大山にお呼ばれされているけど
いっつも天候に恵まれないので、今回は本当にうれしい晴れだ。


↓いざ下山


日本海


下山はとっとこと1時間弱で降り切って
モンベル前に17:00にはとうちゃこ。
トータル3時間の山行でした。


↓無事下山