記憶の残滓 by arkibito

「マジメにアソブ、マジメをアソブ」をモットーに、野山を駆け、コトバを紡ぎ、歌う。

岡山トランジット

土曜日。早朝からヤキモキ。
この日の昼から出張に出かけなければならないのだが、
午前中に二女の初めての運動会が行われるはずだった。
しかし折からの雨によって、結構か、延期か、
状況が二転三転。
結局、雨には勝てず、翌日に延期が決定。
ああ、次女の晴れ舞台を生で観たかったよう(激涙)。


しかし仕事に穴をあけるわけにはいかない。
後ろ髪引かれる思いで新幹線に飛び乗る。
夕方までに到着すればよいのでと、岡山で途中下車して、
少し寄り道。
向かったのは、城下の付近にある「pieni deux」というギャラリー。


↓おかでん


↓pieni deux


先日の港町ポリフォニーで、無理を言って時間を作ってもらって
家族の似顔絵を描いていただいた香川のイワサトミキさんが、
グループ展をちょうどされていて、
この日は在廊しているとのことだったので、
ぜひこの前のお礼ができればと思って、お邪魔しました。
ギャラリーの方も含めて快くお迎えいただきました!
ゆっくり展示もみたかったのですが、
あまり十分な時間が取れず、
バタバタと来てバタバタとさようならしてしまいました。


イワサトさんの絵は、とても黒がビビッドで効いていて、
観る側が、自由の息吹を受けて、
ウキウキしたり、軽やかになるような
とても生き生きと伸びやかさを感じるのです。
その感じはまるで、同郷・香川の大先輩にあたる猪熊源一郎さん。
瀬戸内にはそういう風土が脈々と続いているのだろうなと考えると
ナルホドなあと、一人納得してみたり。


↓イワサトミキさんと


さて、ギャラリーを後にして、次の電車までに腹ごしらえ。
岡山に来たらここを外すわけにはいきません!
ということで、食堂やまとさんへ。
ちょうど昼時で、少しだけ待ちましたが、
中華そば(中)とかつ丼(小)にありつけました。
この素朴さがええんですよねえ。
うまし。


↓食堂やまと


かつ丼(小)


↓中華そば(中)


↓岡山のマストアイテム


わずかに2時間足らずの滞在でしたが、
よき途中下車の旅でした。