記憶の残滓 by arkibito

「マジメにアソブ、マジメをアソブ」をモットーに、野山を駆け、コトバを紡ぎ、歌う。

ドッキリ大作戦ライド 詳細編

連休中日。

徳島のEMILEでおこなわれる「くらしごと市」に参加される

絵描きのイワサトさんを襲撃(笑)すべく、前日の晩に出動。

22:30に出発して、いつも通り淀川左岸を南下。

いつもなら神戸へはR2をハイウェイの如く疾走するのがセオリーなのだが、

まず淀川大橋が工事中で渡りにくいのと、

時間帯的少し早いので御幣島の交差点やら尼崎周辺の混雑を嫌って、

R43へ逃げる。

新伝法大橋~中島大橋~辰巳橋と渡って尼崎に入る。

この辺りはまだ少し大型も多く走っているが、ストレスになるほどではない。

武庫川を渡る頃には交通量もぐっと減り、走りやすくなる。

昼間の混雑ぶりを考えると、走りやすい時間帯は限られるけど、

この時間帯ならR2よりむしろR43。

摩耶から海岸通りに入り、みなとのもり公園で折れて、

第3突堤に到着が0:15。

早速フェリーの手続き。自転車込みで3090円。

昔は3000円していなかったが、

深夜便割増300円+土日祝割増300円ができたのでねえ…。

それでもこの航路は貴重な航路なので、末永く頑張ってほしいですね。

乗り込んで2Fイス席に陣取り、すぐに仮眠。

珍しく最初から最後までがっつり寝てしまいました。

 

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いつものテーマソングが流れ出し、スッキリお目覚め。

定刻通り5:15に高松東港に上陸。

一番乗りで走り出しました。 

 

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まずは腹ごしらえとばかりに、瀬戸大橋通りを疾走。 

中央大通りを南下し、県庁裏にある「さか枝」さんへ。

もはや説明不要の高松を代表する老舗のうどん屋さんですね。

香川は朝うどんとよく言いますが、

実は高松市内で5時6時台の早朝からやっているうどん屋はそう多くありません。

大抵は10時11時くらいから開店するところばかりで、

しかも土日祝が休みのお店も少なくありません。

この日は祝日でない土曜日というのをしっかりリサーチしたうえでの

「さか枝」さんでした。

同じフェリーで上陸したバイカーの人がいらして談笑しながら

かけ中いただきました。

さぬきうどんのデフォルト、王道ど真ん中がこのお店だと思います。

ごちそうさま~。

 

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さて腹ごしらえを済ませ、一路徳島へ向かいます。

花園駅のところから長尾街道に入り、ことでんと並走するようにして

南東方面へ進みます。

春日川にかかる川添橋あたりでようやく東の空が明るくなってきました。

 

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長尾街道を少し離れ、春日川沿いに南下。

高松道をくぐって、少し進み、 

さぬき東街道の角にある「うつ海うどん」さんにせっかくなので寄り道。

東讃エリアにはそもそもうどん屋さんがあまりない中、

ここも早朝6時から開いている貴重なお店。

店内はもわもわと釜ゆでの湯気が充満しておりました。

ここでは釜玉をいただきました。

旨し。

 

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すっかりお腹いっぱいとなって、いざリスタート。

そのまま県道147号を東へ進み、高田駅のところから長尾街道に復帰。

放射冷却で寒さが増す中、白い息を吐いて、まぶしい朝日に向かって進む。

寒さのせいで急にお腹が冷えたせいか、トイレに行きたくなり、

ちょうど向こう側にローソンが見えたので、大急ぎでお店へ向かおうとして

敷地に入ろうとしたら、不意に強い衝撃が来て、転倒し肩を負傷してしまう。

実は敷地と道路の間には、車が交差点をショートカットしないように

30cmくらいの白い段差が設けられてあったのだが、

トイレに急いでいたのと、朝日のまぶしさで前が見えづらかったのもあって、

全く気付かずに正面衝突してしまった。

そこまでスピードが出ていなかったとはいえ、

やはり落車は気分的にダメージがでかい。

左肩を強打し、少し腫れてしまったが、幸いにしてマシンはノーダメージ。

 

トイレを済ませてリスタート。

長尾を過ぎると少しずつ上りに差し掛かる。

みろく自然公園の辺りを過ぎて、豊田交差点から県道10号に入る。

小ピークを過ぎたら、R11まではずしゃーっとダウンヒル

左肩が痛むので、無理せず下る。

R11に入ると交通量が増す。路肩は少なめで轍も多いので少々走りづらい。

讃岐白鳥から引田まで鈍いアップダウンをこなすと、

ようやく瀬戸内の海が見えてきました。

それにしてもいい天気です。

 

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香川県にさようならを告げ、いよいよ徳島県へ突入するという目前に、

大坂峠への入り口があります。

ここでR11を離れて県道1号に入り、ヒルクライムするわけですが

ここは文字通りのつづら折れで、

クネクネと道がミルフィーユのように折り重なっていてとても楽しい道。

四国一周や瀬戸内ライドで何度か訪れている思い出深い場所だったりします。

では、ひさしぶりに!

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基本的にはこれだけ巻きに巻いているので、斜度は緩め。

反対側からいつ激走するダウンヒラーが来るかわからないので、

そこを警戒しつつえっちらおっちら登ります。

高度を上げていくにつれて引田の海岸線が視界に広がっていきます。

海を見ながらのヒルクライムはやっぱり気持ちエエです。

見下ろすと、走ってきた道が蛇のように森をうねうねとしているのが見えて

それもまた面白い。

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つづら折れ区間が終わると、そこが大坂峠で、

徳島県に突入しますが、

そこからまだもう少し緩い登り基調の道が続きます。

板野町の看板のある切通しで登りは終了し、

そこからはダウンヒル開始。

こちらもそれなりに右へ左へとカーブするので慎重に。

途中、必ず写真を撮るスポットで記念の一枚。 

 

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山岳区間を終え、そのまま県道1号を下り、高松道をくぐる。

徳島道にぶつかって、側道をトレースして行きます。

藍住町徳島市街地は吉野川が細かく枝分かれした河川がそこかしこにあり、

それらを渡るポイントが限られているのだが、

当然、限られたポイントに向かう主要な道路は車で混雑してしまうため

ポイントの近くまではできるだけ裏道を使っていく。

そうして広大な吉野川を名田橋で渡ります。

さすが別名・四国三郎と呼ばれる暴れ川、でっかいでっかい川ですな。

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そのまま走りづらい県道1号をトレース。不動橋で鮎喰川を渡り、

県道30号、JR徳島線をつっきって徳島大医学部のある蔵本にたどり着く。

そこからちょいちょいと路地を走って、徳島EMILEさんに到着。

以前まで高校だった後者を利用したカルチャースペースだそう。

ちょうど初日スタートの10時ジャスト!計算通りです。 

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まずはまずはドッキリ大作戦をと、

パンフレットを見て3Fに駆け上がります。

そうしてイワサトさんにワッ!!

まるで狐につままれたのか、幽霊でも魅了な顔で、

ワッワッと、こちらの期待通りのリアクションをいただき、

どっきり大成功!!

岡山、香川、大阪空港に続いて4連続の成功です(笑)

もはや神出鬼没のドッキリおじさんと化していますが、

すごく喜んでいただきました。

せっかくなので似顔絵も描いてい頂きましたが、

なんと今回のお客さん第1号でした。

今回は、ぬいぐるみも1点もので販売されていたので

ちとお高かったけど、娘たちのお土産に1ついただきました。

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並ばずに描いてもらったので、少しだけ時間の余裕ができたので

せっかくなので他のブースも見て回ることができました。

カレーのいい匂いにつられて、

白草社さんのココナッツレモンチキンカレーをば。 

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ということで、イワサトさんとは、

またどこかで不意にお会いしませうとご挨拶をし、

後半戦へと突入です。

つづく…