記憶の残滓 by arkibito

「マジメにアソブ、マジメをアソブ」をモットーに、野山を駆け、コトバを紡ぎ、歌う。

アンサンブルズ東京2017 上ったり降りたり 

記事、出演部分は別でまとめますが、
まずはそれ以外のものを。
なので実際の時間軸とはもろもろ前後します。
それから写真や動画は拝借ものが多数あります。(NGの場合は言ってね)


まず、アンサンブルズ東京のトップバッターとして
パレードの勢いをそのまま受け継いだのが
芳垣安洋とOrquestaNudge!Nudge!のみなさん。
このイベントでは常連ですね。
ジャズドラマーの重鎮である芳垣さんが率いる打楽器集団による
リズムアンサンブル。
非常に統率の取れたアンサンブルで、
腹の底まで響き渡るリズムの力強さに思わず圧倒されます!!


芳垣安洋とOrquestaNudge!Nudge!



しばらくかじりついて見てたのだが、
我々の本番も間近に迫っており、途中で控室に戻る。
すると、みなさんからお声をかけていただき、
一緒に写真に納まったり、ワイワイ♪
東京タワーのマスコットである「ノッポン」ともハイチーズ。
待ち時間の間にも、美雨さんチームとしての衣装に着替えをして、
ギリギリまでコーラスの練習を引き続き。


↓控室でも大人気


↓本家の方と


本番は別記事でまとめるとして、本番後は奥さんたちと合流。
下の娘のお転婆ぶりがすさまじかったらしく、
みな戦ってます!!


そのうちに南側で再びイベントがスタート。
プロジェクトFUKUSHIMA&池袋盆BANDによる演奏です。
れっきとした伝統文化、日本民俗として、
ニッポン人なら誰でも思わず自然と反応できてしまう音頭、盆踊りを、
我々の共通意識としてうまく下敷きにして作り上げられた世界観は、
まさに我々がニッポン人であるということを思い出せてくれると同時に、
本当の意味での団結や絆というものがいかなるものかということを
痛烈に訴えかけてくる。
その熱く、熱く、熱すぎるパワーと、どストレートな感情が、
けたたましく東京タワーのてっぺんまで刺激していきます。


↓池袋盆BAND



それが終わると、今度は北側ステージにて、
神秘の歌姫UAさんと、
京大学医学部付属病院の先生である稲葉敏郎さんとのワークショップが始まる。
もはやステージを下りて、広場に円陣を組んで、
静かに始まったそれは、すぐさま、なんとも神々しい空気を醸し出しました。
ゆったりと吹く風に身を任せ、
全ての緊張から解き放たれた状態から発せられる「うおあえい」の声。
「う」の音は丹田から、「お」の音はお腹(胃袋)から、
「あ」の音は心=胸から、「え」の音は喉から、
「い」の音は頭の先から響かせるという
チャクラ的発声法をベースとして繰り広げられる声の渦は、
東京タワーの持つ磁力を目に見える形(実際には耳に聞こえるだが)に
再現したかのようで、
まるで降りしきる雨のつぶてを切り裂いて、
夜空に浮かぶ厚い雲を追い払い、
宇宙のどこかから何かを呼び寄せるかのような
強い強い電波を発し続けます。
そしてその声は、一番中心の輪から、徐々に波状して、
まことの祭事へと昇華していきました。
間違いなく人間の発する声には、何かを揺り動かす力が宿っている。
そのことを今まさに確信した瞬間でした。


UAさんと稲葉俊郎さんのワークショップは神秘


↓声が共鳴する


↓音の輪がどんどん拡散してゆく!!


↓電波!電波!届け!届け!



さあ、残りはわれわれの出番を2本立て!!


↓夢のあと