記憶の残滓 by arkibito

「マジメにアソブ、マジメをアソブ」をモットーに、野山を駆け、コトバを紡ぎ、歌う。

東京港醸造

つづいてオマケ3。
渋谷から山手線でぐるっと田町まで。
そこから芝町までちょいと歩いてやってきたのは
東京港醸造」。
実は、去年100年ぶりに清酒造りを復活させた酒蔵で、
山手線の内側にある唯一の酒蔵です。


もともとは若松屋という由緒ある酒屋で、
薩摩藩の御用酒屋ということもあって
幕末期には西郷隆盛勝海舟、山岡鉄舟と偉人たちが
足を運んだといわれています。


東京港醸造


6年前からどぶろくの製造を復活させ、
2016年7月に念願の清酒製造免許を取得することができ
清酒造りにも動き出したところ。
敷地22坪 鉄筋コンクリート4階建てビル内で
徹底した温度管理の元、年間を通して酒造りを行っていて、
主力銘柄は「江戸開城」「東京」の2種類。
どちらもまだ都内にしか卸されていませんので
大阪ではまずお目にかかれないお酒です。


↓作業場


↓売り場


入ってすぐのところに販売所が設けられ
その奥に作業がありました。
訪れたときは、まだ開いていませんでしたが、
店先でスタンディングもやっている様子。
まだまだ認知されていないので、
これからどんどんPRしていきたいそうで
頑張っていただきたいですね。


雄町を使用した純米吟醸酒「東京 六本木の酒」をいただきましたが
驚くほどクリアで呑みやすいお酒でした。
どこの水を使っているんでしょう?
ある意味最も都心で造られたお酒なので、これからが楽しみです。


↓主力銘柄のラインナップ


↓おみや