奈良盆地ブツ切りコース (傍示峠&女寄峠試走)
日曜日。前日の六甲詣では足慣らしで、本日が実質、本格的なライド開始。
目的は2つ。新コースに認定された傍示峠にチャレンジと、
自分が新コースに提案中の忍阪の資料収集。
一方は枚方の交野、一方は奈良の榛原。両者全くあさっての方向ですが、
無理やりにつなげちゃえということで行って来ました。
昨日の六甲の疲れが若干残ってますね。
本当は7:00に出るつもりがあれよあれよと10:00スタート。
奈良の南が目的地なのに、なぜか第2京阪を北上・・・
北方面は雲が多く、雨が心配だが、奈良は予報では大丈夫のはず。
新コースのスタート地点付近のJR河内盤滝駅までは第2京阪でもいけるが
アップダウンが多く、どうせ上るなら清滝経由でもそう変わらないということで
清滝に寄り道。
面倒くさいので上着そのままで上がる。ここは凍結とは無縁だな。
案の定ホテル前まででオーバーヒートで6:30。
クルクル区間でもゼエハアいいながら重いギアを回し、なけなしスパートでゴール。
13:13
上では停まらず、火照っている間に裏へ下り、盤滝街道〜。下り寒っ!
JR河内盤滝駅横のポリボックスで一旦補給して、スタート地点へ移動。
で、やってきました新コース。自転車では未走ですが、
ここは学生の頃何度か上り下りしたことがある道。
今日はリュック持参なので、上着を脱いで収納し、スタートする。
スタート直後から激坂。
空き地で地鎮祭?みたいなのをはじめるところみたいで、
坊さんが車の裏からひょこっと飛び出してきたので危うく轢きかけた〜。
ちょいタイムロスしたが、まだ序盤。気を取り直して、森の奥へ。
キツイなあ、1枚緩くと思う頃には、坂が緩くなり、
よっしゃ1枚上げてペースアップと思ったら、激坂という
なんともテクニカルなコース。楽しい♪
路面の荒れ具合がなかなか厳しい感じだけど、パヴェだと思って走ります。
それよりも、ギアチェンを頻繁にしないといけないのに、
マシンが言う事を聞いてくれない・・・特に軽くする方になかなか入らない!
年末の雨ライドと、昨日のドロドロ六甲と、マシンの汚れがひどく、
おそらくチェーンオイルが切れ掛かっているのだろう。メンテしなきゃ。
と悪戦苦闘しながら、ほんのわずかだけ景色の見れることまでやってきてもう少し。
前方からローディーさんが来られたのでご挨拶。
集落に入りギアを重くしてペースアップ。
最後、勾配がきつくなる手前でいっちょペース上げてやろうと思って
勢いつけてダンシングしたら・・・チェーン外れた〜。
アンディーばりにギアを付け直して激坂やっつけてゴール。
13:17
なかなか面白いコースでした。走りこみたくなる。
上で少しだけ休憩したら、すぐに再始動。
反対へ下って、県道7号に入りひたすら南下。
R163を横断、富雄駅通過、第2阪奈をくぐって、南へ南へ。
当初の予定では、富雄川沿いに法隆寺まで行って、そこから県道14号と思っていたが
大和中央道(県道249)の方が楽かと思って、大和郡山の手前で曲がる。
あとは大通りをひたすら南下。
西名阪をくぐって、佐保川と大和川が合流する板屋ヶ瀬橋で信号待ち。
まてよ、このまま県道14を向かわなくても、
大和川は上流では初瀬川になるから、このまま遡上すれば初瀬までいけるなと判断。
川沿いをのんびりポタペースで進むことにする。
R24またぎでちょっとエスケープをしたものの、
自転車道としては整備されていないが、のんびり気楽に走れる舗装道がずっと続く。
これはいいルートを見つけたなあと走っていたが、
そういえばまだ朝飯も昼飯もまだで、2本上っていて急激に腹が減った。
どこかコンビにでもと思っても、川沿いに商店などなく・・・
といってせっかく見つけた好ルートをはずれたくないしと、ダラダラと省エネ走で、
三輪に到着。三輪周辺は初詣なのか、三輪神社に向かってどの道も一斉に大渋滞。
アムナイアムナイと念じながら、横をすり抜ける。
で、R169に入った所ですき家があったのでようやく飯にありつく。
これからアノ恐怖の忍阪の上りというのに、欲に負けてカツカレー大盛り。
一気に食べつくし、お腹は大満足だが、リバース必至なのでちょっと後悔。
リスタート後、R169を南下し近鉄線をくぐって桜井駅を横切る。
初瀬街道を東へ進んで、R165にぶつかった所でR166に入り、南進。
1kmほど進んだところ、今回の上りのスタート地転となる忍阪東交差点に到着。
新コースとして登録している忍阪(おっさか)のインプレについては別記事にて詳しく紹介予定。
この坂は関西ブルベでは、最大の難所として有名なのぼりで、
関西200kmではこの坂を越えて5kmほど榛原へ下ったところが折り返し地点となります。
全長4kmのうち中盤1.5kmが激坂。しかもその区間、全体が丸々見渡せる直線・・・
あまりの果てしなさに、かなりの精神力が必要とされます。
色々な上りを上っていますが、そのなかでも有数のハードな上り。
斜度がきついとか、長いとか、難しいとかではなくとにかくハード。
純粋なコースレベルとしては十三峠くらいでしょうか。
ポイントはこの長くてツライ激坂を乗り切ってから、
ゴール地点までの区間でどれだけもうひとがんばりできるかどうかですね。
インプレ記事でも触れますが、ここはゴール地点をどうするか迷ってます。
峠としてはR166の旧道ピークとなり、そこをゴールとするなら名称は女寄峠に変更ですが、
最後の分岐のところで左折して県道198号のピークをゴールとすれば、
ブルベコースに合致するので、コースの需要としてはこっちがいいのか。
その場合、ピークに名称がないのでスタート地点の忍阪(おっさか)をコース名に。
タイムは一応女寄峠までで18:45。県道198ピークとの差は1分30秒ほどでした。
今日もこってり絞られました〜。
↓R166の旧道ピーク(女寄峠)
ひとしきり写真を撮ったら、今度はダウンヒル。
激坂のしかもロング直線なので出るわ出るわ。そのまま桜井まで戻ってくる。
来た道をそのまま帰っても面白くないのでどうしよう。
R25で王寺〜柏原区間は走りたくないので、どのみち山越えをもう一回しないといけない。
一番最初の予定では、明日香〜御所と南へ寄り道して水越峠で帰ろうと思っていたが
家を出た時間が大幅に遅れたのでもう無理。
竹内峠、信貴山、あるいは裏十三のどれかで帰ることにして、とりあえず西に向かうことに。
ちなみに裏暗峠でもいいが、大阪側には下りたくない!
とりあえず初瀬街道の旧道が続くだけいってみようと、二上山を正面に見ながら西進。
香久山〜耳成山〜大和八木と進み、なんか走ったことあるなあと思い出したら、
右手に大和高田の電波塔が見え、いつのまにかR166の竹ノ内街道に入ってた。
當麻支庁前のファミマで休憩後、久々の竹内峠。休憩で体が冷え、
暮れてきていることもあって上着そのまま横着して上る。
池を通過するまではいい感じだったが、そっからの直線は疲れきっててアウト。
10:52
そこから停まらずに下る。道の駅のところで右折し、南河内グリーンロードに入る。
アップダウンもそこそこあって、なかなか心地の良いワインディングロード。
そこから河内国分〜柏原と来て、大和川CRに入った頃には日没。
暗くなるのはいいが、ここにきて突然の暴風向かい風。なんじゃこら。
シャレにならない向かい風で、進行方向が川の蛇行で変わるところは
横から思いっきり煽られて何度も怖い思い。漕いでも漕いでも2ケタキープがやっと。
本日一番疲れた。
行基大橋までなんとかたどり着いて、県道26号に入り町中を北上すると風がなくなり一安心。
あとはダラダラと疎開道路を北上して帰宅。
たかだか140kmなのにどうも疲れた。こんな体たらくじゃブルベどうなることやら。
走行距離:139.83km
獲得標高:1103m
TOTAL:231.33km