記憶の残滓 by arkibito

「マジメにアソブ、マジメをアソブ」をモットーに、野山を駆け、コトバを紡ぎ、歌う。

カツオとマイシマ

日曜日。先週の長距離取材の疲労が全く抜けず、金土とモヌケノカラ。
日曜日も雨の予報だし、遅くまで寝るつもりだったが、
梅雨時期にわずかの晴れ間を逃すと、次いつ乗れるかわからない。
目標もなく、モチベーションを失いつつある今、
どんどんロードの世界から遠ざかって戻れなくなってしまいそう。
ちょっとカツを入れるため、雨が降る前に帰れる距離にある勝尾寺に向かう。


9:00に出動。一応ぱしゃ君にTELしてみるが、朝まで飲んでたらしく無理。
長柄橋からかすかながら六甲の山並みが見えるので、午前中は雨が降らないと判断。
いつものルートで北上するが、体が重くキレがない。
平坦でもただペダルを回すのがツライ。千里丘の上りでさえ苦しい。
仕事の疲れの一時的なものなのか、それともスタミナが落ちているのか。
ちょっと焦る。
南千里のところでご夫婦のローディーさんをパス。
そのあとも梅雨の間隙を縫って出動しているローディーさん多数。
外院のサークルKでドリンク休憩ご、西田橋からTTスタート。


平坦能力が上がっているので、序盤からアウターで進むつもりだったが、
調子が悪くて足が重いのと、向かい風が結構あったので
今日は無理せずにインナーにしておく。
回転で勝負で、21、2kmくらいで進む。
ポンプ場のところで斜度が少し上がりダンシング。
ホイールのきしみ音が非常に不快で、後輪がついて来ない。
途中で足付きをしている人たちをパスして進むが、
向かい風がきつくて自分ももう足付きたい気分。
三叉路の一つ手前のヘアピンカーブのところでバス渋滞に挟まり、ペースダウン&タイムロス。
三叉路を8:54で通過。
ちょうど通過した時に泉原方面から降りてきたNAKAGAWA乗りの方と並走になり、
エンジン再点火して、ペースをあげる。
最後の最後はもう出しつくして、ゴール。
13:38。
自己ベストを記憶してなかったのだが、帰ったら更新してた。
しかし今日はものすごく疲れてしまった。
問題はいつもならここから妙見山とか、あと2つ3つTTして帰ろうとなるのだが
今日はこの1本だけでもう限界。
高山へ向かうことさえ考えることができないほど、疲労がすさまじく、
すぐに下山してしまった。
故障で離れた間に失った体力は思いのほか大きいのかもしれない。
少なくとも今は、1日100km走れる自信がないし、ヒルクラも連続で上れない…
これは今までの自分には全くなかったこと。
正直焦りばかり感じるが、少しずつ戻していくしかない。
下りきってから1本しか上れなかったことが非常にショックで、ただ茫然と走る。


疲労感で重くなって、回せないままトボトボと帰りながら、
これじゃいかんと思って、せめてもう少し走ろうと気を持ち直す。
緑地公園から天竺川に入ってしばらくして、一応ぱしゃ君にもう一回電話してみる。
さっきよりは起きていたので、30分くらいでそっちに行くからと告げる。
で11:30に着いてみると、起きていはいるものの完全んいグロッキー状態。
それでも走りに行くと言ってくれたので、早々に出る。
最初は清滝からけいはんなでもと思ったが、予想以上に雨は早く来そうだったので
結局、定番の舞洲に向かうことに。
朝から何も口にしていなかったので、途中のマクドでブランチ。
リスタート直後から、ポツポツとくるが、とりあえず舞洲へ向かう。
向かい風がハンパない。
最初坂を上りきったところで、ぱしゃ君が右手の広場でドリフトイベントを見たいというので
しばらく見る。
それから重い腰をあげて、3周各々のペースでということで。
上りのところが向かい風で、32〜35kmくらい。下りは42,3kmくらいで走行。
もう3周で2人ともヘロヘロで、再びドリフトを見ながら休憩していると、
徐々に雨脚が強くなってきたので退散。
結局R43から本格的に降ってきて、びしょびしょになってしまった。


ブランクによる体力低下を一番感じるのは帰宅後の疲労感。
たかだか80km程度しか走ってないという頭での感覚とは裏腹に
まるでロードに乗りたての頃のようにズシンと重い。
よくよく考えれば、去年は月イチで六甲に必ず上ったうえで
毎月700km走っていたわけで、練習量は相当落ちているのだから
仕方がないといえば仕方がない。
もうひとつの原因は体重?
困ったことに食べる量だけは増えたままなので、
現在体重は63〜65kg。自分は大体58〜62kgでずっと来てたから
少し重いのかもしれない。
かといって食事制限してまで速くなりたいとは思わないけど。
とにかく走ることが一番。
ボチボチ、ゆっくりでいいからロング走ってみよう。


走行距離:80.43km
TOTAL:2327.77km