記憶の残滓 by arkibito

「マジメにアソブ、マジメをアソブ」をモットーに、野山を駆け、コトバを紡ぎ、歌う。

試運転 舞洲6周&夢洲11周

昨日意を決して夜練に出た。
今患っているのが、スカっと治るようなものではなくて、
いつの間にか治ってた口のものらしく、正直治りどころがわからん。
仕事が多忙な時は症状があるけど、それもこのせいかはわからないし、
実はほぼ治ってるのかもしれないし、逆に悪くなってるかもしれない。
怖さは確かにあるが、そんなこんなで先が見えない状態がいつまでも続くのは困る。
もうそろそろロードの世界に復帰しようと思っているのでやってみるしかない。
無理はできないが、痛み出したらすぐにやめて、またしばらく乗らなければいい話。
とにかくやってみよう。


今日はぱしゃ君はオーバーホール中なので、お一人様。
他の人がいるとついはしゃいで無理してしまうので、まずは1人で試運転。
今年初の夏レーパンに、指きりグローブを装着して20:00に出動。
とりあえず試運転なので山はやめて、舞洲に向かう。
R43のところからの此花通では、何人かのローディーさんが同じ方向へ進んでいく。
中にはまるで存在していないかのように赤信号をスルーする阿呆がおる。
ああゆうのはいっぺん事故に遭って痛い目みたらええねん。
今日は天気の変わり目なのか、海からのものすごい向かい風。
上陸前から戦々恐々。


上陸して小ループに入るやいなや、5人程度のトレインに混ざってしまう。
上り区間での向かい風が強く、30kmペースしか出ない。
下りで40kmくらい出して、トレインをパスし、一旦信号で停車。
5周軽めのトライアルに入る。1周3:30くらいのペース。
合計したら20人くらいはグルグルと回っている様子だが、
今日はバトるためではなく調整なので、できるだけ固まっていない所を見計らって走る。
それにしても、どいつもこいつも赤信号でも全く無視でクルクル周回していて
自分はタイム計測中でも停止するのだが、
そのたびに後ろから突っ込まれそうで何度もヒヤヒヤする。
なんで、赤信号の交差点をギリギリインまで攻めるねん。
駐車の車や走ってるトラックに怖いとぼやく前に、まずお前の襟を正せや。
Share the roadというが、それは歩行者や車に対してだけでなくて、
自分たちローディーにも求められてることなのに。
一般の人から見たら、あれでは暴走族やドリフト族となんら変わらない。
舞洲は本当にマナーが悪い。ああいう連中と一緒にしてほしくない。
本当は10周するつもりだったが、そういう事情もあって非常に萎えたので離脱し、
夢洲へ向かう。


スタート地点で一旦うちに電話を入れていると、
同じチームジャージを来た女子1人男子2人の3人組が通過していった。
彼らがメインストレートの先を曲がって見えなくなったくらいにTTスタート。
5周してみて、行けるようなら10周。
まずは、さっき通過していった3人組に追いつくべく飛ばす。
メインストレートの向かい風が厳しいが、姿勢をできるだけ低く保ちながら33km。
風が強くてこれが精一杯。
本線合流後、トンネルのところのわずかの上り。ここは回さなくても40km出る。
が、ヘアピンを回った所から再び暴風域に突入。
33kmでこらえて、裏ストレート突入。
ここも向かい風がきついが、信号付近に前方に3つのテールランプが見えたので
加速して38kmペースでぐんぐん追い上げる。
橋脚のところで後ろにつき、最終コーナーの上りで一気に抜きさる。
1周目のタイムは6:18。この強風の中では悪くないペース。
そのまま2周目6:30、3周目に信号に引っかかりタイムロス。
4周目に入ってトンネル手前で再び3人組をパスして、5周目突入。
またも赤信号でスパートの出鼻をくじかれるが、
最終コーナー立ち上がりから下ハンダンシングして5周で34:33。


この時点で疲労困憊だったが、TT続行。
岡山では5周30分でだいたい交代していたので、
ここからがようやく強くなるためのトレーニング開始となる。
それにしても時間を追うにつれ風が厳しくなってくる。
特に裏ストレートでのペースを維持するのが厳しい。
7周目突入時に、ゴール地点でさっきの3人組がライドを終えて車のところで休憩しているようだ。
これくらいからはがくんとペースが落ちてしまう。信号待ちもあいなって1周7分後半ペース。
1人だとなかなかモチベーションがもたないが、あと3周我慢!
さっきの3人組も島を離れたようで、孤独なランが続く。
9周目には、メインストレートでぎりぎり30km台を維持するのがいっぱいいっぱいの状況。
裏も35kmでない。それでも最終周は気合を入れなおして、がんばる。
10周目72:53でした。
もう1周クールダウンで走って、日付変わる直前に帰宅。


岡山から2週間ノーライドだったので、衰えているかなと思ったが、
逆に前より微増ながらパワーアップしているようだった。
山歩きのおかげで心肺は前よりも疲労がなし、脚も重いギアを回せたのでよかった。
ただ1点だけ、引き足を使う部分はさすがに山歩きでは使わないので、
その部分が前のように戻ればさらにいいかもしれない。
ただこれは平坦での走りについてであって、ヒルクラは落ちているかもしれないなあ。



走行距離: 80.36km
TOTAL: 2172.9km