記憶の残滓 by arkibito

「マジメにアソブ、マジメをアソブ」をモットーに、野山を駆け、コトバを紡ぎ、歌う。

酒場探訪記 NO.6の衝撃

最近メイン記事になりつつある(?)酒場探訪記でござい。


まずは駅前ビルの「徳田酒店」。
駅前ビルで日曜日に開いている立ち飲み屋はそんなにありませぬ。
さすがに休みの日はスペースも余裕でまったりできます。
まずは生中で名物のミックスホルモンをつつく。
やはり焼きですヨ、焼き。
それからジャンボなハムカツをハムハムしながら、チューハイも大き目サイズで。
プハァ〜♪シアワセ。
アテがうまいと酒も進みますなあ。ごちそうさん


↓徳田酒店


↓たちまち生中+ミックスホルモン


↓チューハイライム大きめ+ハムカツ


↓和風タンカレー


お次はわが心のオアシス、中津の「おおにし」さんです。
もうここではビールなんぞは呑みませぬ。
1杯目からお酒から行かねば間に合いませぬ。
20代の頃はスモーキーなシングルモルト一辺倒だったのが、
いつのまにやら日本酒にどっぷりハマリ気味です。
ニッポン人ナラ米ヤロ〜。
仕事柄、土地土地の地酒に触れる機会があり、
美味しさとか味の違いとか分かってくるようになってくるとやはり面白いですな。
ここはいろいろな銘柄がびっしりそろっていて
店内に壁中に張られたラベルを眺めるだけでも興奮モノ。
まずは手堅く、丹波の酒「小鼓」で、おでんをつつく。
定番のアテだが、おでんはどこのより、
おおにしさんトコのが一番味がしゅんでてウマイ!これ間違いない!


↓銘酒ぞろい


丹波の酒、小鼓(純米吟醸)+おでん


続きましては、前々から気になっていた新政の6(シックス R-type)をいただきます。
もうね、今までで最高のお酒に出会ってしまいました。
何?このウマさ?完全別格のおいしさ。
キ〜ンと喉にうれしい冷蔵具合で、
最大限に引き出されたコメ本来の甘みがほんのりフルーティー
それがスワ〜っと一気に駆け抜けて消えていく。
なんというか日本酒というより、上等のシャンパンというか。
いやはやスゲー酒だわ。
この「6」の意味は、酒を造るときに欠かせない酵母「六号酵母」の意味で、
この酵母は日本で現存する最古の酵母らしい。
新政酒造さんはその発祥の蔵元だそうで。
このお酒は全国で厳選された48店にしか卸していないらしく、
それが中津で呑めるなんてのはもう、ありがたいめぐり合わせです。


↓続いて「新政 NO.6 特別純米」(秋田)


「6」ときたら、「9」もいっときましょう!(下ネタじゃないよ)
こちらは同じ蔵元ではなく、岡山は真庭の御前酒蔵元辻本店さんのお酒。
こちらはどかーんとハードな辛口で男気を感じる酒です。
ならばと、おおにしさん名物のコマネチでこちらも男気を!(下ネタじゃないって)
ってなところでお後がよろしいようで。


↓続いて「9」(真庭)とコマネチ


で、昨日帰宅するとなんと!


↓「新政 NO.6(S-type)」


ええ?どしたん?どしたん?
とびっくりしていると、奥さんからのプレゼントでした。
「おおにし」さんで呑んだ6番が美味しくて美味しくてと話していたのを聞いて、
奥さんがこの日休みだったのでわざわざ「おおにし」さんに買いに行ってくれたのです。
おお、なんと!
ありがたや〜ありがたや〜。素晴らしい奥さんをもった自分はほんとシアワセ者です。
「いいとも」のグランドフィナーレを見つつ、美味しくいただきました。