記憶の残滓 by arkibito

「マジメにアソブ、マジメをアソブ」をモットーに、野山を駆け、コトバを紡ぎ、歌う。

ばーがーチャンピョン決定戦

この週末はお仕事で伯耆国に出張。
今回はちょっと結構、特殊任務。
色々巡り巡って、某グルメイベントの特別審査員をつとめることになり、
まずはその開催地の地区予選会に出席するのだ!(ちなみに本選は10月)


土曜日。娘の集団登校を見届けて新大阪へ向かい、そこから岡山まで。
岡山からは特急や雲に乗り換えてローカル風情プンプンの伯備線
昼ごろに米子に到着し、そこから鈍行で数駅戻った岸本駅というところで下車。
そこからは足がないので、歩いて会場まで小1時間ほど。
歩いて腹の準備をしておかねば。


岸本駅


そうして予定の1時間ほど前に会場に到着。
会場は、植田正治写真美術館の前だったので、時間がまだあるので見学。
鳥取砂丘を舞台にしたアーティスティックで独創的な写真が有名です。
その素朴で極めてシンプルな構図の中に、耽美さを感じさせる、
大好きな写真家のひとりです。
到着してすぐに雨が結構本格的に降り出してきたので、
しばらく館内で作品を鑑賞しました。


植田正治写真美術館




↓あいにくの曇り空


↓ようやく大山が姿を現す


時間となり、会場の本部テントへ。
主催者のKさん(地方創世の先鋒のアツイ方です!)にご挨拶をして、
会場から少し離れた建物に設置された審査ルームへ。
そこでほかの特別審査員の方(○スバーガーの人とか)、
一般公募された審査員の方に交じって審査します。
このイベントはもちろんグルメとしてのクオリティもそうなのですが、
グルメを通じた地元の取り組みだったり、
イベント後の観光・商業的な継続までも含めた部分というのも大事で、
イベント単発で終わるのではなく、
地域の発展・貢献⇒地方創世という観点での内容も含めて評価していきます。
まずは出店団体からのPRビデオを見て、それから実食をし、採点。
それを10分単位でこなしながら、約3時間かけて計14個のバーガーを審査するという
意外とハードなスケジュールをこなしていかねばなりません。
まずはそれだけの量を食べるというのが大変で、
続いて限られた時間で味を吟味し、資料を見て取り組みをチェックし、
これが意外となかなか大変。
それでも出展者は相当な思いで臨んできているし、
自分たちの審査次第で本選進出か落選ということが決まるので、
こちらも当然真剣に挑まねばなりません。
まさにヤラセなしで、各項目1点単位でつけさせてもらいました!


↓とっとりバーガーフェスタ


ひとえにバーガーといっても、バンズからパテからソースまで、
各団体さんで発想も着眼点も全然違っていておもしろい。
ひたすら味にこだわって改良を続けているところもあれば、
地域の人たちを巻き込んで盛り上げているところもあり興味は尽きません。
普通に生活していて1日に14種類ものバーガーを一度に食べ比べるなんて言うのは
まあそんなにあることじゃないので、とても面白い経験でした。
(昔遊びで、一度にビッグマック10個食べたことはあります)
とりあえず数が多いので、写真だけざっと掲載。



16時から19時まで、ひたすらバーガーを食べ続けて、
審査終了時にはもちろんパンッパンです。
でもどれもものすごくクオリティが高くてびっくりしました。
オーラス結果発表までしっかり見届けて、
帰りはスタッフの方に米子駅までお送りいただきました。
また10月、今度は全国の猛者たちが暑き戦いを繰り広げるということで
今から楽しみ♪


↓フィナーレまで熱気ムンムン


↓ライトアップ


↓結果発表